リーダーの菊さんが昔女性ミュージシャンの情報を求めていたので(今もだけど)、BLOGにいいかげんな書き込みをしたことがある。その後のドキドキシェイクも見なきゃと思っていはいたのだがなぜか都合がつかなくて、今回を逃すとしばらくはライブはないということで、改めてメールを出して参戦と相成った。
 出演は、11-A.REPUBLIC/ドキドキシェイク/alloe/ヒューマンロスト。結構強力な面子(ワンマンクラス?)のようではある。
 最初がヒューマンロストだったと思う。なかなかドラムも派手で強力なバンドなんだけど、いいのか悪いのか(笑)。ベースは女性らしくピッキングが柔らかくていいね。力強いばかりが能じゃない。
 このクラスだとさすがに演奏も楽曲もいいのがある。またこのクラスであればかなりキツイことを書いても許されるだろう(ご存知の通り、当コラムではプロだとむしろボロクソです)。俺の感じでは、正直、音楽にコンセントレートし切れてないバンドに思えた。ファッション的? まあそういうのもありだとは思うけどね。あと、なんでワイヤレス使ってんの? でも急遽出場が決まった割には客も来てて感心した。
 alloeはあんまり印象に残ってない。ドラムがクリック聞いてたようだけど、打ち込みあったっけかなあ? 関係ないけど、ドラムが弱いバンドは全曲クリック聞きながらやってみるってのもアリじゃないだろうか、なんて思った。
 11-A.REPUBLICはトリ。ほんの少ししか聞いてなかったけど、楽しげでいいバンドだったような気がする。
 
 週に何日か、とある技術系の財団の事務局に出向いてるんですが、信頼していた上司がクビになっちゃいまして、おまけに必要もないのに中国に無理やり行かされることになって、すっかりやる気をなくしている家所です。「いろいろ片付けなきゃならないものがある」とか適当に理由をつけて、中国出張の前後2週間以上サボりまくりですよウヒヒ。

 ということで、毎日が日曜日状態でこれでもかっていうくらいヒマでヒマで、しょうがなく高校軽音の県大会を見てきました。娘さんに知れたらまた「お前そんなもん見に行ってのかよ!馬鹿じゃねえの?」って稲妻折檻されそうですが、とにかく以下簡単にコメントです。これは初めてメモ頼りです。

へなちょこ信号→ドラムが強力になってるのは3/5に書いた通り。衣装をそろえるやる気と準備の点で勝負あった感も。ギターの人はもっと楽しそうに弾けばいいのに。ミスるとなんとも嫌そうな顔をするのを見ますよ。
Artemis→なんで東海大相模ってこういうタイプが多いの?
LAZY guns BRISKY→いいね。ギターの人もっとはじけよう。
THE remote control→ライブハウスには結構出てるようで、名前は何度も見かけたことがある。しかし、なんかちょっと違う方向に行ってる感じがする。創意工夫はあるバンドなので、原点をもう一度見直してみたらどうかな。
ジャイアンとパンダ→メモによるとドラムが悪くないと書いてありますが覚えてません。
ももぐみさん→ベース、アンソニージャクソンのような超絶フレーズ(しかも実際はそれほど難しくないものを)を時折り混ぜると面白いんじゃないかな。
サブリナ→やっぱ弾き姿や音は先輩に似るもんなんだね。自分でそれを意識する必要はあると思う。
Ruseal→メモによると、曲はサビの部分が気に入った、そうです。
金子真由美→ギターは基本的に曲にマッチしている感じでいいが、腕利きに任せた方がよさそうではあります。
FORCE in COMMUNITY→楽曲を絶賛してる人がいましたが、私にはピンと来ませんでした。というかあんまりよく聞いてなかったかも。
Venzo→聴いてませんでした。
Cherry Bug→経験浅い割には曲になってました。リズムセクションはみどころあると思います。
おすぎとペリー→曲はなかなかよかったんじゃないでしょうか。
Stila→曲はいいと思いましたが、演奏はこのバンドにしてはむしろ不調でしょう。
FEED→ベースいいすね。
☆m7、NONSMOKER、ORANGE→聴いてませんでした。
OUT BURST→あんまりよく聞いてませんでしたが、私にはよくわかりませんでした。
アリスとテレスん♪→顧問の先生、ああいうドラムをいきなり持ち出して来るのは反則ですよ(笑)。

はい、お疲れ様でした。
 

偉業達成?

