2011年2月

2011年9月14日 日常
2月21日 新宿モーション 某バンド
 久しぶりの某バンドのライブ。
その間俺はといえば、吉祥寺へ平賀さち枝の弾き語りを見に行ったくらい。
 平賀さち枝もモーション人脈から教えてもらったが、これは凄い。残念ながらyoutubeからいくつか動画が下ろされてしまったので、その真価を知るにはライブに行くしかない。
(とはいってもライブはまだ心もとないっていうか結構危なっかしいけどw)

某バンド:  ドラムが非常によく、拍が細かくというか、タイムが長く取れていた。姿勢もよく、なんか本格的なドラマーなっていて、すげえええええ、っていう感じ。(もとから本格派ドラマーではあるが)
 ベースが疲れてて、ドラムのタイムが長いのにはすぐ気づいたが合わせ切れなかった、といってたが、このリズムセクションはさすがである。
 ボーカルもギターも好調。最後のドロップDの曲は音程感がなんか変な感じ。俺が変だったんだろうか。
 それにしても楽しそうにやってていい。

サーティーン:  噂のサーティーンw ほとんど完璧な曲が2、3あったように思う。
 ドラムは、叩き姿はまあまあ。吹奏上がりの感じなので、キックは聞こえてこなかったが許す(偉そうですいません)。
 ベースは確かにこのバンドでは効いてるようにも思えるが、フレージングとか音色とかまだまだ改良の余地がある感じ。
 ギターはサポートのようで印象に残らず。

bossston cruizing mania:  秋葉原グッドマンのカシマさん率いる?バンド。
正直言ってはじめはピンとこなかったが、後半覗いてみたらいいパフォーマンスだった。みんな勝手なことやってる感じだが、こういうのはいいときはものすごくいいはず。

tacobonds:  名の知れたバンドらしい。
 ギターはかなりのものと思った。セッティングの際の短い音合わせでああいうギターを弾くとは、ありきたりのプレイヤーではない。某バンドのギター氏にも感じられる資質だ。
 音楽は、いいところも結構あるんだが、つなぎの部分など、それほどおもしろくはない展開も目に付き、惜しい感じ。
 ドラムは結構いいんじゃないかな。ベースは頑張ってください。
 ひょっとするとバンドとしては岐路に立っているのかも。

 4バンドとはいさぎよいブッキングで素晴らしい。某バンドとしてもどのバンドも初であり、マンネリに陥らないというかやりやすい方に行かないあたりもサエキさんのブッキングが信頼される所以だ。
 またこの日はボーカルやギターが結構勝手にやるバンドが多く、本当はそういう方が面白いっていうか、王道でもあるはず。
(もともとクラシックも昔は即興演奏も一般的に行われていた)
 途中、平賀さち枝さんに挨拶されたんだが、誰だかわからなかった。女は化けるっていうが、他にもわからない女性はいっぱいいる。たとえば元ぬるぬるずのドラムの人とか。でも女同士では誰が誰だかわかるみたいね。不思議だ・・・・・


2月26日 渋谷ラッシュ  ビートハプニング
 土曜日の午後5時から8バンドというイベント。 それで外に出れないとはどういうことなのか。
 客層や人の多さにもげんなり。

某バンド:  終わって秋葉原に某ライブを見に行くということでトップにしてもらったらしい。なんという奴らだw
 演奏はいい感じ。というか完成度の高い演奏。だが、この客層にはその凄さはわかんないんじゃないかな。世に出回ってる(プロの)音源みたいな感じもあるし。さらっと聞かれてしまうってこともありそうだ。
 ボーカル、攻撃的な感じでちょっと怖かった。ギターの方をひんぱんに見てたが、これはギターも最近かなりアグレッシブに弾いてくるからだろうかね。

デイトリッパー:  部分的には面白いと思った。だが、中年老年がやるのならともかく、この若さでそういうったたぐいの面白さに満足してるってのがなんとなく納得いかない。他に本バンドがあるならともかく。

THE★米騒動:  やろうとしてること(カタチ)は某バンドに似てるかもしれない。しかし、音楽的素養や伝えようとしてることに内容がないようで、言いたいことがわからないし、ドラムなんかにしても現時点ではまだまだ。
 いずれあのバンドこのバンドのように十代でちやほやされたのが全部アダになって返って来そうな感じ。
 ひどい言い方をしたが、若いバンドは数ヶ月でまったく変わるものなのでね。びっくりするようなバンドになって俺を罵倒していただくことを期待します。

The Cheserasera:  歌モノとしてはまあまあの感じもしたが・・・
なんとも言いようのないバンド。(インパクトが足りない、ってのは確かにあると思うよ)
ベース、かなり練習してるみたいだけど、弾き方にしてもフレージングにしてもちょっとポイントが違うって感じがする。

ボトルズハウス:  ドラム、一曲目はキックがわずかに遅くなってて、そういうものかなと思って聞いてたが、2曲目からは早めになってた。曲に合わせたタイミングで踏めるならもちろんベストだが、うーん、ホントにそんなことできるのかな。16ビートの曲もバッチリで、特に凝ったフィルは叩かない人だが、お決まりの「タタドン」、間をたっぷり取って楽しそうに入れてたの気づいた? あれができれば一人前だ。
 左にいるギターはだいぶ自己主張するようになってうるさいくらいだが、もっとやってよい。 それに対して、他もどんどんパワーアップしていかなければならない。
 その過程で、各楽器がシェイプアップしてアンサンブルがよくなっていけば、「ものすごい音圧なのに全然うるさくない」っていう感じになってくる。
 あとギターがユニゾンで歌いながらってのは、フレーズをシェイプアップするのにいいんじゃないかと思った。
 ボーカルもこのままでは何言ってるかわからないところがあるが(某バンドも同様だし、ほとんどのバンドが抱えてる問題だ)、ボーカルが全く聴こえなくても何を言ってるかわかるようにする秘儀を教えておいた(笑) 
 これは俺がかつてセバスチャンXの前身のバンド(ギター入り)で体験したことなんだが、まあ話半分に聞いていただきたい。
 各楽器が主張しつつアンサンブルがクリアーになれば、必然的に歌詞も聞こえやすくなりますね。

ソンソン弁当箱:  先日、新宿マーズで見たときよりは、何が言いたいのか伝わって来た気がする。しかし、若いバンドにありがちなこととして、楽曲そのものの出来不出来があり(あるいは似たような曲も多く)、楽器隊そのものも(以下略)
 いずれにせよボーカルのカリスマ性(のようなもの)に依存したバンドってことはわかったが、それにしては・・・、って感じ。こういったボーカルには、(主張の)強さは必須だが、同時に、たとえば洞察の深さが見え隠れしなければ深さは感じられない。そういう意味では、MCとかまあ最低の部類だったw し、このボーカルは歌詞の通りがいいという類稀な素質があるが、残念ながら俺にはグッと来なかった。HPに歌詞が置いてあれば見てみたい。(某バンドはありますよ)

Brian the Sun:  長丁場になりそうなので、最初からベンチの取り合いバトルを繰り広げてたが、このバンドの時は全部空いてたんで、うっかり横になったらほとんど全部寝ちゃいました。
 確かにいえるのは、寝るにはいい音楽ってこと。

sisi:  sisiを見るのは3回目。2回目は某バンドも呼ばれた渋谷屋根裏のイベントだった。
パフォーマンスは安定し、磐石な演奏を見せる。もう一人のエフェクター操作メンバーも効いてるんだろうか。ドラムは普通はあれだけ長いリズムパターンはああいうふうには叩けないし、ベースもよく見ると確かにいいね。ギターはラフに弾いてるようだが、実際は結構神経を使ってる。
 ということで、楽器隊がいいんで、速い曲では演奏や構成やワンポイントの面白さで押すことが出来てるが、似たような印象を与えてしまうのが惜しい。
 1、2曲、素晴らしいメロディラインを歌ってたところがあったが、sisiの遅い曲というのはあんな感じ。何曲かやっていただきたかった。
 ドラムの人、いい意味での「ちょっと昔のロックドラマー」って感じの叩き姿で、懐かしく拝見しました。
 あと恋愛サーキュレーションはやっぱりオリジナルがいいんではないだろうか。

