Juliさんのバックバンド(サポート)に里美さんに加えていよりさんが加わったということで、吉祥寺ワープへ。
トップだったんだが、いろいろ残念。
何が残念って、やっぱMCをあの二人(特に里美さん)に振るのは残念でしょう。笑
あと曲数が少ないのも。
演奏はまさすがにあまあ。ベースはやっぱりいいし、いよりさんのギターはすごい好きですね。

実は俺、ワープでは何度もいいバンドを見てるんで(たとえばかげぼうし?やthe rodsなど)、そのブッキングは結構信頼している。
しかしこの日はやっぱり残念なのかと思ったら、群馬のnew lifeってのが割とよかった。
ただ、やっぱりアレンジがありきたりかつ全部おんなじ感じで、そのあたりが弱点かな。
この音源を何も言わず娘に聞かせたところ、すぐに「これなかなかじゃん」とコメントしたのにはびっくりした。音源だけをちょっと聞いた感じじゃ、それこそそこらのありきたりのバンドとそう変わらないように思ったもんで。やっぱり聞き所が違うのかしらん。
先月に引き続き、Rioさんのライブ。

ブーガルに入ったとき、結構年配のファンクバンドがやってて、確かに演奏とかのレベルは高かったんだけど、うーん、どうなんだろうなあ。どういう考えでこのような音楽を長くやってるのか、思わず考えてしまった。
つうか、俺なら金出してまでは見に行かないな。言ってしまえばそれだけのことなんだけど。

Rioさんのバンドはさらによくなってて、特に里美さんのベースが強力になってた。
やっと本人も納得する重さが出てきた感じではなかろうか。最近いろんなところから声をかけられてるようだ。

最後のバンドはスイング系? これまたファンクのバンドと同じで、俺には新しさは感じられなかった。確かにかっこいいし、ついでに見せられる分には文句ないんだが。(金を貰っても見ていたくないバンドがたくさんある中で)
YHMFに引き続き、高校の南関東大会へ。
ま、リフレインフォールズもそうなんだけど、一学年下、つまり現2年の「いちごバルカン」ってのが目的。
ギターボーカルがピンクのラメ?のギター持って出てきた時点でオオッと思い、演奏が始まってヤラレタと思った。
楽曲とアレンジは、非常によく出来たアニソンみたいで完成度が高く、歌もちゃんとマッチしてる。それほどは上手そうには見えないんだが、とにかく鮮やかに演奏し切った。
ほとんどの高校生バンドは一本立ちできないが、このバンドは違う。つまり、どういったバンドが演奏してるか一切情報がなくても、楽曲と演奏だけで評価できるレベルにある。
(たとえばその曲がネットに置いてあれば自然に広まっていくというような意味)
南関東でも準グランプリとなっていたが、ここまで来るのに演奏と審査を繰り返しており、演奏力も安定してるようだし、特にプロからの評価が高いのは納得できる。
このバンド、特に楽曲を作ってるギターボーカルの方は有望と見た。俺なら早めに抑えておくが笑。バンドもいい感じだ。

他校のバンドはあんまり見ていなかったが、最近は習ってるのかドラムが割とちゃんとしてるのな。バイオリンは自己流でも何とかなるが、ドラムは必ず先生に付かないと。

あと、椎名林檎のコピーをやってたバンドがあったが、あれじゃあダメだ。
椎名林檎は上手い下手じゃなくて、エモーションというかパッションというか、あるいはパワーといってもいいが、それが前面に出てこないと音楽にならない。
どうせ演奏はまだまだなんだから、まず歌のパワーで押し切ること。そして、そのためには力を振り絞ってばかりではダメで、力をためる部分もないと。全体的にべたっとした平均レベルの演奏は一見完成度が高く見えるかもしれないが、よろしくない。
吉祥寺の曼荼羅グループが「ジョージロック」ってアンダー23のコンテストをやってて、某バンドも音源審査に通って、13日に2曲演奏した。

なんかヤケに緊張するっていうか。出番が遅くてメンバーもなんか完全に平常心というわけにはいかなかったようだ。ボーカルAさんもなぜか怒ってたし。俺もなんか雰囲気に不穏なものをかきたてられた。どういう雰囲気かといわれてもそれほど変わった感じもしなかったんだが。

まあさすがに曼荼羅グループだけあって、審査に通ったバンドはどれもそれなり、という感じもしたのだが、後で考えたり音源があるやつは聴きなおしたりしたが、実際にはたいしたことはなかったようだ。やっぱり雰囲気のせいだったのか。