2006年7月31日
ついにほとんど現実に追いつきました。(でも8月が結構めんどくさいんでまだ安心できませんが)
旧日記の読者ならご存知と思いますが、かつてBLOGなんて言葉が日本ではまだなかった時代、日本で初めての「WEB上の日記評論家」を宣言したのが2002年3月でした。(同時に、「文庫版あとがき/解説評論家」も)
以来、商売柄、膨大な数の日記/BLOGを読んでまいりました。ここで強調したいのは、大きく遅れた日記をリカバーしようとした人はたくさんいましたが、成功した例を見たことがないということです。
つまり、ここに私は日本では初めて1年以上という遅れを取り戻した最初の男になりますた!!!(たぶん世界では大勢いるでしょう)
まあジャンルを限らせていただいたのでズルいといえばズルいですが、とにかく勝てば官軍、蛙の面にションベンであります。

でも、ここまで新たに100以上の日記を書きました。ライブレポについては、日付と出演者はWEB上のどこかにアップされてる記録に頼りましたが、内容に関してはメモなどはいっさいなく、すべて記憶だけで書いたものです。これってすごくない???

てなことで、また明日から8月分を油断せずアップし、早めに本当に追いつきたいと思います。そうなった暁には、毎日更新は無理ですが、内容はむしろ日常ネタが多くなるものと思われます。これまでつまんない日記で申し訳なかったです。
また、コメントや秘密日記、メールなどを頂くと私もむしろ困る感じだったのですが、これからはちゃんとレスしますので、ぜひともお願いしたいです。
 
のは皆さんもご存知と思われます。
結構環境もよくて日記更新に専念することができました。(何のために行ったんでしょうかね?)
しかし相変わらずトイレ事情はよくなくて勘弁して欲しいです。私のように年中下痢気味の人には致命的ですよ。それでも前よりはずっといいらしいですが。

中国からアップした中でリアルタイム気味のものは、この7月下旬の適当な日付にところに移動する予定です。
 
 6月下旬は急にスペインに行くことになったのに続き、帰ってきてみたら、7月後半は中国に行くことになってますた。
 しかも今回は、至れり尽くせりのガイドつきプレスツアーとはワケが違い、猛暑の中国内陸部のおんぼろ工場に放り込まれ、また寝泊りはタコ部屋らしいです。スペインから帰ってきてから下痢が止まらないのに、不衛生な中国から無事生きて帰って来れるか、非常に心配であります。

 ということで、入れるライブの予定もなく、どうしようか考えていたら、9日に武井さんが小田原で路上をやってるという情報が入りました。しかも夕方までたまたま江ノ島にいましたので、足を運んでみることに。一回くらいは路上見てみたいですしね。(しかし江ノ島から意外と遠くて参りました)
 時間自体は結構短かったですけど、何曲もやっててよかったです。知らないけどいい曲があって、あとで聞いたらグレープバインでした。
 路上でもTACOMAを使って座ってやってるのは意外でしたが、それにしても落ち着いたもので風格や貫禄がありました。
 昨年の夏から彼女は見てるものの、これまで私の方が結構バタバタしててゆっくり話したことは一度もなかったんですが、この日はちょっと話せましたかね。
 
 よくわかりませんが、スペインから帰ってきてから私はちょっと変わったような気がします。これは(娘さんを含め)3人の方に話したことがあります。
 まあ異国の地でいろんなものを見て、どうしてこうなってるんだろう、みたいにちょっと考えましたかね。その結果、日本に帰ってきても、日本も異国のひとつ、つまり「数多くある国のひとつ」みたいな捉え方をしてるような感じです。冷静といえば冷静ですが、ある意味ちょっと無責任お気楽になってるかも。
 これがもっと嵩じると、老後はどの国が暮らしやすいかなあなんて考える人もいそうな感じです。もっとも私は日本から離れる気は毛頭ありませんけど。
 あと、昔プロジェクトで一緒だった何人かの人に会いました。そして日本に帰ってきてからも昔の尊敬する親分に電話取材する必要があり、久々に話しました。
 そういったこと自体、これまで数年間ずっと避けていたわけで、何かの外力を感じましたよ(笑)。