PS   イベントの狙いがさっぱりわからず。客が入りゃいいってもんでもないと思うが。
 下川君も来てたようだが、入る並びに割り込んだらしいつじゆうや氏をマナー知らずとツイートしてたような。事実なら確かにいけませんな。

2011年1月 残り

2011年9月13日 日常
赤い公園
 という高校生ギャルバンの名前を目にするんで、ちょっと調べてみたら、1年前に立川バベルで某バンドとタイバンしてました。
 そのちょっと前、つまり一昨年の秋頃から中学生棺桶のリーダーが音源を聞いてコンタクトを取ってきてたんだが、棺桶出演イベントではなく、アンダー22のイベントに出ることになったもので、タイバンは他にRADITZとか。
 当日は女性ボーカルのイベンターもいたが、某バンドとRADITZを見に来たと言ってたくらいで、「ちょこ坊」(赤い公園の旧名)はノーマークのようだった。
 よく覚えてないが、制服で演奏してたような? 高2と知ってれば、歳の割には腕はまあまあと評したかもしれないが、なんかごく普通の歌モノだったような気もする。
 しかしまあ、高校生バンドは数ヶ月でまるで別物になるもんだからなあ。
 ベースは小柄な人で、そりゃ下手なわけでもなかったが、BB2000を使ってるんで、親から貰ったのか聞いたら、渋谷のヤマハ(閉店したシブヤマハか)で探してもらったとか言ってた。
 ちょこ坊とRADITZ、だいぶ混乱してるが、どっちかのドラムはなかなかよかったような記憶もある。
 26日に学芸大学メイプルハウスのグレートハンティングに出てくるようなんだが、HPざっと見たら、去年の春以降に転機があったようで、こりゃ楽しみだ。
しかし、HPに載ってる歌詞を見る限りでは、ちょっと期待薄って感じ。もっと別な言いたいことがあるんじゃないのかなあ?

 なんか、某バンドのライバルになりそうなバンドの話を聞くとドキドキしてしまうんだが、今回ももちろんだった。
 しかし、やっぱり某バンドとは地力というか素養というか、そのあたりでだいぶ差があるような気がする。
 ちょっと時間がなくてまだ具体的に書けなくて申し訳ないが、この5年ほどアマチュアのバンドシーンを見ていえるのは、一人一人はいいレベルの人材がいたとしても、それが1つの高校においそれと4人も集まるわけないだろ、ってことだ。
 たとえば四人囃子はいいとしても、ナンバーガールは向井のワンマンバンドなんでまたちょっと違う。
 某バンドはいっさい他のパートに口を出さないバンドであって(ついでにいうと聞き直し反省会のようなこともやったことがない)、ちょっとねえ、本当に違うんですよ。


弾き語り、そして雑談
 弾き語りの音楽は常に重く、気楽にBGMみたいに聞くことは俺にとっては困難で、おいそれとはなかなか向き合えないが、最近、「平賀さち枝」さんがいいと聞いたんで紹介しておく。
 youtubeを見るとなるほど衝撃的だ。しかし、これ商業音楽になるんだろうか? 少なくともバンドっていうか大げさな伴奏は付けない方がよさそうだね。ギターも微妙なところがあって、アカペラでもよさそうな気がする。

 それはさておき、今年期待する弾き語りとしては、「ヨシザワカヨコ」さん。去年ヤマハのコンテストみたいなので見てまあまあと思ったんだが、今はバンド付けてやってるようだ。どうなんだろうねえ? もうヤマハに飼われてる??

 ヤマハといえば一昨年、某バンドの最初のライブを見に来たのがヤマハA&Rの社長さんだった。吉祥寺でセバスチャンXを見てから学芸大学に回って来たと言ってたな。

 セバスチャンXといえば、フロント二人の「音沙汰」。これはたぶんあのバンドよりいい。

 挫人間の下川君やサラバーズ古館君の弾き語りも見てみたいところ。

 八十八箇所のベース弾き語りもこの前見たけど、バンドと変わらない印象があった。よくあるギターやピアノ弾き語りとは一線を画しており、ああいうやり方もありだろう。
 よくバンドと弾き語りと似たような印象を受ける人がいるが、じゃあ何のためにバンドやるのかって考えれば、一歩進めることができそうだ。

 センチメンタル岡田と上里環は別格で、今年はなんとかしてもらわないと困る。
 岡田が長野でよくタイバンしている「センチメンタルヤマザキ」さんも、なかなかいい歌を歌ってる。
 あと某バンドのボーカルの弾き語りも凄いんだけど、しばらくはやらんだろうなあ。

 ところで、某バンドのボーカルといえば、結構似た感じの人がいて、一人は以前のセバスチャンXの真夏さん。歌も似た感じだった。
 そして、代々木ブーガルの店長だった古沢さん。始めて見たとき、なんでここにいるのかと思ったくらい(笑)。
 で、古沢さんは今は新大久保にある「真昼の月 夜の太陽」というライブハウスをやってるようなので、メモしときます。
 ただねえ、ライブハウスは今変革のときで、何か新しいアイデアがないと。

PS   女性ボーカル単体では、風読みオーケストラのボーカルの人、どーるずまりりん、武田愛理さんなどを注目しております。


1月28日 池袋手刀 某バンド
 某バンド自体もライブは少し空いたが、俺も完全に風邪でダウンしていた。
 症状からてっきりインフルエンザだろうと思ったが、ウイルスは陰性だった。今年のインフルエンザは50歳以上はめったにかからないとのこと。
 逆に数年前、ちょっと重い風邪かと思ったら、陽性だったことがあった。
とりあえず医者に行くのは数年ぶり。詰め物取れ対策で、歯医者には年末から重い腰を上げて行き出した、歯周病がどうとか怖いことを言って脅し、高く吹っかけてくるのでどうしようかと思ってる。

 さて、中学生棺桶の現メンバーでの最後のライブ。前にも書いたが、某バンドは棺桶に非常に気に入られている。


悲鳴:  俺にはちょっと相性のよくないバンド。どこがどうピンと来ないかはあえて書かない。

Dhidalah:  やっぱり1年くらい前に某バンドとタイバンしており、なかなか面白かった。今回も、始まってタイトなドラムを聴いて「やってるやってる」と思ったんだが、しばらく外に出て帰ってくると結構バラけてて、ちょっと疲れてたようだ(笑)。
あと、ギターもベースもまだまだって感じ。ギターはなんというか、指先を中心とした(手癖)?スタイルに問題があるし、ベースも弾いてるラインがイマイチ。まだまだできるはず。

カイモクジショウ:  ボーカル、ギター、ドラムと、腕は3拍子揃ってる(と思うw)。アンサンブルもいい。落ち着いた説得力あるMCは素敵。んで、スローなバラードっていうか語りっぽいの部分や、叫びだす部分も印象的だった。(特に「食う寝るところに住むところ」ってのはもっと聴きたかった)
 しかし、肝心のAメロやサビといった肝心の部分に魅力が不足している。なんか洋楽のパクリみたい?でありきたりな感じ。まあ洋楽といっても、この手の音楽なんで、どうしても様式的になるのはしょうがないのか? いやそんなことはないだろう。
 ギターの人はいい感じに弾いていた。と思う。

STEINER:  若そうなバンドで、いろんな種類の曲をやっていた(笑)。リズムもまだタイトになっていない感じ。

某バンド:  珍しくテンションが高めで、楽しそうに演奏していた。
 全体的に、ギターをフューチャーする構成にわずかに手直ししており、最後の曲もボーカルがいなくなるところから1段ヒートアップすることができていたと思う。
 ギターの音、最初の方ちょっとおかしかったような気がする。

中学生棺桶:  どこでもたいていそうだが、棺桶の実はひとつのポイントである歌詞がわかるように聞こえて来ず残念。
 演奏面ではそれほど抜きんでたバンドでもなく、しばらくコードの流れを聴いてたが、いい楽曲であることがはっきりわかる。ベースも変わることだし、もう一皮剥けるのを期待。

