例によって胃腸炎

2002年5月8日
 昨日、これから少しの間更新しないかも、と書いたのは体調不良という意味でした。
 2月も同じ目にあったのだが、急性の胃腸炎らしい。最近はコーヒーと酒をがぶ飲みしてたし、根本的にはやっぱり食い物が悪いんだろうなあ。
 熱も38度あります。

 しばらく安静にしとりますが、容態によってはやっぱり何日か更新できないかもしれません。
 

エピソード・ワン

2002年5月7日
 一日25時間周期によるズレ込みの遅れを取り戻そうと、ムリヤリ書いている家所であります。
 
 さて、私の日記はコラム系というものらしいんですが、今日はちょっと趣向を変えて、昨日というか下の続きです。


 えー、これは娘とカミさんの話ですが、慣れないので極めて簡単に荒筋だけ。それだけでわかってくれる人向けであります。

 
 娘が幼稚園くらいのとき、一家三人で比較的すいた電車に乗ったことがありました。
 ところが、いわゆるホームレスの方がいらっしゃり、異臭と異彩を放っておりまして、なんとなくその空間には人が寄り付いてないわけであります。
 
 ところが、娘は電車に乗るなり、平気な顔してその方に近づいていくのです。
 別にホームレスの方でなくても、離れていこうとする子供を呼び返すおやごさんも多いのではないでしょうか。この話を他の人にしたところ、車両を替わる、と言った方もいらっしゃいました。

 さて、こういった状況について、私はすばやくまたよく気づくのですが、行動は結構優柔不断です。
 ところが、うちのカミさんは何もないかのようにホームレスの方の方へ近づき、その面前で娘とごく普通に話しておりました。
 自分で言うのも何ですが、娘は(当時は)非常に可愛く、おそらくその方を好奇心いっぱいで純真無垢な目で眺めていたのではないかと思われます。

 この光景を見て、私はいたく感心いたしました。
 単に、母親が鼻が利かないとか、目が悪いとか、鈍感であるという話もありますが(それは当たっておりますが)、このように、すべからく構えずに物が見え、また行動できるのはすばらしいと思いました。
 
 大学1年のころからですから、その時点で15年以上一緒に暮らしてきた二人でして、お互いよくわかっております。
 しかし、力を合わせて外の世界に立ち向かうのはできるとしても、お互いに向き合って、自分にないものを開発していくのはなかなか難しい。
 相手のいい点を改めて見る、見るだけでなくなんとかする。そういった努力をしてみようと心に誓ったことでありました。
 
 
 しかしながら、何事も自分勝手なワタクシの力量不足も明白でありまして、やっぱりダメだったみたいです。
 
 
 
 以上、過去の私の日記も含めまして、なんか感想がありましたらヨロシク。(数日更新しないかもしれませんので)
 
 
PS
 これは、何人か方が前に書いていたニオイネタで思い出したものでもありますが、なんで子供や動物はニオイに対して好き嫌いがないんでしょうかね。
 

日記の醍醐味

2002年5月6日
 マンボウさんがとても印象的な日記を書いてくれたのを受け、常々考えていたことを書いてみようと思う。

 いつぞやも触れたが、別にプロでもなんでもない方でも、個人的な深い経験を書き綴ってくれると、これは大変な説得力のあるものになる。
 結論だけを述べれば、そこに不特定多数の日記を読む醍醐味があるし、私がダボハゼの如く、無節操にお気に入りを増やしてきた理由でもある。

 そんな日記をいくつか例として紹介しよう。いずれも今年、3月以降のものである。

 まず、これは日記にはもったいないと思ったのが、凛音(リオ)さんの「人生の岐路―親友・S―」。プロらしく簡潔にまとめられているが、1冊の本にもなり得るくらいのものである。
 ロゼカラーさんの「不純な動機」。大変印象的な青春の思い出が綴られている。
 MICHIYOさんの「育児放棄されてるKくん」。とても考えさせられる内容で、痛く胸に迫る。
 政二さんの「ブラザーコンプレックス考」。別に私が彼らの昔の姿を知っているわけではないが、成長が伺えて嬉しい一文である。

 他にもたくさんあるだろうが、いずれも珠玉の名作だと思う。

 そして、これまであえて書かなかったが、ワタクシ実は看護婦マニアである。
 といってもフェチではなく(と思う)、江川晴氏の著作を読んで以来、とても関心を寄せている方々であって、生と死に日常的に触れざるを得ない彼女らの日記の視点は、信じられないほど腰が据わっているし、詳しくは書かないものの、心を動かさざれるを得ない体験を間違いなくしているはずである。

 人のばかり紹介していないで、明日(というか小一時間後に)は極めて珍しく、自分のエピソードを書いてみようと思う。

 
PS
 本文と関係ありませんが、ワタクシ、子供の足の裏を揉んでおります。
 チチローがイチローにしてやっていたという話を聞いて、小三くらいの時から毎日寝る前にしてあげていましたが、お互い、とてもいいもんです。オススメですよ。
 棒ではなく指でやってあげてください。また、熱があったり疲れているときは避けるのは当然です。
 

今日の日記

2002年5月5日
 娘が遊びに来てくれて、嬉しいっす。
 で、例によってさんざんネットをやっていったんですが、最近はお仲間のバンプファンのサイトをいろいろ見ているようです。

 ゲラゲラ笑ってるので、ちょっと覗いてみると、「俺日記」(http://members.home.ne.jp/ore0203/top.htm、ミラーとしてhttp://orenikki.fc2web.com/もあるらしい)を見てました。
 あの侍魂に影響されたサイトだけあって、なかなかのものです。しかも作者は娘と同じ中ニです。
 
 日記、コラム、自作バカコラの3つが主なコンテンツですが、どれも面白いです。
 私的には自作バカコラの中の「番組表」が最高に笑えました。細かいところまでよく読むと、相当なものです。
 「えなり集合」もなかなかですが、同じネタであればだいありぃのーとの誇る闇メルヘンさんのサイトの表紙をかざっていたヤツの方が鋭いかと思いました。
 