PS
 バレンシアはあんまりいい街じゃありませんでした。フランスの各地にも何カ月かいたことがありますが、基本的にあのへんの中堅都市は好きじゃないですね。特にスペインは犬の糞だらけです(笑)。
 大規模商業施設は今やどこの国でも同じです。しかし路地をうろうろしてまして、映画に出てくるような石造りのアパートや鷲鼻のおじいさんが椅子に座ってたりとかを見ました。まあ同じものは昔も見たわけですが、考えることは違いますねやっぱり。
 
 BMWの招待による、とあるスポーツイベントのプレスツアーでした。
 ビジネスクラスで添乗員やガイドさんも付いているという、普段の私としては考えられないもので、逆にびびりました。しかも、チケットはノーマル!!! 「ノーマルなんて久しく見たことがない」と添乗員の方も言ってました。
 メンバーは雑誌の編集、ライター、カメラマンという海外出張には百戦錬磨の連中でしたので、添乗員さんは楽そうでしたね。

 ところで夜は単身ライブハウスを探して行こうとしてたんですが、時間とか足とかいろいろありまして断念しました。来年もたぶん行くことになるのでそのときにまた。ただ、とある大きなクラブにハイビスカスのCDは置いてきました。
 音楽関係では、ホテルのロビーで夜は毎日若者のジャズのトリオが演奏してたり、路地というかスーパーの出口に中年や老年のアコーディオン弾きがいたり。楽器屋には日本の楽器も多く、まあ石橋楽器あたりと変わりませんでした。
 あと、数日後にローマ法王が来て何か説教することになってまして、それを聞くと罪が許されるとかの話で、無茶苦茶な人数がヨーロッパ中から集まってくると予想され、街中PA機材(あの武道館とかにぶら下がってるトーンゾイレ型のスピーカーがそこらじゅうに)と仮設トイレで埋め尽くされてました。
 大きな教会に入ってPAなども見てたんですが、結構貧弱でした。もともとなくても出来てるはずのものですからね。しかし、普通にゴヤとかの絵がいくつもかかってるのはさすがにすごいです。
 
PS
 あと、バレンシア発祥のパエリア食いました!! ライスは意外とパリパリはしてなかったです(もちろんいろんな種類があります)。なんか味が深くてね。すごくうまかったです。
 
 この日は宇塚弘氏、消しゴムとの対バン(っていうの?)。
 宇塚さんは結構気に入りました! この人は面白い!! 何曲も聞くと飽きそうだけど(笑)
 消しゴムについては、まあ世の中にはいろんな考え方があると思うんだけど、要するに純粋に自分らの楽しみでやる音楽ももちろんありだよねってことですね。
 あえてつらつらと書いてみますと、ごく一般的なライブハウスでやる場合には、ノルマがあるから何やっても勝手といえば勝手でしょう。客の方ではお目当てのバンド以外は聞きたくなけりゃ出るか聞いてなきゃいいし(そもそもそれまで入らなければいい)。しかしこの箱はねえ・・・。内輪限定で客集めるならやっぱ何の問題もないと思うんだけど、そうではないからねえ・・・。
 歯切れが悪いけど何を言いたいかお分かりですかね? つまり、私としては武井さんを聞きにたとえごく小額といえどもお金(と時間)を払って来てるわけでして、それが対バンを見ることになった時、たとえば宇塚さんのような何かがあれば全然問題ないわけですよ。むしろ歓迎です。
 しかし、たとえばの話ですが、自己満足の素人芸が出てきたとき、ああいう箱では逃げようがないわ、お目当てとか他の出演者の時間は削られるわで、踏んだり蹴ったり気味です。人によっては「俺の金と時間を返せ」と思う人もいるのではないでしょうか。金額の多寡の問題ではなくてね。
 もちろん消しゴムはそうではありませんよ。ちゃんと人に聞かせるレベルに達してますし、聞いてて楽しいし、私は別にそうは思いませんでした。しかし、路線的にはそういうものとつながるものがあるってことを指摘しておきたいだけの話です。誤解なきよう。
 やっぱり私は(新しいものを)本気でやってる人のを見たいですね。それもスペシャルな。

 武井さんは、この日は何か変な感じだったんですよ(笑)。もちろん1曲1曲はちゃんとやってくれましたが、全体的に少し集中力に欠けたというか。話も上の空的な感じがあってちょっと珍しかったです。でもティーンズで使うことになるかもしれない(実際に使った)曲は素晴らしいもので、また成長を感じました。
 