 池袋の夜は謎だ。

2011年1月 前半

2011年9月12日 日常
1月4日 下北沢シェルター 某バンド
 新年1発目のライブがシェルターとは恵まれた奴らだ。

うみのて:  これは楽曲はいいんじゃないかな。
 音ははっとさせるものがあったが、シェルターのせいもありそう。
 しかしまず、歌はあれでいいんだろうか。万人に届くとは言い難いものがありそうで、改良の余地があるように思う。
 ドラムは、センスは感じるが、いかにもキックが遅れそうな上体の動きをしているし音もぼやけてる。しかし、メンバーの感覚がいいんで、バンド全体としては弱点にはなってないようだ。
 しかしまあ、こういうメンバーでやることの意味はなんなのかねえ? 緩くやりたいわけ?? 
 たまに何となく似た感じはあった。

グーミ:  気持ちいい音楽を目指しているようだが、その突っ込み具合がモノ足りない。もう気絶するほど気持ちいいを追求してくれなければダメよこういうのは。向う側に逝っちゃわないと。
 楽器では、ギターはコンセプト上の問題なので置いとくとして、ドラム、抑えすぎでは? ベースはそこそこと思うが、たぶんスラップ、つまり生指で弾くべき。

gigadylan:  男のギター弾き語り。
 これまで、弾き語りはあんまりコキ下ろさないようにしてたんだが、あくまで自分との相性という観点からならいいよね?
 詞も歌い方も俺にはまったく合わん。

某バンド:  ドラムはそこそこコンディション悪くなかったみたいだが、全体的に結構粗いっていうか。ベースも途中、指動いてなかったし。
 しかし、最後の曲(マサオ)は、これまでにないような観客を引き込む出来だった。なんなんだろあれ。

金田(ラブ人間):  男のギター弾き語り。曲も詞も、っていうか、1から10まで、何から何まで作ってる感じがして俺にはとても無理。

よしむらひらく:  コンセプトよくわからず。頭に?が湧き出て渦巻いてくるようなバンド。

 そういえば、某バンドは誰かに構成がどうとかこうとか言われてたようだったが、並みのバンドならともかく、まったくピントが外れている。
 なぜなら、某バンドの当初からの最大の特質は、緊張感と音楽的な面白みだからだ。だから、同じフレーズ、リフを延々と繰り返すような音楽を全く苦にしない、というか、むしろそういうのが大好物なのである。実際、「壁」では6分半の間、ベースは基本的にワンリフを弾き続けている。実はそう聞いて、正直なところ驚愕したものである。
 もちろん、やってる本人達がダレてしまうようなら構成も一考しなければいけないとは思うが。
 いずれにせよ、誰に何をどう言われても、柳に風、蛙の面にションベンでやっていただきたい。「誰にも影響されるな」とは、故・荻村伊知朗氏のお言葉である。


1月10日 新宿モーション 某バンド
 25分持ちで結局最後は10時を過ぎるってのは納得いかない。 祝日なのでもう少し早めに始めてもいいと思うが。

s-explode:  結構面白いんじゃね?

某バンド:  珍しくベースがハイファイっていうかドンシャリで、ギターはかなりのハイ落ちだった。演奏は普通。

Alan Smithee’s MAD Universe:  キーボード、ギター、ドラムのトリオ。ラストから2曲目はそこそこ面白いと思ったけど、全体的に展開が遅い。展開するんじゃなくても演奏が変わっていけばいいんだけど。あれでいいと思ってるんだったらかなり問題だ。ポップスでサビを何分以内にとかいわれるが、別にポップスでなくても考え方というか感覚は一緒。クラシックでもアフリカ民族音楽でも。
 キーボードは何をどう鳴らしてるのか、さっぱりわからなかった。ドラムはバッチリ。

not great men:  外で本読みながら聞いてたら、なんとなくやりたいことはわかる気がした。でも俺にはうるさくて無理。

ハクビシン:  前に見た印象と変わらず。
しかし、このバンドをいったいどうしたいのか、またどのようなバンド活動をしたいのか、ってのがよく見えてこない。たぶん考えてないんだろうと思う。そこがある意味いいとこかも。


1月15日 下北沢ベースメントバー&スリー 某バンド
 2つのライブハウスを自由に行き来できるイベント。最近こういうの増えてるが、いろいろ意味深な気がする。

otori:  スリーの一番手だったが、音がハイ落ちで変。下の方は少し出てたが、あのキンキンしたところを削って下を出すと、なんかそこらへんによくいるバンドみたいになっちゃって、otoriのよさがなくなるように思うが。

某バンド:  ベースメントバーの一番手。ハコの音がよく、またドラムが調子よくてタイトないい演奏だった。
 某バンドの演奏が粗いという人もいるようだが、確かに少し前の何回かのライブではそういうところがあったが、このところはいいんじゃないだろうか。
 フロントのギターとボーカルは、その場で即興的に、音程や出音のタイミングを思いのままに適当に演奏するんで、それが粗く聞こえるのかもしれない。
 粗くない証拠としては、某バンドのライブは大抵はそのまま音源としても十分通用するってことで、ニコニコに上がったやつもよく聞くと意外と細かい部分まで面白いでそ?

SCUTTLE:  キーボードが入ってたバンド。音楽は俺は別になんとも思わなかったんでノーコメント。演奏面ではドラムがイマイチかな。

THIS IS PANIC:  別に深いことを言いたいようでもないし、エンターテイメントならエンターテイメントでいいと思うが、その割には演奏っていうかパフォーマンスが付いていってないように思う。エンターテイメントを狙うならもっとプロフェッショナル(性)に徹しないと。ドラム、一曲目でノリが不十分で仕切り直ししてたよね?

かたすかし:  曲は意外といい。パフォーマンスも安定している。

狂うクルー:  あんまり聞いてなかったが、よくわからなかった。

都心:  都心の出す音を聞くと安心するっていうか。こういう方向の可能性を示してくれるバンド。演奏は甘いところもたくさんあるように思うが、ドラムがしっかりしてるんでいい。

中学生棺桶:  もっといい楽曲があるのにとは思った。でも好きな人にはいいんじゃないかな。

Horse&Deer:  やってるのは様式美の音楽であり、これはこれでアリだろう。問題はどう自分達のものを足していくかってことで、MCでは無用で、音楽のみで勝負していただきたいというのが俺の意見。ドラムはしっかりしていたような気がした。

ECD + イリシットツボイ:  序盤はダルかったが、中盤から凄みが出てきた。本物のヒップホップはこういうものか。レコードのギターやコーラスが実際にステージにいるような感じだったもん。攻撃的な鋭いMCも後味がよく、素晴らしい。素材にジョージベンソンやジミヘンや朱里エイコのように力があるものを選んでいるのが効いてるよなやっぱり。

GROUNDCOVER.:  ちょっと見てたが、充実した気力あふれる演奏だったのはわかった。

imamon:  すまんが聴いてない。

 ということで、メチャメチャ疲れてしまって最後までいなかったんだが、出るバンド出るバンド、なんか気合が入ったいい演奏ではあった。
 それにしても、あらためて某バンドは別格の感を受けた。ECDにはストレートな説得力で劣るかもしれないが、バンド全体でみるとジャズやらも髣髴とさせるンストインプロヴィゼーションまであり、かなり玄人受けする深い音楽をやっている。そりゃそうだ、奴ら、実は近年の邦楽洋楽を集大成したようなバンドだからな。ライズとか、近年は2世的なバンドがいくつか出てるが、実は某バンドもその一種といえば一種。この件に関してはまた。

PS   カレーを食おうとしたが、2人先でライス切れだった。それにしてもあの人結構不気味。

2010年12月 後半

2011年9月11日 日常
12月20日 高円寺無善寺 雲の肯定
 某バンドのギターがベースとして臨時サポートするという雲の肯定を見に高円寺へ。
 平日の夜は高円寺も閑散としている。

 どのあたりから入ろうかと様子を見ていたが、なんかハゲのオヤジが上半身裸でギター振り回しているようで、怖くなってしばらく待機。(無善法師さんだったようですw)
 その次に聴こえてきたのは、ギターとパーカッションか何かのラウドなノイズ系? これまたあんまり安心して聴けない感じなのでパス。

 その次から入ったが、下ネタ満載のおとなしめなギター弾き語り。これってどうなのよ?