 細かいところでは、掲示板のあんまりなアイコン、自己紹介(特に、「無人島に一つだけ持っていくとすれば? 」に対して「日本に確実に安全に帰れる船セット」という回答は才能を感じさせました)、ところどころにあるバカみたいな音声など。

 ところで、最近の超若い人はこういう文を書くんですね。 
 特徴として、直截な形容詞(および擬態語、感嘆符など)を使った極めて短い文、多くの改行(てゆうか空白?)、色を変えた大きいフォントによる強調、等々が挙げられます。
 
 実は、個人的には非常に読みにくいのですが、娘は抵抗なく読みこなしてるらしい。
 まあ、まだワビサビを芸風とする年頃ではないですから、若年のストレートな思考形態どうし、共感するものがあるのでしょう。

 今後はこういう文が増えてくる、どころか主流になる可能性もありますな。(こういったスタイルの中でワビサビを追及することも不可能ではないはずです。)
 自分に理解できないのを無条件に排除するのではなく、カツモクして見るべし! と思ったワタクシでした。
 
 
>けいすけさん、JJさん
 リンクありがとうございます。こちらからは件数制限にひっかかって相互できないんですが、いずれなんとかします。
 日記、読ませていただきますのでよろしくおながいします。
 
 日記の更新状況からいって、どうも一日あたり1時間ずつずれていくような気がする家所であります。

 人間の生体リズムが25時間であるって話と、それを24時間に修正するのに光を浴びる必要があるってことは、1950年代の洞窟での実験結果とともに、結構一般的に語られることが多いようです。
 一方で、25ではなく24や23時間の人もいるという話も聞いたりします。

 前から本当のところを知りたいと思ってんですが、その後の追試、それも個人差について着目したやつはないんでしょうか。
 そして、何よりそれが24時間でないとしたら、その理由を知りたいと熱望しております。
  

 さて、今日は本当は昨日の続きを書こうと思ったのですが、ちょっとテーマが重く、自分の考えがすぐにはまとまりそうもありません。

 そこで次は、最近気になっているHNについて一席ぶとうと考えました。たとえば、サッカー関係なら・・・・あれ、なんか前に書いたような気がする。

 ということで、以下同文。(てゆーか今の時代、コピペすべき?)
 
 
PS
 ただいま、同時に3つのサイトを作ろうとして四苦八苦しております。
 私の場合、見やすさやナビゲーションしやすさは結構気にしますが、いわゆるデザインなんか一顧だにしません。
 で、苦労しているのはCGIスクリプトの改造や設置なわけです。(PHPやrubyもありますが。あとJavaScriptは自分では切ってるくらいなので、ほとんど使いたくありません)
 結論としては、そんな難しいものではないんですが、労力を省きたいのならサーバーを選べ、ってことですね。
 無料なら使えるネットであまり問題は起きてません。
 有料では、niftyなど(大手ゆえに)要注意のところがあります。むしろ、月1000円未満で、継続性のある良質なサービスを提供してるところを利用するのもいいのではないかと思います。ネットを見てみますと、www.pobox.ne.jpやwww.levtex.netの名前が挙げられているようです。(まだ他にもあるでしょう)
 なお、独自ドメインが必要ならあと1000円くらい足せばできるみたいですね。(今作ってるのは、www.apgeo.comの独自ドメインで1200円のサービスなんだが、どうなんだろうか。まあアクセス数はそれほどでもないから、サービスが継続さえすればいいんですが)
 

 今日は、読んで不快感を感じる人がおられることをあえて承知で書いてみたいと思う。決して悪意のあるわけではありません。

 リスカ、ODという言葉に代表されるメンヘル系のサイトを割りとよく見ている方だと思う(最近はそうでもないけど)。
 まあ共感できる部分があるから見てるわけで、悪い意味で「健全」な人はまず理解できないし、近づかないジャンルでもあるだろう。
 
 ところが、自分でもイマイチピンとこない部分があって、それは何だろうとずっと考えていたのだが(その多くが女性であることも原因?)、最近、それを見事に言い表している論評をネットで見つけた。
 
 まず、これを読んでいる中に関係者がおられるかもしれないのでなかなか書きにくいが、故南条あや氏について。
 前にも書いたとおり私はGON!の初期からの読者なので、当然リアルタイムに読んでいたわけだが、すっかり忘れており、昨年そのメモリアルサイトを見て改めて思い出した次第だった。

 次いで、2chのメンヘル板を見てみると、やはり南条スレが立っており、しかも過去いくつもあったらしい。
 詳しくはhttp://life.2ch.net/test/read.cgi/utu/1011465205/を見ていただきたいが、やはりいろんな意味でかなり叩かれてるわけだ。
 叩くほうの意見もわかるし、まあそれが一般的な見方なのだろう。

 さて、そのスレの397に紹介されているhttp://member.nifty.ne.jp/windyfield/bpd.html
 書き手の精神科医である風野春樹氏は、
「なぜ、こうしたサイトがこんなに多く存在するのだろう、というのが私が感じた疑問である。なぜ、彼らはサイトを作るのだろう。そして、ときには鋭敏な感受性を示す文章をしたためながら、なぜその一方で、多くの人が嫌悪感を抱くであろうリストカット写真を載せたりできるのだろうか。さらに、なぜあれほど薬の名や細かい作用に関心を持ちながら、自らの病理についてはあまり関心を持っていないように見えるのだろうか。」
と3つの疑問を述べている。まさにコレが私の感じたピンとこない点そのものであった。

 私は精神医学については何も知らず、氏のコラムで始めて鬱と境界例の違いも知ったくらいであって、紙面?の関係で個人的見解は後日にさせていただきたいが、少なくとも最初の2つの疑問については、ある程度納得いく見解を始めて読んだ気がした。
 しかし、残りの疑問点の「薬の知識と自分の病理の無関心」については言及がなかったのが少し残念である。
(まあ想像をたくましくすれば推測できないことはないけど)