PS
 もともとこの前日の国府津で行われた寺ライブってのに行こうとしてたんですが(ちょうど東名を帰ってきてた関係もあって。しかし道に迷って大遅刻)、なぜか出番がなくなってたので、頭来て無理やり参戦したものです。
 
 二月ぶりに近いハイビスカスのライブ。前にFrom-03企画で対バンだった満福に呼ばれたもので、出演は、満福/AIR BEAT(京都)/ザ・サイレンズ(京都)/シケモク/Chuliplity/ハイビスカス。
 シケモクはわりと普通系?の歌モノだったかなあ。いい曲もあったようななかったような?
 京都からの2つのバンドは確かに少しは強力だったような気もするが、あんまり印象に残ってない。
 Chuliplityは結構名前の売れてるバンドらしいんだけど、俺はこういうのダメ。
 満福は演奏は相変わらずで、ドラムは結構いい感じだった? これくらいの長さのライブなら大丈夫だけど、もっと長いと飽きちゃいそうで、このへんが課題かな。沖縄系は昔細野晴臣がやったくらいの音楽性の幅がないと1時間以上は持たないと思う。MCは面白かった。
 ハイビスカスはトップに登場。昔のように30分で9曲とかやってた。新曲が2曲くらいあったのかな? いい曲だったと思う。まあちょっとバタバタした感じのライブだったけど面白かった。めぐる君は「金を取れるようなしろもんじゃありません」と言ってたけど。
 
 ハイビスカスがライブをあんまりやらなくなって、その分武井さんのしか行くのがなくなっちゃったよ! ってことで3年ほど前よく通った西荻へ。
 確かいいパフォーマンスだったはずで、何か褒めたらしいんだけど、すいません、何だったかさっぱり覚えてません。
 あと、武井さんがこのタイミングで足踏みの件を日記に書いてましたが、ちょうど私も脚を組んだ方が弾き姿がいいんじゃないかと思ってたところでした。もちろん足踏みにはまた別の意味があるようですけど。
 また少しばかり前のことになりますが、温度のギターのバージョンが変わりまして、その後も何回か聴いてああこの方がいいよねえと思ったりしました。
 あとあのTACOMA、ストラップつけちゃまずいんでしょうかね。せっかくのラインアウトがあるので立って動きながら弾ければいろいろメリットありそうな気がします。

PS
 この日はBaby’s Snoreが出てまして、それに関しては2005/8/16にちょっと書いてあります。
 
 やっぱ前のハイビスカスの話について説明しといた方がいいだろう。
 まず、腕組んでじっと見てる件については、2005/6/12に少し書いてある。
 次にトランプを断った件は、やっぱり断り方ひとつだろう。俺も間違いなく断るけど断り方は違う。腹の中では「そんなもんやるもんかよ」と思ってるけど、笑いながら何か適当な冗談っぽい理由をつけて柔らかく断るよね。ノー、バットサンクスみたいな。それをできないのかあえてしないのか、まあどっちだっていいじゃん!(書いてうるちに路線変更しますた) むしろ変に気を使うようなのになって欲しくないよ。
 あと、リーダーのめぐる君はあの中ではいじられキャラですね。ライブ前に髪の毛をみんなにセットしてもらったりしてる(もちろんみんな笑いながら)のを俺も娘も何回も見てる。いじられながらみんなで遊んでるのも。
 あと、音楽が嫌われてるんじゃないかってのも、憶測ですよね。
 武井さんのは去年夏頃の音源を渡しただけで、それはかつて評したように「きれいにまとまって」いて、まだ「ガツン」と来るものではないかもしれないけど、なにより「ライブで聴いていないのでわかりません」とものすごく強調していた。で、「必ずライブ見に行きます」と約束してくれたし。
 ぱく君のは、実はその後めぐる君に聞いてみたら「あんまり興味なかった」(やっぱしw)。しかし、彼の先輩に「いいから聴いてみろ」って言われ、その結果、「結構いいんじゃないかと思った」とのことでしたよ。音楽への取り組みはしっかりしてるんじゃないかなんて話もしてたし。
 