 その次が雲の肯定。このバンドは演奏はともかく楽曲は侮れない。
 某バンドギターはさすがにベーシストらしいノリはまだなかったが、このバンドに入ると、一番しっかりしている。ドラムもまあまあなので、結局、ギターが置いてけぼりの感じがしてしまう。これがドラムだけまあまあでみんなを引っ張っていくとか、あるいは全員がイマイチであれば、それなりに気にならないものだが。
 それにしても、夏にもギターの刻みはかなりひどいと思ったが、ちゃんと練習してるんだろうか。どういう意識を持って音楽に取り組んでいるのか大いに疑問だ。

 最後は、クラシックギターの弾き語り。
 手練れなのかド素人なのかさっぱりわからず。1曲目なんかいきなりチューニング狂ってたし。歌は心もとないというか味があるっていうか。曲はポップなのもあった。暗そうな人なのは確か。笑

PS   無善寺、アンプやキャビネット類を壁一面に積み上げるとか、ドラムをコンパクトなものにするとか(特にバスドラを薄く)、マイク類を上から吊るとか、イスを工夫するとか、いろいろやりようがありそう。これからはカフェっていうかバーっていうかの小さいライブハウスが伸びてくる(ていうか生き残る)はずなので、企業努力を積み重ねていかないと。


12月23日 吉祥寺マンダラ2 某バンド
 水中、それは苦しいのジョニー大蔵大臣のバースデーイベント。マンダラ2は何年かぶりだ。
 イス席で、客層もなじみがないもの。

神様:  ドラムはいい加減だし、MCも感心しない。しかし、後でUstの録画を流してたら、結構いい。
 とにかくドラムをなんとかして、さらにいろいろトライしていかないと、次のステージに行くのは難しそう。

某バンド:  ギターとベースの位置がいつもと違うが、いい演奏だった。
 Ustは低音が入ってないので変に聴こえるが、逆に、アンサンブルの組み立てがよくわかるし、またバンドとしてステップアップするヒントにもなりそうだ。

オジュドゥイ・イル・フェボー  いい曲が何曲かあったが、狙いすぎと思う。まあ演劇系の人ってことで、音だけで勝負する気はないのかも。

水中、それは苦しい:  音は分離せずにグシャっと聞こえ、あまりよくなかった。のはしょうがないとして、まあまあのパフォーマンスで面白かった。
 途中から相対性理論のベースを入れていたが、これがよろしくない。そもそも相対性理論でもベースがよくないが、あきらかに演奏家としての資質は不足している。(単調さに辟易。誰が聴いてもわかるはず)

PS   某バンドのPVというものはないが、夏に高円寺無善寺でやったUstが記録されており、それがものすごい演奏と至近距離の映像なんでオススメです。


12月29日 SWAN SONG COUNCIL 某バンド
 新宿マーズとモーションを行き来できる3日連続のイベントの初日。

某バンド:  12回目となるSWAN SONGをどーしても村の終わりで始めたい人がいたらしい。笑
 マーズで演奏するのは初めてだったが、この日の某バンドはちょっと集中力を欠いてたというか合ってなかったというか。照明に気をとられたか。加茂さんのいうように彩っぽくなって来てるのは確かなんだけど。
 いつも言ってるように縦の線とかはどうでもよくて、みんなのダイナミクスが一致してればいいんだが、この日は珍しくちょっとイメージが合ってなかった感じ。
 あと3曲目くらい?後奏でドラムがちょっと早くなってる感じなのも珍しかった。
 それにしてもカナちゃんのギター、いつも違うよねw

the cabs:  パス。

sajjanu:  そんなには面白いとは思わなかった。

クウチュウ戦:  キーボードが変わったが、まだまだというかはるかによくなりそう。ギターボーカルがもっと前面に押し出て、キーボードとのかけあいっていうかなんというかがキモだよね。あと構成か。
 ベースはもっと下の方を押さえた方がよさそう。
 ドラムはだいぶいい。
 キーボードもう一台あってもいいんじゃないかな。

halt:  ありがち。何を聴かせたいのかコンセントレートした方がよさそう。

DACOTA SPEAKER.:  俺にはよく考えられてる感じがしたが、みんなこういうことやってるんだろうなとも思った。もう少しひねれるはず。

ソンソン弁当箱:  だめだこりゃ。ドラム、キックが弱いしそもそも自己流。ベースも単調。その前に、音楽がつまらんだろ。その歳でこんなんじゃ先が思いやられる。

ARTLESS NOTE:  確かに伝わってくるもがあった。もっとボーカルが聞こえるといいのでは。ドラムも少し残念。

worst taste:  ドラム、こんなによかったっけ? 非常にうるさい音楽だが、結構細かいところも面白いよ。どの曲も結構違って聴こえるし。
 キーボードはあの1曲のためだけにセッティングするはどうかと思うが。うるさいのはベースのピック弾きのせいもあるかも。

imamon:  みんな良かったと言ってたし、確かに伝わってくるものはあったが、俺には相変わらずそれほど音楽的には聴こえなかった。

Limited Express (has gone?):  うーん、これは微妙だろ。ベース、思い切り自己流だし。意欲的にイベント等音楽そのもの以外に注力しているようだが、さもありなんという感じ。

都心:  うるせえバンドが多かったんで、最後はやっぱり都心で口直ししないとね。演奏も構成も甘いけど、そんなのは問題にならない感じ。

about tess:  パス。帰る。

 そういえば、セバスチャンXのキーボードの人が来てましたね。

2010年12月 前半

2011年9月10日 日常
12月3日 新宿モーション 某バンド
 正確には4日か。
 その前に手力で中学生棺桶企画(ボトルズハウスもブッキングされてた)を見るかと思ってたんだが、原稿書きがタイトで断念。
 んで、深夜の歌舞伎町へ出かける。

都心:  途中から見たが、外音がいいのに驚く。

otori:  改めて聴くとなかなか面白い。1曲目とか。演奏も良くなってきてるんじゃないかな。

某バンド:  いい演奏だったと思う。

after the greenroom:  妙な雰囲気のバンドだ。曲も演奏もそれなりに面白いと思うが、なんか弾いてる姿は俺の趣味でない。

HOMMヨ、imamon:  原稿書きに帰ったんで見てない。
が、いい演奏だっただろうことは容易に想像がつく。なんかイベントの雰囲気が違ってたもん。


12月12日 下北沢ガレージ 某バンド
 「モデストロイの音楽人生に於ける残務処理」 だそうで。
 解散企画ということで、その前にメイプルハウスでもやったのもそうだったが、タイバンしたいバンドがいっぱいあるのはわかるが、1日のイベントとしては長すぎる気がする。途中で外に出れるようにしたのはいいけどね。
 もう少しバンドを絞り込むこともできるのでは、というのが率直な感想。
 順番はよく覚えないので適当。

MOL SCIENCE FICTION:  前にもいろいろ書いたが、今回言いたいのは、なんか一拍目でタイミング合わせてドーンと行くことに悦びを感じてるようだが(笑)、そんなのは音楽としてはそれほど大事でもないってこと。各楽器の強弱が違うのは致命的な問題だが、タイミングのズレは聴いてる方で補正できるのでね。本当は何がやりたいのか、もっと詰めてほしい。

うんこまん:  鍵盤弾き語り。歌い方に癖はあるが、確かにレベルは高いと思う。しかしユーミンのカバーはいただけない。プロの人は、オリジナルを明らかに超えた(つまり、新しいオリジナルになる。「ヘイジョー」といえばティムローズではなくジミヘンであるように)と確信のあるカバーしかやってはいけないと思う。

ギター大学:  別に悪くはないが・・・・・・。客に「そんなノリで楽しいのか」なんて挑発して、やってて面白いんだろうか。いつも書いてるが、客を乗せることができないのもそういうパフォーマンスだからだろ。かつて山下洋輔トリオの「ホットメニュー」のライナーに、「初見のニューポートの静まり返った観客に深々と染み込んでいくのがわかる」てな文面があって、実際レコードを聴いてその通りだなと思ったことを思い出す。

THE RODS:  以前に吉祥寺ワープで見たときは、もっと繊細な感じでいいと思ったんだが。形式的な音楽で、やってることが古いんじゃなかろうか。

都心:  「あのころの都心」というだけあって、なんかメンタルまで戻った感じで感激した。

ザ モデストロイ クルウズ:  俺は原則的には解散や活動休止のライブには呼ばれても行かないことにしているんだが、その理由は、要するにアマチュアバンドを見るのは、その未来を見るってことだからだ。ゆらゆら帝国等のように、やり切ったから解散するっていうライブは何をさておき見たものだが、そういうのはそこらへんのアマチュアバンドでは基本的にありえないし。しかし、アマチュアでも「気持ちが技量を超えた」バンドってのはあり得るし、まあそこまでいけばひとつの到達点であり、やり切ったことにもなるだろう。モデストロイはそういうバンドであり、別の表現をしていくのに適した解散のタイミングではないかと俺も思う。

某バンド:  いい演奏だったっけ?