 このネタ、明日に続くかも。

 
PS1
 風野氏のサイト、私家版・精神医学用語辞典を含めて結構面白いっす。

 
 いや、そんなことはないんですけどね。

 本当は順番から言って、たとえば南条あや氏を開祖とするメンヘル系の人々について論じようと思ってたんですが(当然ネタはあります)、ちょっとテーマが重く、すぐにはまとまりません。

 そこで次は、最近気になっているHNについて一席ぶとうと考えました。たとえば、サッカー関係なら「ルイ・こすった」さん、「フット猿」さんなど、非常に気になっていたのです。(日記本文はまだ一度も拝見しておりませんが)
 しかし、そのほかのうろ覚えのHNをリンクをたどりながら探しているうちに、小一時間たってしまいました。(しかも見つからない)
 断念せざるを得ないようです。

 ということで、明日に期待。(しないでください)
 
 
PS
 無料CGI、調べればいろいろあるもんですね。驚きました。HPリニューアル計画は進行中ですが、もうしばらく時間がかかりそうです。
 

今日の日記

2002年5月1日
 今日は(毎度のことながら)意表をついて、世間を震撼させた、あのスミカ日記について触れてみたいと思います。私がここで日記を書くきっかけともなった方ですし、相当な思い入れがあるんですが、そのタイミングについては正直、少し考えざるを得ませんでした。
 しかしご本人ももう大丈夫とおっしゃってますし、新局面を迎えられた模様です。
 私の方が悪い意味で新局面にならないうちに、書けるだけ書かせていただきたいと思います。

 私がスミカ日記を知ったのは昨年の12月の初めとかなり初期でして、ある風俗嬢のサイトから偶然にたどり着いたものです。
 ということで、実は私、スミカさんの当時の風俗嬢としてのサイトなんかも見ております。(確かその掲示板にリンクが貼ってあったような記憶があります)
 少し前まで、googleのキャッシュや風俗紹介サイトに関連データなんかも残っていたはずですが、もうなくなったようなので安心?です。ダウンロードしておけばよかった・・・なんてウソです。

 当時の日記ですが、まあ一言でいえば、たたみかけるような緊迫感のある文章で、行間から迸る悲鳴、あるいは叫びのようなものは、とても痛く突き刺さってきました。
 以前述べたように、私は他人の悩みや苦しみには大変冷淡ですが、境遇的にも私を凌ぐと思われたスミカさんの苦しみに関しては、無条件に共感できたものです。

 同時に、この先いったいどうなるのか、とても目を離せない感じがありました。ですから正月に更新がなかったときは心配したものです。そしてなんか滝に落ちようとする激流のような感じで迎えたXデーの夜。はっきりいってあまり眠れませんでしたよ!
 
 
 さてその日記の文ですが、非常に書き慣れていることを感じさせます。結構ずらずらと長く書きたてていますが、全然読みにくくないのは流れが非常にスムースだからでしょう。リズムもよく、とても参考になります。
 観察眼がとても細やかで、批判も的確ですが、そのわりに攻撃的な感じがしません。以前やさしい女性のように思えると書いたことがありますが、要するにそういうことです。
 サイトなんかを見ますと、大雑把な私の感覚からすれば言及が細かすぎるような印象もありますが、これはむしろ長所ともなるずです。

 これだけ筆の立つ人ですから、日記以外の何かも読んでみたい気がします。先に、今後プロを目指すかもしれない若い方に参考になるかと思って、文才ネタについてちょっと書いてみましたが、当然スミカさんのことも念頭にありました。
 別に日記が面白くてもしょうがないわけですが、今後もスミカさんでなければ書けないようなモノを勝手ながら期待しております。
 
 
 誰にでも業、あるいはやむを得ず体験せざるを得なかった苦しい出来事というものがあるはずです。それに潰されるのか、はたまた何らかの意味で昇華するのか、またそのプロセスはどんなものか、なんてことをスミカ日記を読みますと考えざるを得ません。
 それは本人次第なのかあるいは運とかによるものなのか、さっぱり私にもわかりませんが、スミカさんをはじめ、とにかくこのだいありぃのーとに書かれている皆さん(だけではありませんが)の人生が実り多いことを願う次第であります。
(・・・そして自分もね)

 今後、精神障害者の社会復帰を援助するPSW(精神保健福祉士)を目指されるとのこと。なんかとても向いているような気がします。有能な彼女のことですから、放送大学や専門学校なんて楽勝でしょう。
 
 
 ところで、これは私が勝手に思っているだけですが、スミカさん(と元彼さんも)はある時期苦しみを共にした戦友であります。
 もし仮に、私を救い、そして社会復帰させてくれるものがPSWであるとすれば(そうであるかどうかは知りませんが)、それはスミカさんを除いて他にはいない、そのように考えているのです。
 
 
 
>ミアナさん
こちらからリンクを熱望していたところでした! (件数制限でこれ以上増やせないのです)
毎日読ませていただいています。強烈にオモロイです。
 

リニューアル宣言

2002年4月30日
 一昨日ご紹介しましたワタクシのHPですが、あんまりなので大幅リニューアルすることに致しました!
 やっぱし画像掲示板っていうのは無謀でしたかね。なんといっても遅すぎます。 
 しかし、その後なかなか良さそうなのを2つ見つけましたので、懲りずに増設したいと思います。
(てゆうか頼まれているサイトにフィットするのを見つけないと怒られてしまうのです)

 やっぱり画像やファイルをアップできるっていうのは可能性としては大きいと思うんですよね。
 一歩進めて、誰でもブラウザからHTMLを書き直してしまえるWikiというのもあります。リンクやページの追加、ファイルのアップも自由自在です。
 海外ではコラボレーションツール、グループウエアとして結構一般的です。
(オリジナルはあのWard Cunninghamによる。http://c2.com
 