トリに出てきたなんとかチャコペンシルズは全体的に完成度が高く、音や演奏力もよかった。戦前から当然の本命と思われていたようだが、持ち時間をオーバーして審査員に苦言を呈されていた。
このことについて、とあるメンバーはブログで、「自分たちが悪い」と一旦は認めたもかかわらず「「意図してやって、反則して勝ち上がろうとした」みたいな捉えられ方されたことに腹が立った」と怒りを表明しておる。
別にあの審査員、そんな捉え方なんかしてなかったように思ったけどね。そもそも大本命なら、多少のアクシデントが起きようと誰からも文句言われないように、あらかじめ多少短く作っとかないと。
あと最初からの決まりごとであれば、意図する意図しないにかかわらず失格にしなきゃダメだし、むしろ失格を申し出た方がかっこいいよ。

やっぱこのあたりが運営側の「競技」というものに対する認識の甘さでね。ひどい場合になるとシールドが抜けたのもスタッフが行って直してるもんな。シールド抜けも本人のミス、責任なのに。
競技として公平公正を期するなら、それこそ何が起こるかわからないんだから、ドラムハードウエアやアンプのトラブルの定義やその裁定もすべて競技細則として定めておかないとダメだ。ちゃんとしたスポーツのルールブックは電話帳みたいに厚いもんだよ。

そもそも音楽(芸術)と競技は相容れないってのは自明以前に自明で、もういい加減コンテストみたいなのはやめたらどうかと思うことも多い。

某バンドは、「本番でベースアンプのボリュームをグイと上げた」そうで、ちゃんと某バンドの音がしてた。現役ミュージシャンの審査員にも「ベースの音、サンプリングしたい」とか言われてた。が、演奏は荒く、構成も一部間違えてて落選。
でも俺的には満足だった。他に面白いバンドなかったもん。
あと、他バンドでドラムをほめられていた人がいたが、俺的には感心しなかった。


PS
 某バンドはイベントが終わった後、半数の審査員(全員でなく半分ってのがミソです)に質問攻めにされていたが、「次のライブはグレートハンティングで・・・・・」と言い出したら、皆さんちょっと顔色が変わってたとのこと。笑
 この日は休みにしたんで、YHMFの後、とある女性ボーカルイベントに行った。
(今回はいろいろさしさわりがあるんで、ほとんど匿名にします)

 本来の目的は、ミクシでとある有名海外バンドの有名ベーシストのコミュの管理人をしてるまだ若い女性ベーシストで、以前より何人もの人からその腕前の話を聴いて興味を持った次第。
 また、知り合いのベーシストの多くがそのコミュに入ってるってこともあり、いったいどんな人かと。

 その前に、関西から来た4人組のギャルバンがやってて、これ、ギターボーカルがちょっと雰囲気があって、曲も唄もなかなかだし、俺結構いいと思ったんだよ。
 でも演奏がいかんせんいい加減でさ、なんかナメてるというか。陳腐でグルーブのないフレーズを得意満面の「どうだ、かっこいいだろ」笑顔で弾かれてもねえ・・・・。君たち頭もいいんだから、考えれば全然違う風に出来るはずじゃね??
 いや、こう言ったわけじゃありませんよ。もっとソフトに演奏の考え方とか練習方法とか話してたつもりですが、メンバーの方が泣き出してしまいまして、いや心底動転しました。

 んで、目的の女性ベーシスト。
 確かに力量的には抜群だと思うんだよね。ベース見てると面白いしさ。
 でもバンドっつうか音楽がね・・・・。楽しくてノリのいい少人数レゲエバンドで、確かお客さんを乗せるだけならあれでもいいんだろうが、少なくとも俺にはそれほど面白くも楽しくもなかった。
 せっかくのあのベースなんだから、バンド全体のグルーブを圧倒的に高める、それこそ世界一を目指すとか、なんかあるといいと思うんだけど。 まあ要するに生かしきれてない。本人も本当に今のバンド、今の活動をずっと続けていいのか、少し迷っているようにも思えた。

 YHMF見てもそうだけど、楽器は上手いんだけど音楽はつまらないとか、曲や歌はギタボが引っ張ってるけど、演奏がまずいとかバンドとしてうまくやれてないとか。
 なかなか音楽をやっていくってのは難しいと痛感させられる。
 やっぱりハイビスカスみたいなのは例外です。