PS   それにしてもレミさんのモデストロイのアー写、素晴らしい!


12月17日 渋谷屋根裏 某バンド
 sisiのギタボの人の企画で、初めての渋谷屋根裏になるんだが、音がいいので驚いた。シェルターに近いものがある。下北の屋根裏とは段違いな感じ。

オープニングフロアアクトはマーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)。:  八十八ヶ所巡礼は某バンド2回目のライブでタイバンしており、なんというか、思い入れのあるバンド。ベースの弾き語りはよかった。

URBANフェチ:  先代のドラムは結構ひどかったが、手錬れの人に代わって、演奏はよくなってたし、音楽としても聴ける部分が多くなってた。しかしあんまり好きじゃないというか、何が面白いの?って感じ。

Sorrys!:  言いたいことはわかる気がするが、俺の感想としてはボーカル少し工夫したい感じ。でもなかなかいいよ。

某バンド:  ちょっとドラム疲れてたかな。遅くなってるからすぐわかる(笑)。ボーカル、出だしはちょっと怪しい感じだったが、途中から盛り返し、最後までテンションは落ちなかった。このバンド、パフォーマンスの面では意外とカバーしあってやってるんだよね。

the cabs:  これはかなり以前YHMFとかに出てたバンド? 違うかもしれないが、いずれにせよ、高校や10代ではスゴイといわれてた点が今となっては仇になってるようなバンドだ。音楽の組み立てが一本調子だし、ドラム、あれではどうにもならないと思うが?

sisi:  セッティングでベースが弾いてたのは「恋愛サーキュレーション」だったような笑。速めの曲は聴かせどころが似てる感じなのが惜しい。スローな曲は素晴らしい。ので、いろんなバリエーションをうまいセットリストで聴かせればいいんじゃないかね。ドラム、俺はものすごいと思ってるんだが、某バンドの連中はベースが特にいいと言ってた。やつらがそういうならたぶんそうなんだろう。それにしてもミサイル(砂川)さんは注目すべき人材。あと、エフェクトの人もいるんだが、sisiの外音が抜群に良かったんで、やっぱり必要なのかと思った。いずれにせよ、音に関係してる人はバンドメンバー/プレイヤーといっても間違いじゃないよな。

PS   客層がギャルが多くて疲れました。


12月18日 学芸大学メイプルハウス 某バンド
 EMIのグレートハンティングのスペシャルイベント。

田中茉裕:  いろんな意見があるようだが、俺は面白いと思う。ボーカルは高い方、もう少し安定(聴きやすく)するといいのでは。

the rooms:  バンドとしては充実してきてるんじゃないか。思い切りやりたいようにやったら、って思う。
 ドラム、おとなしめに叩いてるようだが、音源聴くと結構しっかり入ってるんで、ああいうんでいいのかも。ベースは重くなってていいと思うが、ちょっと動き過ぎっていうかやりすぎのところもある。
 ギター、ボーカルともいずれもう少し訴える力というか表現力が要求されてくるのだろう。いずれにせよ、変にまとまって普通のバンドになっちゃいそうな感じを少し受ける。去年のライブや音源なんか、結構八方破れな感じがして、あれはあれでいいと思うんだが。
 何を聴かせたいのかは、レボリューションロックの審査員のコメントを聞けば明らかのはず。そこから少し外れるとごく普通のバンドに聞こえてしまうってことは、楽曲のユニークさが足りないってことでもある。

某バンド:  まあまあの演奏だったような?

JUNIE、Ryu Matsuyama:  物陰で1分ずつ聴く。変哲もない感じがした笑。

dry as dust:  なんというか、方向性はあれでいいのかなあ? 歌モノとしては、たとえば、歌だけの部分、つまりドラムやベースを入れない方がよさそうなところがあったりして、結構アレンジ気になったけど?

GOOD BYE APRIL:  プロに近いバンドとしてはかなり不満。
 まずドラム、基本はできてるんだろうけど、音が軽いっていうかさ。一打一打に魂がこもってないぞ(特にクラッシュ)。一流のドラマーは同じように軽く叩いても音に芯があって重く通ってくるもんだ。
 そんで、ガッツリ弾いてるベースとちょっとギャップを感じる。ベースはベースでまあいいんだろうが、本当にこういう音楽やりたいの???
 ギタボは別にいうことはない。アニソンに使えそうないい曲あったよね。(「アニソンに使える」ってのはポップな楽曲に対する俺の最大級の誉め言葉)
 しかしながら、ああいう楽曲ならああいう中途半端なメンバーでバンドでやる必要はない。トップスタジオミュージシャン使えばはるかにいいものが出来るし、あるいは打ち込みでやるべきだ。と言われまして、確かに返す言葉がありませんでした。

KUMAMI:  最後の方だけ見るが、バックがあんまり好きくないな。どういう観点で選んでるんだろ(以前のドラムはかなりひどかったし)? 曲はよくわからず。

The SALOVERS:  見ないで帰る。半年後とかに演奏がどうなってるかチェックしたい感じ。

PS   部屋をうろつきまわって疲れましたがいいイベントでした。あれ?見てないのがあったような気が・・・・・・
忘れてた。後藤次利氏を見たんだった。
 里美さんが参加してるいとしのエリーズとかいうコピバンも出るというので行ってみたが、すぐそこと思ってたら遠いのなんのって。
後藤次利氏を見るのは30年前と25年前。

 最初になんかのオケを見たが、演奏は年いってるのに我流で甘い(もちろん一部だが)。ゲストボーカルの面々も普通。
 後藤次利氏も自曲で1曲参加。

 よく知らないが故・宮内和之氏の率いたICEのコピバンが出てきたが、楽曲はなかなかいいんじゃないかな。演奏はやっぱり普通。

 後藤次利氏の自曲を演奏する「落とし穴」。
 最初はソロ、次にボーカルとアコギで。でギター、そしてドラムと。
 ベースはいうことありません。
 内田勘太郎氏もそうだったけど、手でかいのな(大きく見えるのかも)。なんかベースを弾くために変形してる感じw 右手はワンフィンガー、ツーフィンガー、スラップ、そしてあの変な弾き方にスリーフィンガーもあったような? 石田太一氏がいうように使い分けは全く気にしてないようだった。
 後藤氏の曲は長野の帝王嬢が題材にしてるおにゃんこで好きなのがあるが、基本あまり好みではない。
 それにしてもメンバーはテレビ関係者で、相変わらずバブリーなお方という印象。

 サザンは初期からリアルタイムで聞いてて大好きだが、中期以降はもちろん当りもあるが外れの曲も多いと思ってる。エリーズは特段のことはなく2、3曲で飽きた。客層もなんだかねえ・・・・・・・・
 里美さんのベースは相変わらず素敵。ノリ方もよくなってる感じ。

 福生といえばリアルタイムで聴いた大滝詠一氏の「福生ストラット」を思い出して期待して行ったんだが(はっぴいえんど系の方々がかつて住んでたはず)、さすがに市制?何周年記念イベントの一部らしく、なんか小回りの効かないお役所仕事って感じ。そもそもこれだけ大きな箱モノ必要なのかねえ? 人も無駄にいっぱいいた感じ。
 ブッキングもちゃんとされてなかったみたいだけど?