 日本語の使えるWikiとして、Perlで書かれたものとしてZwiki、YukiWiki、Paythonで書かれたMoinMoin、Rubyで書かれたTiki、PHPによるPukiWiki、そしてSmalltalkによるSwiki(http://www.mars.dti.ne.jp/~umejava/smalltalk/squeak/swiki/)なんてのがあります。

 私がなんとかWikiをやろうとしてた3、4年前なんか、日本のサイトで検索エンジンにひっかかるものはほとんどありませんでしたが、今はずいぶん事情も違うようです。
(今は自宅サーバー+ダイナミックDNSでSwikiを立ち上げております)

 http://www.swiki.net/というところで、自分のWikiを簡単に作ることができます(少し重いですが無料。日本語もOKです)。どのようなものか、試してみるのも面白いのではないでしょうか。
 
 それはさておき、Myホームページでは、更新やリンク、その他オモシロCGIをどしどし設置してみる予定ですので、サンプルとしてでも見に来ていただければ幸いです。
 

PS
 タワシさんが帰ってきて嬉しい!
 でもあまり無理をせずおながいします。

PS
 思うところありまして、そろそろ日記評論やります。
 

ホームページ仕事術

2002年4月29日
 今日は別に面白くはないでしょうが、ホームページ製作関係で私の使っているものなどを紹介してみたいと思います。

 まずHTMLですが、「スタイルシートを使え」、「<font>や<b>タグなぞ禁止」などといわれております。スタイルシートについては本を読めば仕様はわかるものの、では実際にどういう風に書けばいいのか、自己流ではないといえるのか、さっぱしわかりません。
(少なくとも私はそうでした)

 まあご本家の http://www.w3c.org のソースでも真似するという手もありますが、なかなか大変です。

 そういった基本から学んでみたい人に格好の参考書があります。
 園田誠「ホームページデザイン」(アスキームック)。氏は日経ソフトウェアで長くWEBプログラミングの連載をしてましたので、知っている人も多いと思いますが、とにかくポリシーのある方です。
 リファレンスとしては少し使いにくいですが、これ一冊でデザインまで含めてかなりのところまで得心がいく、すばらしい内容だと思います。なお在庫が少なくなっているとのことです。

 HTMLそのものに関しては牛田・金井「HTML4.0&CSS1正攻法」(エーアイ出版)がきちんとその考え方を説明していていいと思います。
 佐藤信正「HTMLテクニック事典」(ナツメ社)はコンパクトにまとまっていて使いやすい。
 ギミックはやっぱりインターネットマガジン編集部「裏技大全」(インプレス)でしょう。
 上木・小栗「Web製作の仕事術」(毎日コミュニケーションズ)もなかなか実用的な本です。
 
 perl、JavaScriptについては、参考書は何冊か持ってはいますが、いいのかどうかわからないので省略します。
 ところで最近は危ないHPの解説本がいろいろあるようですね。結構こういうところから技術は上がっていくのかもしれません。

 次にフリーのツールですが、まず、普通のテキストや.cgiファイルなどに使うエディターはTeraPad、MKEditorあたりが定番でしょう(本当はシェアウェアの秀丸がいいです)。PerlEditorなんてのもあるそうです。
 HTMLエディターについては、「使えるネット」ではSuperTag32Proを薦めていますが、私はもう少し機能のあるHtmlProjectを使っています。(タグは平打ちしてますので、実はなんでも一緒です)。
 シゴトで文法チェックに悩まされましたので、ches、HTMLMakerAZUKI、hchkなんかも時々使っています。
 
 FTPは、最近ではどこ行ってもたいていFFFTPが薦められているようですな。

 画像ソフトは、PhotoshopでなければGIMP、PictBear、Pixiaですか?(よく知りません)
 ビューアはVixを使ってますが、特に不便を感じたことはありません。
 サブディレクトリの中の画像まで見せてくれるソフトにGvというのがありまして、かなり便利です。ただし古いバージョンでないとGif形式に対応してません。

 ご参考になりますでしょうか。
(で、出来たものがアレかい! って話はナシです)
 
 
 連休中だってのにカウンターの上り方にチト不審があり、それを確認する意味で1ページだけホームページを作ってみました。URLは http://members14.tsukaeru.net/iemon/ です。左上の家のマークから行けます。
(本当の目的は作成を頼まれてるサイト向けのCGIとかカウンターとかのテスト用です)
 これによって、お気に入りや、ダイアリイノートとはまったく関係のない方(もしいればの話ですけど)からのご意見なぞを聞くことができるかと思ったのであります。

 まずないとは思いますが、どっかのサイトで紹介されていたりして・・・。おおコワ。

 もしそういった反響がなければ、まんぼうさんあたりがシゴトにしていると判断いたします。でもなんのために???

 本当はページを作るのにちょっと便利なツールやtips、サーバーのことなんかを書こうと思ったんですが、タワシさんがもう日記を書かないとのことで、チト気落ちしております。
 明日(っていうか、今日じゃん)にまわさせてください。
 

PS1
 FTPの調子が悪く、まだバグフィックスできていませんので、そのあたりはご勘弁願います。
 
PS2
 なんか代表、またよくわからない試合だったような・・・。
 
 
>でかぱんださん
お気に入りが件数制限にひっかかっておりまして、すぐには相互できないんですう。(泣
ちょっとお待ちいだだけますか。
 

大庭浩さんのこと2

2002年4月27日
 大庭浩氏は、K重工の社長として10年以上にわたり類まれなリーダーシップを発揮した人で、現在は神戸商工会議所会頭、阪神淡路産業復興推進機構理事長の他、数え切れないほどの財団の長や審議会の委員を務めている。
 ロクでもない財界人が多い中で、あの土光敏夫などと並ぶ「真の傑物」といえる人だと思う。

 20年近く前、私が配属されたのは従業員数にして1000人もいない小さな事業部だったが、その長が大庭氏だった。その前はなんと技術研究所で溶接を専門としており、日本の鉄骨高層ビルの多くを手がけたと聞く。(大阪大学出の工学博士)
 