 ということで、関西ギャルバンと顔を合わせないように女性ベーシストと話して、こっそりそそくさと立ち去りました。


PS
 関西ギャルバンは翌日帰ってしまい、もう痛恨でした。今度来るときは全部参戦しますから!! いや今度関西に見に行くし!!!
 いわずとしれた高校生大会@横浜アリーナ。
 ハイビスカスがあんなことしちゃったから、面白いバンドはもう出て来れないんじゃないかと勝手に思い、興味を失ってる。

 娘の出身高校のリフレインフォールズってバンドを結構前に見たことがあるが、2小節進んだらもうメタメタになってるようなドラムで、とても聴けたもんじゃなかった。
 ところがである。そのバンドは今や各大会を快進撃、あのO先生をして「技術的には非の打ち所がない」とまで言わしめてるんでびっくり。

 んで見たんだけど、誰が教えたのかなあ? スネアを力を抜いてごく軽く叩いてて、それがすべてに好影響というか、うまい方へ回ってるのな。力が抜けてるんでフォームがよくなって、小さいストロークでも音抜けがいいし、バスドラとのバランスも改善され、頭が動かないから周りの音も聴け、手足も自由に動いて、自分の持てる力を発揮できるようになってる。
 プロはスネアは強く叩かないってのは、前にも書いたことがあるけど、改めて再確認した。音の小さいのは、今はマイクである程度補正できるからね。通る音であることの方が大切。

 バンドは確かに力もセンスもあるし、楽しそうにやってて雰囲気もいい。引退とか惜しいですな。
 ベースはめったにプレイヤーを誉めない安島さんが誉めてただけあって、相当いいと思った。

 多校のバンドはあんまり見てなかったんだけど、バーストオープン? バンド自体にはまったく興味がないけど、ドラムはすごい上下に動いて面白かった。あれ実は力学的に正しい動きなんだよね。いいドラマーになりそうな気がする。

 Aというのもあちこちで名前を見るバンドだけれども、うーん、なんか芯が見えず、こりゃ前途多難と見た。
 先輩のレイジーガンズブリスキーなんか、今も昔も音楽はあんまり面白いと思わないけど、高校時代はもうちょいまとまってたというか、演奏はしっかりしてたし、目指す高みが見えてくるバンドでかっこよかった。
 先輩だからって比べるのもおかしな話か。乗り越える苦難が大きく多いほど、ってのもあるだろうし。頑張ってください。


PS
 何回も書いてるように、最初に音を合わせた瞬間にそのバンドがどこまで到達できるかがわかる、ってのが俺の持論だから。
 それは囲碁将棋の高段者が、年端もいかない子供の稚拙な対局を見て、それでも名人になるかB級止まりかってのがわかるのと同じです。
 サラバーズが虚弱、センチメンタル岡田バンド、モデストロイクルウズ、イプシロン、Aを集めて学芸大学メイプルハウスでやったのがこの日ということになってる。
 これ、いくつかはライブハウス推薦だろうね。

 単なるメモでした。
 せっかくだからand moreを呼べばいいのに。参考スレ↓
「謎の超有名バンド「他」について語ろう」
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/minor/1208408597/
 ということで行ってまいりましたふたばひろみとデジャブ。
http://hutaba-hiromi.com/deja-vu/

 youtubeを見るとヨレてるところもあるんだけどね、ライブはいいですよ。並みのバンドとは雰囲気も違います。

 まず、ボーカルのふたばさんは、やっぱり懐メロカバーでメジャーからアルバムを出してる人。ライブはもうバッチリ歌えてました。先に書いた「夢で逢えたら」はやらなかったけど、ちょっと遅めのテンポの曲でのゆったりした唄ノリが独特ですごい魅力的。
 ベースとキーボードは、メジャーバンドのアルバムにも参加してるくらいで、いい腕してます。キーボードは全体的にもっと派手というか多様多彩でもいいかな。
 ドラムはキックの一発目がなかなかしっかりしてるんで、聴けます。音が柔らかいのもいい。
 ギターはちょっとわかりませんが、フルートはもうほとんど完璧です。笑