 いやあ、ぱく君って面白いよ。思ってた通り。なんか落ち着いていて、現実認識力が高い?分シニカルな面もあるけど人を傷つける感じがまったくないし。
 MCだけでも結構わかるかもだけど、興味のある人は直接会って話してみてください。なんか俺なんかよりずっと大人だなあって感じた。実は若い女の子(娘さん含む)に対してもたいていそう感じてるんだけどさ。(情けない大人ですいません)
 パフォーマンスというかポテンシャルはやっぱり相当なものがある。サンボマスターのカバーなんか抑えた感じですごくよかった。あとは前にも聴いた曲が多く、以前コメントしてあったと思う。曲も歌詞もまだまだよくなるはずだし、いやほんとそうなってくれなきゃ困りますよ。
 武井さんの出来はまあ普通かな。ちょっと硬かったような気もしたけど、もちろん悪くはない。ぱく君に力を知ってもらうには十分と思った。
 ライブ後にちょっとハイビスカスについて話してた。
 並んで腕組んで他のバンドの演奏をじっと見てるのが怖いとか、大会の空き時間にバンド対抗でトランプやってるのに誘ったらニベもなく断られたとか、リーダーが独裁的に采配してるんじゃないかとか、本当はハイビスカスのライブに行きたいんだけどあいつら自分の音楽嫌いだろうからなあ、とか。
 ああそりゃ全部誤解ですよ。そのとき一部ちょっと説明しといたけど。
 
 2から3ヶ月に一度やってる吹奏関係のイベント。
 やっぱりトップでKS氏が歌モノとしては完璧なベースを弾いてたのはこのときだったかも。かなり記憶が混乱してる。
 あとは、ハイテンションズのドラムが怪我をして急遽小音量編成でやってたと思った。ボーカルは相変わらず。何とかしてくれ。
 他に洋楽系のコピーバンドがいくつか。ブックオフの店員で構成したファックオフとかマゾバンドだとかだったか。相変わらずレベル高し。
 そしてわくわくバンド(http://6426.teacup.com/wakuwakuband/bbs)なんだけど、なんと全曲椎名林檎(東京事変)のコピーでやってくれましたよ。ただし、ドラムはいつもの塚越氏ではなく遠山氏でした。本能のドラムは結構しっかりコピーしてあって、ああこうやって叩くのかあ、みたいな感じ。よかったです。
 正しい街と幸福論(拡声器バージョン)の音源が彼らのHPにアップされてたんだけど、見た人はその実力がわかると思う。それにしても幸福論って結構難しい曲なんだね。あのわくわくバンドにしてあんまりアンサンブル決まってないもんなあ。ちなみに、娘さんはギターの人すごい上手いねって言ってた。(今回もパスしやがった)
 KSのユニットは、この前と同じトイズと現役3年トランペッターの相変わらずの3人組。MCというか演出が面白かった。パフォーマンスは安定している感じ。
http://my.minx.jp/mcks ちなみに写真の人はKSではありません)
 
 5月1日に確か多作だったかの武井まどかさんのライブに当日行けなくなり、その代わりこの5日のイベントへ。探して行ってみたら小田原じゃなくて鴨宮だった。
 出演は、Groover Beans/Salad Project/武井まどか/stila/SLAP DASH というもの。女ボーカルのイベントで、題名はそういう意味。
 武井さんとstilaはちょっと置いといて、他のバンドで、結構強力だったもの、ドラムがどうにも使えないもの、そしてわりと好みの曲を数曲やってたものがひとつづつ(あるいは重複あり?)あったような気がすんだけど、もういいや。この中ではGroover Beansはインディーズでやってるらしい。
 stilaはまあ相変わらずって感じ。高校生のギャルバンとしてはすでにかなりのレベルなんだけど、もっともっといいアンサンブルになりそうな気がする。練習量というよりは練習方法を考えてみるといいのかも。
 武井さんは強力でしたよ。轟音バンドにぜんぜん負けてないんだもん。武井さんの客も結構いたようでよかったが、とにかく力強く、充実したステージだった。去年と比べるとずいぶん変わった感じ。
 この箱はバンドは轟音系、アコースティックも結構大音量でいい音で聴かせてくれるみたいでなかなか感心した。ここに出てるバンドのレベルもわりと高いみたいで、小田原方面はばかにできませんよ。(藍坊主とか出てるしね)
 