 おそらく技術研究所では珍しい使える人材と評され、将来の経営陣候補として、その最初のテストを兼ねて不振小事業部に送り込まれたものだと思う。

 私が配属されて数ヵ月後にはまた別な事業部の建て直しに出て行ってしまったのだが、まあこれがスゴイ人だった。
 
 まず眼光が並ではない。それも刺すようなそれではなく、あたりを明るくするように放射している(マジ)。風貌はガッチリ型の野獣系で、底知れぬパワーと包容力を感じさせた。
 不振事業部の建て直しには当然厳しいリストラも行ったのだろうが、それでも憎んだり悪く言ったりする人がいなかったのも、その人格によるところが大きかったのだろう。
 
 それまでにも中学から大学までの先生なんかで尊敬できる人や頭のいい人はいたが、あらゆる面でケタ違いのスケールの大きさを持った人だった。特に大局的見地から全体を考える構想力、そして指導力にはものすごいものがあった。
 直接話をしたのは数回しかなかったが、とにかくそのカリスマ性には圧倒されたものである。
 
 
 配属先の上司にも恵まれた。
 一人は東北大出で小田和正の友人と言っていたが、痩せ型のインテリ趣味人で切れ者。もう一人は東工大出で、気分屋だがパワフルで、見なりに無頓着な自然人。
 このお二人は能力も抜群で、モノホンの学卒はそんなことができるのか、と関心させられることしきりだった(ヲイ。 また、大庭氏の薫陶か、仕事はもちろんのこと、人生を楽しんでいる姿が印象的だった。
 私の場合、仕事がイヤでイヤでしょうがない点はまったく違っており、国体やオリンピック強化合宿などのスポーツ選手としての活動ばかりしていたのだが、こんな月給泥棒をまあよく我慢して使ってくれたものだと思う。

 それでも仕事の方は、小さな事業部だったので、研究・設計だけでなく、営業めいたものやトラブル処理などさまざまなことをやらされ、また日本で始めてという石炭液化処理プラントのメイン機械(本体だけで3億円!)を一人で任され、新聞雑誌やテレビで紹介されたこともあった。
 
 
 5年勤めて辞めたのだが、そのときの目標は、そのスポーツ関係の専門分野で一人前になること、そして文章書きとしてのトータルな実力を身につけることだった。
 幸いにしてその目標は2つともなんとかなったわけだが(実際に稼げるかどうかは別としてね)、やっぱり社会に出てからすぐ近くにいる人の影響は大きいと思う。
 たとえば、その後どんなエライ人に会っても気圧されることは全くなかったし、いろいろな人の能力や仕事のやり方も冷静に眺めることができた。ヤバイ局面に立ったときも割と落ち着いていられる方である。

 今にして思うと、こういった人や仕事に関するいい意味での基準ができていたからこそ、それほど不安なしに脱サラできたのであろう。
 独立などには別に本人の能力が最高である必要はなく(上には上がいるし)、自分にしかできないことが何かあればいいわけで、できないものは誰かに任せればよろしいんである。
 
 
 入社される若い皆さんに説教たれるつもりは毛頭ないが、人そして仕事の面において、できるだけ早く、できるだけ高いレベルのものに触れること、そしてそれをベースとして目標を高く持つことは、将来独立するかどうかとは関係なく、かなーり重要なことではないかと思うのである。


 まあ要するにいい師が必要である、ってことでもありましょうか。
 
 
PS1
 私がゼヒ会っておきたかったと今でも思うのは、生きていれば将来のIOC会長候補といわれます荻村イチロー氏であります。
 
PS2
 新しいエディタを試してまして、更新が遅れました。MKエディタ、なかなかよろしいようでございます。
 

大庭浩さんのこと1

2002年4月26日
 昨日の日記とも関係するが、多くの方の就職活動を見て、自分の場合はどうだったかと思い出すことがある。
 昔のことなので今とはまったく違うのかもしれないが、当時は学科に来ていた募集?のようなものをひとつづつ、一人一人に就職担当の先生が当てがっていた。
 自分の場合は、タイミングの関係でたまたまK重工業がぽっかり空いていて、まんまと便乗しただけである。入社試験も何か簡単なものをやらされたのは覚えてるが、実は面接をした記憶がない。(そんなことってあるんだろうか?)
 
 とはいえ、学科きっての劣等生だったので、人一倍就職には不安があり、自分の頭でも入れそうなところを皆とは違って自主的にシュウカツしていた(普通の応募ってやつ?)。Y発動機、Kウッド、C化工建設、T印刷、Nオイルシールといったところだったと思う。入れれば何でもよかったんである。

 勉強のほうは一月くらいかけて問題集のようなものをやり、4年間の勉学の代わりとした。(それまで機械工学のクセに梁の問題とか知らなかったんですよ。考えられます?)
 
 小心者のクセに最後は妙に図太いところがあって、まあコンディションもよかったんだろうが、面接はだいたい開き直りで突破した。
 
 Kウッド(当時はTリオ)の名物社長に「坂口安吾は卒業したかね?」と聞かれて(おそらく応募の何かにそう書いたんだろう)、「テメエに安吾の何がわかる!」と反撃したことを覚えている。
 あと、別な会社では、国体選手としてやっていたスポーツの勘所をナントカ工学の見地から聞かれて、「それは気合です」とか答えていたし・・・。
 それでもナントカなるといういい(かげんな?)時代だった。

 自主的なシュウカツで内定をいくつか貰ったのはいいが、実は、断るのにモノスゴイ苦労をした。結局就職担当の先生にすいぶん骨を折っていただいたのだが、さぞやあきれていただろうと思う。
 
 だが、学科斡旋のK重工を蹴るわけにはいかないのは当然としても(後輩のこともあるしね)、一般応募の内定で学生を縛るのはいかがなものか。
 向うが選ぶ権利があるのなら、こちらにも選ぶ権利があるだろう。これはどこぞの会社の面接でハッキリ言ったし、今でもそう考えている。