 不満の点もあります。
 まず、ワンマンで相当な曲数をやったけど、懐メロって、俺にはそんなにいい曲ばかりとは思えないですな。基本、職業作曲家と作詞家による量産品で、ハマれば名曲になるのもあるだろうけど、純粋に楽曲として捉えると全部が全部というわけじゃない。
 個々人の思い出とリンクして感情を揺さぶる云々ってのはもちろんあって、懐メロはむしろそこがポイントなんだろうけど、俺なんか知らない曲は若者バンドを聴いてるように聴くしかないし。笑
 そういう意味では、小島真由美なんかもやってるのは評価できます。夢で逢えたらやまちぶせも懐メロの範疇ではたぶんない。

 次に演奏。ここまで出来るんだから、完コピ度を高めてもらえればさらに嬉しい。
 たとえば三木聖子の「まちぶせ」。これは当時のユーミンの曲と同じで松任谷正隆の低音を効かせるピアノや、後藤次利の独特なベースラインがポイント(サビの「胸の奥でずっと」に続いて聞こえる高い音はスラップ気味に軽く引っ掛けてるかも。ライブでこんな感じのプレベでのプレイをよく見ました。あとしょっぱな出だしの2音目とか?)。最後の方のハンドクラップや、フェードアウトの部分ってたいていいい演奏になってるんでその再現とか。
 なお、昔の曲はほとんどパーカッションが入ってるんで、なんとかしたいところですね。黛ジュン「天使の誘惑」ではあのポコポコいうパーカッションが聞けなかったので残念でした。「夢で逢えたら」も両手のカスタネット?が効いてます。
 鍵盤にアサインするとかかなあ。

 てなことで、ふたばひろみとデジャブ、文句なく楽しめます!


PS
 「北国行きで」は数多くのアマチュアバンドがカバーしてますが、このデジャブは珍しく寺川ベースの勘所が弾かれてて嬉しかったです。
 あと、「まちぶせ」のサビ唄が終わった直後のベースラインは後藤次利独特の動きをしてますが、これもできてましたね。さすがです。
 ちょっと違いますが参考↓「「カルメン ’77」のベースを弾いてみた」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3830733
 中学生の頃、生家に朱里エイコの「北国行きで」のEPがあって、そのB面が大好きだった。もちろん近年ヤフオクで手に入れ、アナログレコードプレーヤをどうしようか考えていたが、youtubeに上がってるのを見つけた↓
「時の流れにのこされて」
http://www.youtube.com/watch?v=VbPtdyI0SMs

 この曲と北国行きで、そしてかなりの曲が同じリズムセクションだと思うが、どうもベースは寺川正興氏らしい。こういうベースが俺の基準になってるようでもある。

 次に、youtubeで朱里エイコ関連を漁ってて、ThokoSetzer氏を拝見。なかなか選曲がグッドで、昔の曲のよさを教えてくれた。
 あと、長野の帝王さんも恋のフーガとか歌ってて、こちらは演奏や歌は最近のもので、このあたりから、こういったアレンジ違い演奏違い、つまりカバーを調べるようになった。

 カバーといえば、やっぱり大滝詠一というか吉田美奈子の「夢で逢えたら」。
 漁ったら優に3、40曲あるんでびっくり。
 お気に入りは、もう消されたDEENと原田知世のカフェバージョンや、岩崎宏美良美姉妹のライブ版。
 桑田佳祐のライブはもう説得力が破壊的で、最初の「ゆ」が発音されるかされないかで瞬殺される。
 アップテンポの演奏では、田川寿美+水森かおりや、サーカスも入ったディーンのが面白い。
 吉田美奈子本人が歌ったのでは、井上鑑とマスターズバンドでの、村上秀一の気合が入りすぎて空回りしたハイハットがらみのフィルと岡沢章の人間とは思えないグルーブが聴ける演奏がある。

 んで、いったい何者なのかわからないのもありまして、まずはxyz?↓ これホテルの箱バン? 知ってる人詳細求む。
http://www.youtube.com/watch?v=fosssEbwTcY

 そして、ふたばひろみとデジャブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=og3TtsD__jc
これ萌えるよなあ。
 この日のライブ音源3曲がマイスペースに上がってます。
http://www.myspace.com/matasita89

 壁の3分6秒過ぎ、ボーカルが叫びながらギター氏にすごい勢いで詰め寄ってるんだが、あれ驚いたよなあ。でも全然違和感みたいなのがなくて、ごく自然な感情表現としてアレができるってのは凄い。