 あと、清志郎氏ゆかりの地ということで、音楽もSEで流れてたが、あのロックスピリットを感じることはできませんでした。
 いずれ清志郎コピバンも出てくるだろう。トリビュートの定義は必ずしも明確ではないが、俺としては安易に使ってもらいたくない。コピバン大会とかの名称にすべきだ。


気になるバンド
 いいバンドはそれほど多くはないが、最近某バンドとかいろんな面白いバンドが初期の銀河、あるいはガス星雲のように集まりつつある感じがして、まことに喜ばしい。

 で気になるバンドだが、場違いダイアログってのがあって、俺は今年の初めの方にラママで見て面白いと思った。その後メンバーに不幸があって心配していたんだが、このところなんだか吸い寄せられて来たようで、やっぱり嬉しい。これは高学歴バンドで、確か新倉君だかと話した記憶がある。

 知ってる人は少ないかもしれないが、soldierzというバンド。確か今年に入って立川バベルで八十八箇所巡礼ともタイバンしてたはず。轟音系のイベントに主に出てるので、それ系かと思いきやそうでもない。プログレでもないんだが、クリエイティビティが非常に高いバンドだ。ドラムはプロの打楽器奏者、ベースは巨体の超テクニシャンでまあ見かけないこともないタイプ、ギターは効いてるし、ボーカルはクウチュウ戦のギタボによく似てて非常にセンシティブ。どう、見たいでしょ?

 とりあえず2つだけ。
 気になるミュージシャンなら結構いるんで、俺のスーパー厳選されたリストをそのうち紹介しよう。


11月30日 下北沢スリー 某バンド
某バンド:  なんか風格が増したよな。ギターはアンプを変えて以来、ギンギンの音がするようになり、全体をリードしてる感じ。

GRINCH:  これはいい。音源を聴いても至るところ面白い。
 ただライブでは小汚いアンサンブルになってたんで、トリプルファイアーでもベース弾いてる人に聞いたら、へたくそなだけだとかできてないとか言ってたような? でもあとでHP見たらノイズポップって書いてあるじゃん。果たしてポップとノイズは両立できるのかちょっと疑問があるが、それならあれでいいのかも。
 ちなみにこの人のベースはいい。出演者の機材じっくり見てたよね。
 ドラムは体が動かなくなれば渡嘉敷祐一(笑
 ボーカルはちゃんと抜けてくるのが不思議。ツインボーカルの意味は音源を聞けば判明する。
 ギターは本当は2本いらないだろ、ていうかあれなら同時に鳴らしちゃダメだ。ノイズならキーボード(サンプラー)あってもいいんじゃね?

元祖:  ドラムのセッティングを聞いてたらかなりひどいんで辟易した。
 しかしながら、実際敬遠したい曲もかなりあったが、そのうち「こういうのがパンクなのかなあ」とも思い始めた。頑張ってください。

箱入り気分:  いいのやら悪いのやら。それほど好きな感じでもないが、とりあえずいろいろ合ってないよ。
 ベースのピッキングはいい感じ。
 実は半分寝てました。

ビネガーミューズィック:  前半はなんか実験的な音楽って感じだったが、ラスト3曲はあれが洋楽パクリでないなら結構いいんじゃないだろうか。
 ベースはそこそこ。

HerniA:  ベースの方など生理的に受付けそうもないし(まあ俺に言われたくないだろうが)、バンドもなんか気持ち悪いが、音楽は面白いと思う。

害チューン:  これはねえ、音楽的には面白くないと思う。長めのインストの部分とかつまんないもん。

 イベントとしては、18時から7バンドって、何考えてるんだ?って感じ。ただでさえ押すに決まってるのに転換も遅いし。仕事してる人には18時ってのは普通無理だよ。
 まあ、どのバンドも聞き所が結構あって疲れ果てました。
 でも、どのドラムがどうってのは忘れてしまったが、いいドラマーいなかったなあ。
 ところで加茂さん、何が目当てで某バンド後もいたんだろうか??

2010年11月 後半

2011年9月8日 日常
11月21日 高円寺Studio DOM 某バンド
 DOMはスタジオライブをよく開催してるところで、先見の明があるともいえるが、16畳のGスタジオはいろいろスペースが潰れててちょっと狭いのが残念。余計なものが外に出せるとかなり違うと思うが。でも屋上とかロビーとかあってていいね。
 秋葉原のスタジオリボレの101も前は格安だったんだが、今は高くなってて残念。
 まあ安いからといって機材や電源のトラブルはちょっとうまくないけどね。
 いずれにせよ、ライブハウスはこのままでは立ち行かないだろう。
 みんなよく知らないんで手を出さないけど(意外と皆さん保守的だよね。よくやられてるのは無善寺くらい)、ドラムで音出せるノルマなしや格安のライブバー/スペースも探せば結構あるんだよ。そういうところが路線転換したり潰れたりしないうちに、みんなやってみた方がいいと思うけどね。
 いずれにせよなんらかの安い新しいライブシステムが求められてるのは間違いないわけで、この件に関してはいずれ。

クウチュウ戦:  ボーカル入ってくるところなんかすごいよなあ。佐久間正英氏だかが「結局キーボードが入ってないとアンサンブルを突き詰めることはならない」って言ってたけどその通りだと思う。それだけアンサンブルはよく考えられてるバンドだ。
 曲の構成はまだ必然性というような点で一考の余地がありそう。ベースももうちょっと押さえ気味っていうか必要最小限のものを効果的に。
 あとこのバンドはツインキーボードでも別にいいように思うが。

某バンド:  俺が聞いてたところは音も最悪で、しかも何も見えもしなかったが、改めて音だけ聞いてもこのバンドは面白い!! 特にドラムとギターのクォリティはものすごいものがある。ボーカルはちょっと高い方の声が出にくそうなのが気になる。

otori:  機材トラブルで時間が押してて見れなかった。
ちょっと書き忘れてたんだが、確かにこのバンドもモデストロイと同じく、「気持ちが能力を超える瞬間を見せてくれるバンド」だと思う。


11月26日 秋葉原グッドマン 某バンド
 この日、といっても昨日だが、岡田の盟友のさくら氏が長谷川綾のバックで新宿に来るという話だったので、ちょっと夕方から出かけてみた。
もちろんグッドマンで某バンドのライブがあったんだが、新宿は野外ライブなのでリハが見れるだろうってことで。
 イベント自体は、「歌舞伎町音楽祭」http://24record.net/co/kabufes.html。これでミニドラムが使えたりいろいろ制約がなくなれば面白くなりそうなんだが。
 ちょっと見ていた感じではねえ・・・・・。 まあ女性ソロボーカルってのはなかなか難しい罠。結婚出産前に思い出つくりでやってる奴多そう。
 ところで長谷川さんは不出場でしたorz

それ以染に:  ちょっとボーっとしててあんまり音楽に入り込めなくて、いいのか悪いのか、よくわかりませんでした。ドラムは上里君にちょっと似てた。ギターはシンプルに弾いてたけど効果的だったんじゃないかな。ベースは加入したてとのことだったが結構はまってたと思う。

swaraga:  このバンドの音楽は俺はあんまり好きくない。ボーカルなんか調べてみるとバンドやってる連中の中では飛び抜けた才人だし、ドラムもしっかりしてるし、ギターも腕はいいと思うが、何だが全部無駄無駄無駄な感じ笑。

某バンド:  いいレベルの演奏だったと思う。相当にいい。
ただねえ、楽曲が暗いっていうかダークだし、緊張感が凄すぎるんで、聞いてて徐々に圧倒されて疲れてくるんだよね。
 去年からそういう話は結構出てて、聞き終わって横になる人とか、よろめくように外に出てく人とか笑。そういう人はリア充でピンと来ない人ではなく、ピンと来る人でもなく、たぶんピンと来すぎるんだと思う。ダークな部分が共振しすぎてしまうというかね。
 なので、途中に少々メジャーやポップ寄りの曲を入れたり、ペースを落としたりしてみてもよろしいんじゃないかと思いました。