 思わず話が長くなってしまったが、書こうと思っていたのは、私がK重工に入社して配属された事業部の長であった大庭浩さん(実名)のことであった。
 明日に続く。


PS1
 思い出した! K重工にはよく知らないどっかの教授の推薦状なんかをムリヤリ持たされたんだが、それについて聞かれ、「さあこの人誰なんでしょう」と答えて苦笑されたんだった。あれが面接だったような気がする。

PS2
 結局面接なんてものはよぉー(デキスギさん曰くの泉谷しげる風)、そのときのテメエを素直に出せばいいんだよ! ビビってんならビビってんでしょうがないだろ? 小心者なら小心者のよさがあるってもんだ。人真似をしたってだめだぜ。
 あとよぉ、人事とか採用担当のやつらが人を見るプロだなんて話、大ウソだ!(自分が実例であります) そんな簡単に人間のことがわかってたまるもんか。 男子(女子もだけど)、3日合わざればカツモクして見よ、だ!

PS3
 某無料HPサービス(CSC)からのメールのタイトル、「GW中に素敵な出会いをみつけませんか?」に妙に心動かされております。
 そんなオレをどう思うか。
 
 夢を見ます。
 この何ヶ月か、例によって悪夢もどきの夢ばかりでして、もうウンザリというか、いい加減にしてくれ!と叫びたくなるような状況でした。もう眠るのもイヤんなったくらいです。
 ところが、トコトンそう思い詰めてから、少し夢の内容が変化したような気がします。
 
 就職活動をされてる皆さんのことが頭にひっかかっていたのか、月曜日あたりに、入社試験を受ける夢を見ました。
 それを夢分析に持っていったのですが、その前後に見た夢と合わせて考えますと、何かしらココロの奥底でうごめいているものがあるような気がしてまいりました。

 詳しくはチト書けませんで、申しわけない。
 まあ極めて一般化して言うならば「自分を殺すことはない」という感じの夢でして、これまで、そしてこれからの自分を受容することがテーマのようでありました。
 夢、つまり無意識には時間の概念がないわけで、もちろん過去のことも思い切り引きずってますし、また一方で未来を先取りするとも言われています。
 
 この夢がどのような意味や効果を持つのかはまだわかりません。
 現実的には何も変わっていませんし、またなんの見通しも立っていませんので。

 どうでもいい話でした。
 ちょっとバタバタしておりまして、この程度で。
 
 
PS1
 そろそろ日記評論をまたやりたいと思いますが、どの方を取り上げていいのか、悩んでおります。

PS2
 第一回の日記評論(3/25)で取り上げた胃の酸さん(http://diary.note.ne.jp/20126/)のホームページ、http://kyoto.cool.ne.jp/ino3333/にて、アンケート結果が発表されています。ぜひ見に行ってあげてくださいな。
 
PS3
 個人情報ナントカ法が可決したらしい? その前は青少年カントカ法だったし、盗聴法なんてのもあった。
 世も末か?
 
(実はワタクシ、1998から2000年にかけて「世も末だ」をキメ台詞としていたのですが、周囲にはあんまし受けませんでしたし、面白がる人にも感染はしませんでした。うーん、やっぱりダメか・・・。)
 
 無料のHPスペース、メールとかを昔から調べております。(貧乏性なので、申し込まないと非常にもったいないような気がするのです)
 周囲の要請があり、いよいよ使うことになりそうなので、今日は久しぶりにチェックしてみました。

 やっぱり頼りになるのは「ただものではない」(http://tadamono.to)。
 これの掲示板は技術的な面で大変参考になることがありますし、面白くもあります。荒れないで建設的な意見交換が行われてるのはなかなかスゴイことで、これは管理人さんの人格見識によるところが多いものと思われます。
 今回は日本のサービスに限ってます。

1.CGIおよびFTPの使えるHPスペース(20M以上)
 1)トクトク:無制限、CGIはどのディレクトリにも置ける
 2)使えるネット:50M、CGIはどのディレクトリにも置ける、sendmail、POP/SMTPメール
 3)スキップアップ:20M以上、画像掲示板は不可かも、広告は小さい
 4)isWeb:50M

 今募集してるのはこれくらいしかありません。
 sendmailを使いたいなら「使えるネット」しかないようです。
 CGI置き場としても使えるのを探していたんですが、やっぱり今でもhostMyCGIくらいしかなく、これも募集休止中。XREAも可能のようでして、これはアカウント持ってたんですが、ちょっとほっておいたのですでに抹消されてました。そして現在は休止中です。
 CGIが使えなくていいのなら、スミカさんが使っているFC2WEBは広告が小さくていい感じ。あるいはジオとかトリとかの大手がいいんでしょう。

2.POP/転送メール
 1)トラムオンライン:100M
 2)ZENNO:3M、コピー転送可、SMTP
 3)マリンネット:5M、SMTP
 4)COME ON:5M、SMTP
 5)Anet:1M、サービスの継続性は高そう
 6)スピードネット:3M、WEBも可、SMTP
 7)Yahoo:よく知らないけどよさげ

 って感じです。
 
3.アクセス解析付きカウンター
 五十三軍曹さんがかつてコメントしていた、やはりFC2関連の「スゴいカウンター」がいいのではないでしょうか。
 単なるアクセス解析ならやっぱりCGIBOYかな。
 