 弾き語りのさおりさんってのは、たぶん、歌詞も唄もMCも、相当に未熟っていうか、もっと全然うまいやり方があるはず。(たとえば同じスピリットを持つ者として、忌野清志郎や泉谷しげるなどはまた違うやり方をしている)
 しかし彼女の場合、なんで今現在ああいう風にやってるのかっていう必然性については見れば一目瞭然、疑うものがない。賛否両論はあるだろうが、今の彼女はあれでいいのである。
 先がものすごく楽しみな一人だ。


PS
 EMIの人は来てなかったと思ったらやっぱり来てた。しかも加茂さんだった。
http://blog.goo.ne.jp/peaceboat1/e/cc1c8de0129adb09b38b52742520ebea
某バンドだけ見て風のように去って行ったらしい。

 なお、この加茂さんの日記、前半の内容とそれに対するコメントが素晴らしい。うん、ブログってのはこうじゃなきゃいけない。
 一月半ぶりの某バンドのライブ。
 この日は噂の高校生バンド、サラバーズとタイバンかと思ったら古館君の弾き語りだった。さすがにかなりいいんじゃないでしょうか。
 Ch.とポニーテールポップスは省略。

 某バンドはなんか雰囲気が悪く(笑)、みんなもうどうとでもなれってな感じで演奏したらしい。ベースなんか「めんどくさいことなんかやってられるかよ」みたいに四分音符みたいなのしか弾かないところがあったりして、でもそれすごい上手そうに見えるのな。
 まあ某バンドはいろいろ卑怯なバンドだから。笑
 アベフトシ追悼のミッシェルの曲は構成を間違えてたりしたらしく確かにちょっとバラバラだったが、全体的にはなんかもう、かっこいいを通り越して壮絶って感じ。
 壮絶といえば四人囃子だが、音の感じも同年代だったころのライブ73に似てる。


PS
 このライブはEMIの人が聞きに来てて、なんでもライブハウスのスタッフが呼んでくれたらしい。へええ、そんなことってあるんだね。でも今思うと古館君の弾き語りを見るついでだったのかも。
 んで、なかなか好評で8月3日のライブも見に行くと言ってたらしい。
 急に思いついたように怒涛の更新をしてるのはちょっと事情がございまして、なんとか今週中に「長野の帝王論」にかかりたいと思ったからです。果たして間に合いますかどうか。
 必要に迫られないとやらないってのはいつものことでしてもう呆れもしません。
 この度、プロフィールを変更するにあたりネットを調べておったところ、まあまあ面白かったのを紹介↓

こうもん探訪
http://www.wa.commufa.jp/~norp/kijo/list_kato/kohmon.html

 出だしは面白くもなんともないが、八兵衛は食文化調査担当だったとかいうあたりから乗ってきて、八兵衛役の高橋元太郎はマッハGOGOGOの主題歌を歌ってたことを指摘、若い俳優で八兵衛役をやれるタマがないことを看過し、挙句の果ては「水戸黄門一行は旅芸人一座だった」説を唱えている。
 ちょっとやりすぎている感が強いが、お暇な人はどうぞ。
 蒲田は歩こうと思えば歩ける距離なんで、プチ学祭みたいなのがあると聞いていってみる。

 ヒダ君のいるロッソを見たが、まあ前とあまり変わらない印象。

 その前や後ろにもバンドやシンガーがやってたし、建物の他の部分でもやってたけど、ほとんど印象に残らず。
 専門家予備軍でこんなもんなのか??? もちろんプレイヤーやアーティスト志望じゃないの(たとえば音響志望)も多いとは思うけどさ。

 こっそり帰ってこようと思ったがヒダ君に見つかってしまった。
 Rioさんは結構いいと思ってるソウル系の男シンガー。オリジナリティのある楽曲はすごい好きですね。前に上里君が和泉3丁目を聴いたときも「男ボーカルはいい」と言ってた。
 んで、バンドはベース里美さん、ギター黒猫さん、ドラム武蔵野ファンクの人、キーボードまさぼう?さんという構成。
 あんまりソウルやファンク系、特にセッションをやってる人達で組んでるバンドって、かっこいいと思ったことないんだけど、このバンドは珍しく熱くてかっこいい。いいんじゃないでしょうか。

 確かトリかなんかの座って弾く男ベースの音がいいのに痺れる。確かバッカス。
 上里君の新バンド、The Hare Rock。メンバーは、月ノ魚のベース、dubredのジャンベ、あと知らない。でもなんかアマチュアって感じはしなかったな。曲は上里君が作ってるようだ。
 ギターボーカル、結構荒っぽくて、後で聞いたらやっぱり飲んだくれてたらしい。ベースも機材の関係で音が出なくてトラブル続き。
 でもさすがに上里君がやってるだけあって、いいと思うよ。やっぱりちょっと違うもん。
 久しぶりに彼のドラムが聴けて幸せでした。