 これは「川崎楽大師昭和祭り」というものらしい。22、23日とやっていたが、出演者の多い22日を見てきた。
 まず駅前で「かのんぷ」という男女二人組みを途中から。ほのぼの系かな。http://kanonpu.eek.jp/ を見ると音楽大学でピアノとギターをやってるというから、基本はしっかりしてるんだろう。結構一生懸命やってるようだ。
 次いで、How-to(http://www.h2.dion.ne.jp/~groove4u/ht/)。2005/3/23に見てなかなかいいと思ったやつ。デモ音源の「オレンジ」のイントロから歌に入ることろなんか結構ドキッとする。最近は結構アクティブに活動してるようだ。
 演奏はもともと相当いい。特にベース。曲は残念ながら同じ感じのが多いし、今あるのももっといい曲になりそうだし、そういうのを作らないとね。寒いMCは相変わらずだとギターボーカルの人は言っていた(笑)。新音源での「オレンジ」はずいぶんグルーブがよくなってたけど、なんかあのはっとする感じは前の方がよかったかも。
 中国釣具店(http://www.chu-tsuri.com/)はハイビスカスとも対バンしたことのあるバンド。「よろしクンニ」ってバンドで、「チンポを担保に」とかの曲がある(一部視聴化)。笑
 曲はポップで楽しくていい。結構ひねりも効いてるし。「ランランラン」なんか千葉テレビの高校野球番組のテーマソングに選ばれたとか。奇抜な衣装と振りもいいのか悪いのかさっぱりわからないが、一度見たらなかなか忘れられない。子供向けのイベントとかにも呼ばれてるようだ。音源というかDVD欲しいね。あそうだ、貴綺覇場蘭さんファンになりますた。
 あとは中央大学のビッグバンド(吹奏?)とか見ましたかね。なかなかのレベルだと思いました。
 いいイベントでした。
 
 前から見たかった今年横須賀総合高校卒業の「CONCEIT OF BIRTH」がFADでやるというので参戦。このバンドは下北沢屋根裏などでもよくやっていて横須賀あたりでは名が売れているのだが、大会などには出てこないのでどんな感じなのか非常に興味があった。
 それだけではなく、娘の先輩バンドが無茶苦茶評価している「凛として時雨」が対バンで、こちらは実際に売り出し中のようである。
 出演者は、凛として時雨/いろは/FREEZE HUDDLE FORMATION/CONCEIT OF BIRTH/mellow out。
 この中では「いろは」ってのがまったく思い出せない。女性弾き語りのいろはではないことだけは確かだと思うのだが。
 次、REEZE HUDDLE FORMATIONは、どっかで見たことのあるギターだなあと思ったら、川崎ボトムズアップのPAの人だった。ドラムもそうかもしれない。音楽は、女性のギターボーカルを入れた不思議なもの。ちょっとナンバーガールっぽい? 1曲気に入ったのがあった。
 CONCEIT OF BIRTHは、曲は長く暗くてやっぱりアングラ系? みんなちょっと幼い感じでね。でもドラムとベースはすごい腕してたよ。ライブに関しては百戦錬磨で、オーディエンスにどういう音が届いてるか感じ取りながらやれてるようだった。
 mellow outは音もしっかりしてて、なんか本格的なロックという感じだったけど、ドラムセットの位置を右手前に持ってくるのはどうなんだろ? 昔村上秀一がEPOのバックでやってたのは見たことあるが、アマチュアだからねえ。転換が遅くなるでしょ。
 さて、凛として時雨。アルバムも入手容易だし音源もPCで聞けるので、あんまり書いても意味はないかな? でもOFTかなんかのサビの部分でもんのすごいコーラスが聞こえてきたときは正直少しだけ鳥肌が立ったよ。
 その後、娘と一緒にアルバムを探して入手して結構聞いたが、なんか曲としての必然性がないんですよ笑。ある曲のAメロに違う曲のサビを組み合わせても成り立つみたいな。ほんと部分的にはすごいんだけどね。娘曰く「無茶苦茶詰めの甘いあの楽曲がいいんだよ」。
 あと、このバンドはドラムが一本調子気味で弱点だと思う。いざっていうときにとんがったドラミングが欲しいね。そうすりゃフロントの二人と合うんじゃないかなあ。
 