都心:  やや実験的な音楽という印象があるが、都心はいいだろ。それほど客を呼んでるバンドではないが、それは聞いてる方が悪い。というかおかしい。日本の音楽リスナーのレベルにはいつも失望させられるが、それを端的に表わす話だ。
 少なくともラスト2曲目を聞くために毎回足を運んでもいいくらい。
 この曲は、都心の演奏自体、最上のものとはいえないと思うが、数々のバンドが弾き次いで行くべきものだろう。
 この日、ちょっとギターの音が前に出てこなかったというか、少し細かったように聴こえた。
GAGAKIRISE:  うーん音楽としてどうなんだろう。ギターの方、何台もアンプを繋げるとかねえ。


11月29日 浅草クラウッド すっとこどっこい
 クラウドは久しぶり。マイノリティオーケストラの解散するちょっと前のライブ以来か。
 すっとこどっこいの出るライブはマーブルつながり? 今のところ全く信用しておらず、この日も行く予定はなかったが、安くしてくれたんでついホイホイと。
 あと、メンバーがオススメのタイバンを書いてくれてたんで、じゃあそれも見てみるかなと。  この日は安くなってたんで話は別だけど、2000円もするのに目当てがひとつだけじゃ行きにくいよ。まずめったにそんな価値ないし。
 わかってんのかな?つうか自分が行くならそうじゃないの?? 岡田君をはじめ多くのアマチュアバンド。

すっとこどっこい:  週4回練習してるそうで、音はだいぶぶ厚くなっていた。ただねえ、その割にはって感じもあるんで、やり方考え方っていうか感じ方?がちょっと違うんじゃないかって気もする。
 とりあえずあの曲どもでやっていくなら、ボーカルコーラスはあれ以上はすぐには難しそうだから、まずは演奏力でカマさないと(専門家の卵なんだからさ)。グルーブもドラム頼りでは心もとない。
 ドラムは、左リストをぐにゃぐにゃにして右リストは逆に抑えてたが、これからまた変わっていくんだろう。細かいところでは、右手のカップはもっと強く叩いた方がいい場合があるんじゃ? あと1曲目に出てくるスネアだかタムだかの2連打のフィル(みたいな?)、俺にはタイミング変に聴こえるんだが。でも昔の音源と変わってないからあれが意図するところなのか。
 いずれにせよこの人は出色。音が出た瞬間のグルーブが違うもん。すぐ仕事できますよ。 
 ギターはあのスタイルを突き詰めよう。思い切りがあっていいと思うよ。ソロなんて無視無視。
 ベースは歌いながらで大変だが、頑張ってください。
 新曲も演奏はともかくいい感じだが、いずれにせよ本当は笑える音楽ではないので、これからどうやってノしていくのか、注目しております。

ピーマン事件:  これは俺には無理。

SECOND EFFORT:  なんかイヤンな感じ。

SEGARE:  関西のバンドなのか、どうりで知らなかった。
 目の付け所はなかなかと思うが、俺には訴えかけてくるものがなく面白くなかった。もう三ひねり四ひねりしないと難しいんじゃないかと思う。
 かつてイカ天で、the家元ってのがあって、スタジオミュージシャンも顔色なさしめる演奏力を誇ってて音楽も面白かったが、あれは伝統芸能の邦楽の若手トップ連中だった。
演奏力がない場合は、「何を言うか」「何を表現するか」でほとんどが決まるが(それを俺はパンクといってるのだが)、このバンドはその点に不満が残る。

 1曲聴いて帰ったが、バグザマイクはマーブルで一回見たし、レジオキングもyoutubeで見てみたが、いずれもうーんという感じ。
 こういうイベントに俺を呼ぶなよー。(安くしてくれるなら話は別ですよ)

PS   サブステージでもやるイベントなのに転換が遅いとはどういうこっちゃ?(怒
前のバンドが終わった瞬間に次のバンドの音が出るってのが本来の姿だろう。

2010年11月 前半

2011年9月7日 日常
11月3日 ボトルズハウス 下北沢ベースメントバー
 これはビートハプニングで、22歳以下のイベントだったらしい。

ヘンリーヘンリーズ:  かなり良くなって驚いたのは驚いたんだが。ただまあオリジナルなものを掴むのにはもうしばらくかかりそう。「自信を持てばなんでも解決」って曲はいい加減にしていただきたい。
 後でボトルズハウスの連中と話してるのを見たら好感度はまあまあアップしたかな。

・・(ニコテン):  ドラム、キックも遅いし、遅れそうなところではあっさり遅れちゃうし、大丈夫かなあって感じ。ベースもなんだか一種の曲芸みたいな感じで、ラインを弾けてるとはいえないだろこりゃ。楽曲は好きな人はいるんじゃないかと思う。

ボナンザグラム:  これまた音楽は似たような感じだが、リズムセクションはよさそう。特にベースライン。ドラムも動きはいいが、出音がイマイチの感じ。

HAPPY BIRTHDAY:  曲は面白いと思った。後でHPやマイスペースを覗いてみたけど、歌ってる内容は不満。というかもうちょっと深いことを歌えないもんか。(そう、亀田誠司氏のいう「何かの救い」「生きていくためのヒント」のようなもの)
 ドラムは自己流でフォームがおかしいよ。そして現状では、ドラムがあの人である必要性がわからない。(詞、曲、アレンジ等を担当してるのであれば失礼しました)

ボトルズハウス:  実は某バンドの盟友バンド。
 16ビートの曲があんまりうまくなかったけど、まあまあの出来。本人達としてはまあまあでも、他のバンドと比べると圧倒的ではある。
 最初に見たときの「古いのに新しい」という印象は変わらず、パワフルにもなっていて、やっぱボトルズハウスは常に某バンドの一歩(半年)先を行ってる感があるよね。
 あと、ドラム、遅くなってたキックを自力で直したそうで、ひょっとするとこの人すごい才能の持ち主かも。誰にも習ってないのに叩き方も問題ないし。
 これからの話として、条件がよっぽどよくない限り、ビートハプニングに出るのは薦められないな。某バンドと同じく、その必要もなさそうだ。

ジュブナイルボート:  省略だ省略。

Brian the Sun:  なんともバブリー(死語)な印象。俺には必要ない音楽。

The Rouxtz:  割と最近見ており、それほど変わってもいないだろうということで見ずに退出。


11月6日 某バンド 埼玉スーパーアリーナ
 鼻血を出しながらもPCの前から一歩も動かず様子を見ていたが、ツイートやブログも好評価が多くて何より。
 見た人は1万人は下回る感じ?
 「よくわからない」って感想は結局5つくらいあったが、割合としては少なくて数パーセントといったところか。しかしわざわざ「よくわからない」って書くってことは、本当によくわからなかったんだろうから、「なんだかよくわからない」程度の人はずっと多いと思われる。どうでもいいけど。
 それにしても、前日や当日、ツイッターでチケット手に入るのな。気付いたときはもう間に合わなかったよ(残念
 あと、俺の常識でもオープニングアクトってのは客入れのときやるもんだと思うよ。
いつも思ってたが、開演時間からやるのはオープニングアクトじゃなくて単なるファーストアクト、トップバッターじゃん。でも、「前座」っていえばやっぱり開演時間から始めるものかなあ? これまたまあどうでもいいや。
 椎名林檎氏とも話したそうだし、立食の打ち上げでガッついてるところを亀田誠治氏にかまってもらったそうでよかったのう。
 モデストロイ氏の顔の広さに驚嘆。

PS    レボリューションロックのHPで当日のレポートが見れます。http://revolutionrock.jp


11月9日 某バンド 新宿Motion
箱入り気分:  こういうのイカ天で結構出てたよね。曲はよくわかんないけど、演奏っていうか音楽のまとまりとしてはまだまだ。とりあえずリズムセクションをなんとかしてください。
ボーカルの人、長野の帝王さんみたいな雰囲気w

トリプルファイヤー:  こういうのもイカ天にあった。雰囲気は学生のような感じはせずおっさんバンドみたいなんだが、これは面白い。曲も詞も演奏も全部合格点。
 後で話すが、最近はあまり新曲がないので自然と演奏もまとまってくるとのこと。あと曲の持って行き方や聞かせどころがだいたい似ているが、それは本人達もわかってるし、別に弱点になってない。賢いバンドだ。