 トリは寿だった。さすがのステージと言っておこう。
 これ、記憶がないんだけど・・・・。老化現象なのか本当に見に行ってないのか。

 んで、もうひとつ忘れてるのは、どっかのメイプルハウスでのトリで、割と大人数の組んで間もない(だが各メンバーは結構経験のある)女性ボーカルのポップバンドを2、3曲見て、曲など結構いいと思ったのがあったはずなんだが。


 アッ!! それとこの日は(も)「and more」が出たことになってる!!!
参考スレ↓

謎の超有名バンド「他」について語ろう
http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/minor/1208408597/
 記憶に残ってるのはモリソンレコドのみ。アチャー
 これはオーバレンシアのギタボの弾き語りで、なんか横向いてやってた。
 みんないいって言ってたんだけど、俺にはそれほどでも・・・・・。特にユーミンだかのカバーは意味不明だった。ギターそのものも弾き語りとしてはイマイチのような気が。
 ちょっと辛口だったかな? でも力は十分感じられた。言いたいことがちゃんとある人のように思えた。
 日本のトップクラスのセッションを日夜繰り広げている新宿、歌舞伎町のゴールデンエッグ。この日は和泉3丁目だけでなくもう一バンドあって面白そうだった。
 和泉3丁目は、パーカッションのメンバーチェンジがあっててちょっとノリが変わったかな。シェイカーを振りながらタンバリンを叩くのにちょっと面白いやり方をしてたのが印象的。でも久しぶりのパーカッションということで、本調子というわけではなさそうだった。

 もう一バンドは、ベース浅野清美、ドラム というセッションの強力メンバー。
 ただまあ、率直な感想を述べると、「昔取った杵柄」的な意味合いでその力を発揮してくれるのは本人にとっても見てるほうにとってもいいことではあるんだろうけど、とにかく必然性に欠けるよな。
 ほら、本当に凄い奴って、たとえばボーカルを例にとると、その場で、その曲を、そのように歌うのが、まるで生まれた時から宿命づけられていたかのような感じがあるじゃん。んで、たまたま見てた方もそれに出会ったことがなんかすごい意味があるようなさ。必然性があるってのはそんな感じ。
 そういうのがなくて、別に他のボーカルが歌っても同じだなあ、って思わせるような、ある意味「取替え可能」な音楽ってのは、やってる本人は楽しいんだろうけど、聞く分にはもういいかな、って感じ。
 やっぱりさ、自己表現にそれこそ命をかけてるようなものじゃないと、見る意味はない。最近は特にそう思うね。
 上里君や某バンドはそれができてるからね。いろんなことがもろもろあって、歳取ればできにくいのはわかるけど、本来は関係ないはず。
 上里君がハイビスカスのギターの正輝君とデュオで出演するというので出かける。ライブイベントそのものも上里君の仕切りらしい。
 なんだかよくわからないが、太宰治?関連のイベントの後、「6.23慰霊の日プレライブ」ということで、沖縄の戦争に関する写真が展示されてる中でのライブ。
 展示はじっくりと見させていただいた。

 どれも面白かったが、とりあえず上里君の生声のデカさと、正輝君がいつぞやプレゼントしたヤマハFG160をそのまま使ってるのが印象的だった。

 下北沢のカラードジャムを超満員にしたというアコースティック・レゲエ・バンドのdubredというのが出てて、これは確かによかった。なんかよく知ってる曲のカバーも見事。

 wbsはロフトのスタッフのデュオで、見方によっては素人に毛が生えたようなものだが、日常的にプロを見てるだけあって、ちゃんと聴けるのはさすが。

 あと、阿良克磨という神奈川在住のギター弾き語り。もちろん沖縄出身なんだが、そんなに音楽活動も熱心にやってるわけじゃないごく普通の大学生でしょ? 沖縄ってこういうのがゴロゴロいるんだろうか? なんか恐ろしいっていうか、日常的に接する(生で見てる)音楽のレベルが違うって気がした。

 終わってみて、ボーカルをアンプラグドでやるのはちょっと無理だったかな、ってのが上里君の反省でした。確かにそれなりの音圧で声が通ったのは彼だけでしたね。

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