4.ファイル置き場
 NTTコムのやってるシェアステージっていうのがいいのではないかしらん。

5.あとは自動更新情報CGIっていうのをいろいろ調べています。

 
 ご参考になりますでしょうか。すいません、レンタル掲示板は今回はノーチェックです。
 

電車三景

2002年4月23日
 東京へ出向いた日です。今日はたいしたことはありませんでしたが、最近見た印象深いシーンをご紹介します。

1.
 夜の通勤電車(帰宅)、1列のシートに7、8人座っているわけですが、全員まったく同じポーズで携帯電話を操作してました。
 カメラがあればぜひ1枚撮りたかったです。
 この話は人にしたことがありますが、大抵は「あまりいい光景とは思わない」ようです。
 それはどうだろう。どういう形であれ、人とコミュニケーションをとるのは、本を読むことなどと比べても悪いことではないんじゃない? でも、リアル・コミュニケーションがそれ以上に減っていることも考えられるし。
 残念ながら私には言及できる材料を持ちあわせておりません。
(ところで、私は初期の笑う犬の「どうだろう君」の大ファンであります)

2.
 東横線の昼間の上りで座っていたのですが、途中で初老のご婦人が隣に座ってきました。
 おもむろに東京の地図を取り出して見ておられましたが、それがまあ戦前のものかと思われるようなシロモノ。あちこちにテープで丁寧な補修がされてました。
 しかし本当は、地図は最新のものがいいに決まってます。(JRの駅さえわかればいいというのなら別ですが)
 モノ持ちがいいのは、私も美徳と思いますが、それにしても・・・。
 どういう家庭のどんな考え方をお持ちの方か、チト興味深かったです。

3.
 私は自他共に認めるユニクロ愛用者です。
 冬の間は、よくユニクロフリースを着ているお仲間を発見したもんですが(バッグ類もね)、べつにイヤな感じは受けませんでした。
 しかし、シャツとなると別なのはどうしてでしょうか?


PS
 街を歩いていてちらっと目に入ったコトバに「ユニバーサン」ってのがありまして、どんな婆さんなんだろうかとずっと考えておりましたが、どうも「ユニバーサル」だったらしいです。
 

第二のKCCを目指す。

2002年4月22日
 かなり以前から転換社債(CB)をやってます。銘柄やタマ自体が少ないのが難点ですが、それさえ問題なければ株よりずっとリスクが少なく安心です。(ゲインもそれほどではありませんけど)
 最近は潰れる会社が多くなってきましたので、それも要注意ですが、株も同じこと。この先の見えない時代、CBは結構旨みがあります。特にCBを買ってその一部または全部を空売りする、っていう手が使えるのがいいです。
(どれくらい売るかはチト考えなければいけませんが)

 ということで、金融モノ(っていうの?)の小説類も結構読んでいます。城山三郎、清水一行とかですが、私の好きなのは幸田マイン。
 最初、男か女かも知らず、偶然に手にとって読んだんですが、ステキな文に感心しました。
 もっと知られてもいいのにと思ってたら、そのあとしばらくして「国債」でブレイクしたようです。
 なかなかオススメです。

 ところで今日は証券会社に寄ったところ、「ハートフォードNK」という個人年金を紹介されました。
(いや、余分な資金はCBなどで運用するので、私自身は入る予定はないのですが、親戚とかにアドバイスを求められることがありますので、一応聞いていたんです)
 面白いです。複雑でちょっと説明できませんが、なんか狐にだまされたような感じです。KCCのオッサンにやられた人の気持ちがなんとなくわかりました。
 でもどのファンドを使うか、ちょっと頭使わないといけないみたいですね。
 公的な年金は今後期待できそうにありませんから、こういうのも考えてみてもいいでしょう。
 
 そういや、前に一緒に共同研究していた東大工学部の超使える学生(なんか総代?っていうの?、学部で一番成績がよかったらしい)、ゴールドマンサックスに行きましたから、あいつにもいろいろ聞いてみることにしましょう。
(おそらく金融工学とかをバリバリやってるものと思われます)
 
 ということで、皆さん、私にお金を預けていただければ、3年で2倍にしてあげます。ドゾヨロシク。
(出資ナントカ法違反でお縄間違いなし)
 
 毎週楽しみに見てるBSフジの村上秀一の番組、今回は「上田正樹がオーティス・レディングをトリビュート」でございました。

 そりゃそうだ。サウストゥサウスでもライブで有名な「お前を離さない」を始め、たくさんカバーしてたもんな。
 で、番組の方は、上田が連れてきた若者のホーンセクションはイマイチだったものの、ポンタの気合の入りようが尋常でなく、すごくいい感じでおました。(ノーベースだったような気がする)
 2曲目でやってた「HARD TO HANDLE」なんか、かつてのキリンや山下洋輔とやってたころのプレイを凌いでたかも。ほんとかっこいいです、ポンタ様。そして上田様、村田陽一様。

 トークも最高でした。
 
 
 ところで、もう5年以上前になるでしょうか、深夜の新宿の路上で、上田正樹と有山ジュンジの「ぼちぼちいこか」から一曲やってた若者がおりまして、ほほう、と思ったことを覚えております。

 その上田正樹、かつて「悲しい色やね」でヒットを飛ばしましたが、実はそのあたりもワタクシ、強いんです。
 作曲は林哲司。
 おそらく秋元作詞の菊地桃子の一連のヒット曲が一般には有名かもしれません。「オーシャンサイド」とか「アドベンチャー」、あんまし人には言えませんが実は愛聴版だったりして・・・。

 ということで、今日は簡単ですが、すんまそん。
 
 
>軍鶏さん
 今お気に入りが増やせない状態でして、チトお待ちくださいな。
 

椎名林檎その2

2002年4月20日
 基本的に凹んでおりますが、今は(酒のせいで?)少し元気であります。このすきにアップしてしまいましょう。巷に椎名林檎ネタが上がっているようなので便乗します。
 
 今日は中二娘が「勝訴ストリップ」、自分の部屋から発見したとのことで持ってきました。(私はこれの「本能」のみ、数回聞いただけです)
 娘によれば、やはり「無罪モラトリアム」の方がいいとのこと。
 もともと「歌舞伎町の女王」、次いで「丸の内サディスティック」、そして「本能」という順でお気に入りが変遷してたんですが、あっという間に「正しい街」がベストに踊り出ておりました。
 