星読み(再掲)

2006年4月8日
旧日記の読者からメールがあり、以前紹介した占いのサイトの日記が読めないので再掲してくださいとのこと。どういう意味かよくわからないんだが、一応ご希望通り再掲しておきます(文章は一部手直ししてあります)。↓
 
 
実はリアルタイムに追いついたらまっさきに紹介しようと思っている日記があるんだが、たまたまそこに書かれていた星座占いのサイトがコレ↓
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/
からも辿れる
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/weekly.html

その紹介文は、「
星の動きのつれづれに触れながら書かれているその文章には、いろいろな含みがあり、それがとても不思議な流れで綴られている。
その文章を読むことで、日々の生活だったり、生き方だったり・・・・・いろいろなことに対して、向き合って見つめなおすことができるのだ。

しかも、後から考えると。。。すごく当たっているのだ。
普通占いって、その週が過ぎてしまうと、過去のものを読み返すことはあまり無いと思うんだけど、ゆかりさんのページは違う。
今目の前で起こっていることに対して、いつその兆しや転機が着たのかということを、過去のページをさかのぼって読むことで自覚できたりするからだ。

というもの。
旧日記の読者はご存知のように、私はこういうものを信ずるわけではなくむしろ「研究派」なのだが、本当に謎めいた言葉で書かれていて、どういう流れでこうなってきているのか、先週また先週と過去を遡りたくなるという不思議なものである。
つうか別に言葉として付け加えることはありませんでしたね。これは私としたことがお恥ずかしい。

皆さんも一度ご覧あれ。
そして考え込んでみてください。
 
 この日出演の他のバンドは、いずれも実力もあっていい感じだった。客も入って盛り上がりもすごく、お得なイベントでしたね。俺はちょっと飲みすぎたかな? 帰り読みかけの本をなくしたし、どう帰ったのかも覚えてなかった(笑)。
 THE SNEEZE。高校を卒業したマイルドピスタチオに代わってサードを代表する高校生バンド。パンク?
 SHORT LEG SUMMERがロックンロール系だったかな? 楽しくていいステージだったと思った。
 GUM-SYRUPはわりと名前をよく見るし、それだけの力もあった。
 A.K.C.S.(山梨)はあまりよく覚えていない。でも悪くはなかったはず。
(以上簡単すぎてすいません)
 あと、マイルドピスタチオはマスミサイルのオープニングアクトを務めたことがあり、以来結構気に入られているらしく、この日はマスミサイルのドラムとサードの石橋店長のユニットが出てきた。「メジャーの力を見せてやる」なんて言ってたけど、やってたのはマイルドピスタチオのコピー(笑)。これは本人たちもギャグにしていた。
 マイルドピスタチオは何回か見ているが、さすがに初企画と言うことで気合も十分で、やってることは同じなんだけど(笑)、なんかスケールがひとまわり大きくなったような印象を受けた。ギターのキャラもプレイも立ってたし。ドラムも一段とよくなってて、クリエイティブな感じも出てきたかな。グリップも以前とちょっと変わって浅くなってた。
 メンバーが同じ高校に属してるわけじゃないし、もちろん軽音でもない。それで企画で100人からの客を呼び、プロも二人出演し、ものすごい盛り上がりになるというライブで、この若さですごいといえばすごい。たとえばアントニオなんかは逆に部活系で実力もあるけど、金を払って見に来る客がどれだけいるか、長いステージでどれだけ楽しませてくれるか、という点に関してはかなりの差があると思った。どっちがいい悪いの話ではなく。
 
 ハイビスカスと同年の盟友バンド、マイルドピスタチオの初企画ということで、元八幡へ。昔千葉に住んでいたことがあり、このあたりもテリトリーといえばテリトリーで、懐かし感じがした。
 出演は、マイルドピスタチオ/THE SNEEZE/The hibiskas/SHORT LEG SUMMER/GUM-SYRUP/A.K.C.S.(山梨)etc...