 娘よ、オマエは正しい!
 なんでも、国語の授業で自分の好きな歌詞を持ってくるように言われてるそうで、上記のうち「歌舞伎町」か「丸の内」かで悩んでいましたが、「職員室に呼ばれるかも」と、結局はバンプにしたようです。(結構よく呼ばれてるらしい)

 さて、これらの曲なんですが、もう一度聞き直してみました。楽曲そのものは各人が判断すればよろしいので、他のことをコメントします。

 やっぱりリズムセクション命の演奏をしているわけですが、「本能」(というよりも「勝訴ストリップ」)のドラムはあの村石雅行だったんですねー。やっぱりスゴイです。
 しかーし、私としては以前「ドラムに光るものがある」と評したように、「無罪ストリップ」の河村コースケの方が好きですね。いさんも同じ事言ってましたが、アナタは正しい!。
 
 また、実はベースの亀田誠治、割と有名な人で実力は文句ありません。
 音はちょっと珍しくモーモー系です。つまりフェリックス・パッパラルディなんかそうでしたが、弾いた後でなんか音量が上がっていくような(ありえん!)輪郭のはっきりしない低音で、いつも後ろでモァーと鳴っているような・・・。フレージングもアレンジとマッチしててすごくいい感じです。
 ベースを始めたばかりの娘も、とてもカコいいといっておりました。
 

 そんな重箱の隅をつつくような聞き方をして何が面白いのか、と聞かれることがあります。
 でも、一応楽器をやってるとしょうがないんですよね。
 でもでも、「歌が命だ」ってことは誰よりもよくわかってるつもりです。
 
 大昔、マリーンの無料野外ライブに出かけたことがありました。そのときは雨で結局できなかったんですが、帰らずに残った客を至近距離に集めて、生歌のアカペラで何曲か歌ってくれました。それはそれはすごかったです。
 山下洋輔も旅日記本で、「バンドに命を吹き込むのはボーカルだ」と自らの経験を印象深く書いております。
 インストならフロントということになるでしょうか。
 
 しかし、その山下洋輔トリオに対してさえ、かつて色川武大が「山下以外のミュージシャンの音が邪魔だ」とハッキリコメントしております。

 全くその通り。音楽はまさに触発のされ合いでありまして、演るのなら単なるバックバンドではなく、いい音楽家と演らねばしょうがない。(矢野顕子もNHKの番組でそう言ってました。ジャズ至上主義を唱える人の主張もそこにあります)
 そういう意味で、私はウタダヒカルの(特にライブにおける)演奏を全く認めないし、ウタダ本人にとってもまったくもったいないことだと非常に残念なのであります。
 ドリカムの吉田美和はポンタと演ってますし、逆にポンタのごく最近の相手はTinaらしい。別にポンタが最高のミュージシャンとは思いませんが、こういった刺激的な組み合わせをぜひ期待するのです。
 
 でもいつもそういったいい出会いによるいい演奏ができるとは限らない。
 ウタダの母親であるフジケイコが「ヒカルの生歌はスゴイ」とコメントしていたように、むしろその場合は、バックなしで聴きたい気がします。

 ということで、もし私が今「正しい街」を聞かせていただくのであれば、バンドも結構ですけれど(もちろん悪くない)、ぜひアカペラで一回聞いてみたいもんだ、とこう思っているのです。
  
 BLUESさんからメール診断(http://mailcheck.plaza.gaiax.com/)というのをご紹介いただきました。
 日記の診断ではないのですが、私の一昨日のヤツをちょっとやってみましたところ、次のように出てまいります。

@全文字数 981文字
@有効文字数 941文字
@センテンス数 31センテンス
@一文当りの文字数 30文字
@読点出現率 93%
@感嘆符出現率 9%
@疑問符現率 9%
@顔文字出現率 0%
@所要時間 24分
@性別 女性らしさ 59 % 男性らしさ 41 %
@文章年齢 25歳
@書いた時の精神状態 きわめてクール、というよりややブルー
@知性 ビックリするほどの高さ
@笑いのセンス ランクB+
@要はこれが言いたかった
 自分が面白いのはいいのですが、ひょっとすると世間殿からするとスベってるのではないか。
@実は適当に書いた個所
 そこで、昨日の「100人に聞きました」をやりながら思いついたのですが、日記を採点してくれるサイトなんてどうでしょう。
@重要であったか 相手にとっては重要なことだった
@内容は信じてよいか かなり信頼してよい
@ネカマ疑惑 絶対にありえない
@チェーンメール疑惑 特に問題ありません
@スパムメール疑惑 まずありえません
@親密度 37%
@話題の特殊性 43 %
@メールにかける意気込み 72 %
@今後も持続する可能性 56 %

日々の出来事を綴った個人サイトの日記 に似てるかも…。
文章を書くという作業にこだわりを持つ、あるいはそれを生業としている方かもしれません。極めて客観的に自分の文章を見つめることのできる目を持っているようです。メル友としてはあなたにピッタリでしょう。ただ、あなたの文章もクールな視線で見られていることも忘れずに。
 
 
 
 なかなか面白いっス。顔の想像図なども出てまいりますが、これは全然似ておりません(男か女かもわかりません)。
 
 それにしてもあっという間に結果が返ってきます。
 むむむ、これは私などよりよほど能力的に優れたモノホンのメール評論家がレスを書いているに違いありません。真夜中までお仕事ご苦労さんです。
 あ、違いますか。では、おそらく昔よりこういうものをなりわいにしている小人の一族がどこぞのサーバーの中に住ん(以下略)
 
 
PS1
 語尾と接続詞に注目した自然言語処理と思われますが(そんなに難しいものではありません)、なかなかうまくまとめていて感心しました。

PS2
 相性のいいメル友が紹介されます。ムフフ。
 
 
>征二さん
 ありがとうございます。大変参考になります。
またお願いしますね。

>飛び蹴り雪太郎さん
 今お気に入りが増やせない状態なので、チトお待ちください。
 

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