 まずハイビスカスから書いてしまうが、この1年間の集大成ともいえるような演奏をしてくれたと思う。
 1月29日の浅草のライブの時、「すごいグルーブが出てるところがある」と彼らに感想を伝えたが、具体的にはそれは新音源の「人気者」で聴けるもので、今回はあのバージョンの演奏をしてくれた(パンク風というか脱力風というか)。この日行かなかった娘さんにこの話をしたら無言だったW。脱線になるが、私はゴジラとかめぐる気持ちとか旅行く人とか、ギター2本のハイビスカスを全部聴いたことがある。また1枚目のアルバムの初期バージョンも持ってるぜ。どうだうらやましいだろう!
 いつもドラムばかり見る傾向があるので、他の楽器やボーカルを見てようとしたんだけど、頻繁にはっとするドラミングがあり、どうしてもそちらに目がいってしまう。この日は特に充実してたと思う。
 思い起こせば1年前、MPSで彼らの最初の演奏を見たときの話だが、楽曲ももちろんガツンと来たけれど、「人気者」の最後の方のドラムのフィルで、普通ならタムとクラッシュのコンビネーションでやるところ、一箇所カップを入れててね。それを見て「ああこいつは人と違うことやろうとしてるな」と強く思った(コミックバンド系でああいうパターンがあるのかもしれないけど)。この日だったかその前のライブだったか、そのフィルを久しぶりに見ることができて嬉しかった。
 また、後でベースの内藤君が「今日はズレてなかったと思います」と言っていた。いつもわりと派手にズレるところがあり(音源にもある)、それがあんまり気にならないのも彼らのすごいところだ(「ハイビスカスにはそういうところは求めない」と言った人もいた)。世に名高いライブアルバムの中にも結構ズレ、ミストーン、楽器トラブル、雑音などがあって、そういうのも含めて評価鑑賞されているわけで、それに似たようなところがある。もっとやり込めばズレがズレに聞こえなくなるんじゃないだろうか(ズレもまた音楽)なんて思ったりした。
 
 最初の音源通りにステージでも演奏していた去年3月までを第一期とすれば、この日までが第二期といえそうだ。去年のMPSでの熱金魚のエンターテイメント系ステージに影響を受けたようで、めぐる君に「あいつらすごくないですか?」といわれたこともある。確かにその時点でかなりの力の差はあると思ったんだけど、なぜか私の口から出たのは、「いや君たちもスゴイよ。ぜんぜんいける」。まあそれが自信につながってくれたのなら嬉しいし、その後あっという間にいいパフォーマンスのステージを見せてくれるようになった。私が彼らに言ったことといえばこんな程度↓
1.全員で歌うスタイルを崩さないように
2.ドラムは相対的にキックが薄く聞こえるときがある
3.ベースももっとローが欲しいときがある
4.ギターはピッチ注意
 2から4も去年の秋以降はほとんど気にならなくなっていた。
 
 彼らの1年をふりかえってみて、あらためてそのやる気と努力には頭の下がる思いがしますた。
 
 12月に初めて行って、面白い箱(部屋w)だなと思った平塚のL-words。夕方まで湘南にいたのでちょっと足を伸ばしてみたんだが、結構道が混んでて遠かったかも。あのへんの交通事情ってイマイチよくわからない。
 それはいいとして、出演者にとても近いのでなんか居心地がよろしくないというかなんというか・・・・(笑)。やっぱ俺はどっか草葉(柱)の陰から聴いてない振りして時々コソーリ覗き見してるようなスタイルが合ってる。娘さんもライブハウスではだいたいそんな感じだと言っていた。遺伝かな。(しかしまだ書いてないが、大きい箱でのペズかなんかのライブでは最前列に突進していったのでおーと思った)
 あと、本当は柱の近くや壁際、あるいは凹んだ形になっているところって反射や回折の影響があって音が悪い。ライブが始まってすぐ、箱の中をウロウロして、どこでどう聞こえるかチェックするのが習慣なんだけど、場所によってかなり違う。人が多くなってくるだけでもデッドになって、またぜんぜん違ってくる。

 この日の武井さんは、なぜか声が出なくてかわいそうな人になってた。高いほうでちょっと濁る感じはこの後の町田(9日)そして代官山(14日)でもあり、さらに結構長く続いたと記憶している。
 曲は新しくミラーとかやってたのかな。すげえ力のある曲でびっくりした。あとはロッソのカバーとかだったか。なんか風格が出てきたって感じ。
 弾き語り系の対バン?についてはよっぽどのことがない限りコメントしませんのであしからず。一人でやってる場合、相当気を使って書かないと難しいので・・・。時間があればやってますけど。
  

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