某バンド:  なんか時間つぶししてたが、1曲多くやってやればいいのにw
 こういうバンドはイカ天にはなかったと思う。

otori:  イカ天にもあった感じ。演奏は結構良くなってるかな。ボーカルの人、なんかパッドを操作してるが、音楽的にもいいモノを持ってる感じがする。

GROUNDCOVER:  叫んでるだけって感じも。俺は退屈で眠くなってきた。

 よく考えてみたら、俺も自称イカ天在宅審査員の末席を汚してた関係上、放映は全部見てたわけで、あれで結構見る目が鍛えられたっていうか・・・・・・。
 ていうか、本当に3分退屈させないのはなかなか難しい。ありがちのようなバンドでもほんの少しのクリエイティビティがポイントだろうね。
 都心や岡田はイカ天でも見たことのないタイプ。ボトルズハウスはストーンクレージーってのが少し似てるし、当時、挫・人間、箱入り気分、トリプルファイアーみたいなのやファンクバンドはかなり出てきてた。あの番組のプロデューサーは割りと色物好みではあったな。


11月15日 某バンド 新宿LOFT
imamon:  間に合いませんでした。

沖に娘あり:  途中から見たけど、リズムセクションなんとかして。

泰山に遊ぶ:  どうなんだろ。演奏力はありそうだけど、こういう音楽を本当にやりたいんだろうか。なんかピンと来ねえな。よさそうな曲もあったけどね。

ハクビシン:  なんか音楽よりファッション優先のような感じも受けるが、聞くべきところも結構あると思った。ドラムは自己流で、音が出てこないからフロアライブはきつそう。ベースの方、なんといいましょうか、極めて面白いw

某バンド :  まあ普通の出来なんじゃないかな。ギターの音割れてなかった? で全体もちょみっと汚い音になってたような。

 新宿ロフトもこのご時世でなかなか大変そうだねえ。あとシェルターに比べると外音がそれほどよくないのが意外だった。でも中音はやりやすいって言ってたな。

 フィリピン在の俺の妹が見に来てたが、なかなか当を得たコメントをしてた。ミックのドラミングの特性とか泰山のプレスリーの方のノリとか。さすが立教の軽音で結構長くプロと行動を共にしてただけある。
お疲れさん! 
 某バンド、スーパーアリーナのオープニングアクト無事終了したようです。
ツイッターを見ても好評のようでなによりですが、「ワカンネ」とつぶやく人が一人いました。もっと多数いるかと思ってましたが・・・・・。
 それにしてもあいつら緊張しませんね。
 私は鼻血が止まらず2時間ほど苦闘してました。(2010.11.6記)


10月25日 学芸大学メイプルハウス
 忘れないうちに簡単にメモ程度(といっても忘れてるが)。
 確かポニーテールスクライムの加藤君のバースディイベント。

Mol Sciencefiction:  ドラム、あれだけリストくねくねさせてたらそりゃ出音のタイミングはバラつくよね(ビートリックのドラムもあんな感じだった)。
 youtubeで高橋幸宏がスティックに伸ばした人差し指を添えてリストを一見ガチガチにして「どんなことがあっても遅らさない」イメージでスネアを叩いてるが、ありゃ抑えつけているわけではなく、ヒットの瞬間は指が離れてるから全く問題ない。
(俺がロフトで見たサディスティックスでは全く違ったダイナミックな叩き方してたけど)
 あと上体(頭)の動きもよろしくない。ドラムだけは自己流はまずダメなんだが(バイオリンなんかよりはるかに)、言ってくれる人はいないんだろうか。
 バンドの音楽は、まあ好きなのをやればって感じ。俺にはピンと来なかったけど。

挫・人間:  下川君の表現は人と比べることのできないレベルに達してるが、バンドは全然ダメだ。
 バンドというのは、やり方や温度差に違いはあるにせよ、各メンバーの表現のレベルは近いものになってないといけない。
 最近見た中では撃鉄がそういうバンドだった(某バンドは「4本の柱でバンドを支えてる」って言い方をしてたが、某バンドもまさにそういうバンドだ)。ビートルズとかツェッペリンとか典型的だね。
 楽器というのは、音を出すのに一つメカニカルともいえる操作を通すため、自分自身をそのまま出すのは肉声のようにはいかないわけで、相当の覚悟や努力が必要なんだが、そのへんわかってるんだろうか。
 このバンド、ギターは格好とかじゃなくてまず音だけで勝負してもらいたい。ベースもドラムもとても下川君に釣り合うとはいえず、合格点にはかなり遠い。今のままでは別に他の人がやっても変わんないじゃん。
 ところで話を変えて、それではバンドでなければどうやるのかといえば、多くの偉大なアーティストがやってきたように、出来上がった(あるいは上がりつつある)専門家の中から適当な人をチョイスして頼めばいいだけの話だ。むしろそうやっていないケースの方が少ないだろう。JB、マービンゲイ、ユーミン、椎名林檎、等々いくらでも挙げられる。本来、プロフェッショナルな音楽って、そうやって作るものだよ。

ザモデストロイクルウズ:  面白い曲とそうでもない曲がはっきり分かれる気がする。また当日のパフォーマンスにもかなり左右されるようだ。
 ドラムは音が少し硬いのが難点。ベースは俺の好みとしてはもっとローをお願いしたい。
 ただまあ、この程度は各人が表現しないとね。「フロントをしっかり支える」という言い方もあるが同じこと。このバンド、一人でもメンバーが変わればカラーも全く違いそうなこともわかるだろ?

根本晴夫:  誰だっけこの人?(笑)

PONYTAIL-SCLIMB:  ボーカルそのものはそこそこと思うが、音楽ははっきりいってパクりっぽいけどなあ?
 ドラムはサポートが叩いていたが、1、3拍目で頭が下がり、2、4拍目で上がるという奇妙な動きをしており、これは意図的に身に付けたものと思うが、明らかに間違ってると思う
 バンドの音は一見厚いが、ちょっと汚く聴こえる。

センチメンタル岡田:  コピー物は練習不足で良くない。いつでも音源として鑑賞に耐えるパフォーマンスをしないとね。
 さて、良くも悪くも変わっていくことはいいことだし、それほど自分の表現活動に身が入らない時期があって当然だし、必要なことでもあると思う。
 ただし、「音楽で生計を立てていくための努力」は別だ。
 今時、自分の表現活動だけで食っていけると信じてる奴は一人もいないと思うが、それだからこそ、音楽を愛する人は音楽に近いところでなんとか生計を立てていこう考えるはずで、特に作詞作曲楽器等の分野で岡田がやっていかなくて誰がやっていくというんだろうか?
 この商売は10代か二十歳そこそこで実力が見出されるのが通例であって、これまでは適当な環境にいたら自然とそうなってきたはずなのだが、昨今はライバルも多く、そうもいってられない感もある。
 だからこそ、一分一秒を惜しんで戦略的・効率的な動きをしなきゃならない。(某バンドのギタボも楽曲提供をしっかりやっていけと某メジャーに言われているらしい。あいまいな話ですまんが)
 大学を出たら家族を養わなきゃならないんだから、サボらずにしっかりと取り組んでもらいたい。
 あえて言ってしまえば、バイトなんかやってる暇はないはずだ。これまでのルートからすれば、それがバイト(小遣い稼ぎ)になり、そのまま職業音楽家になれるはずなんだがね。

 以下は個人的に常々思ってることだが、
 たとえば「最愛の人が死んだときに作った曲です」とか、先入主を与えるようなMCをする人がいるんだが、卑怯きわまりない。音楽だけを聴いてそれがわからなければいけないだろうが。フォクシー(誰も知らないかw)やホワイトクローなんか最低だった。
 そんで歌詞には聞き手にイメージを限定しないように作らないと。そういう限定されたシチュエーションにいる人にしか通用しない。
 あとさあ、ライブ後に「楽しんでやれた」とか言う奴がいるけど、俺には信じられん。楽器演奏者ならともかく、楽しんでやれたときはたいていそれほどよくないだろ(確かにダメダメでもない場合が多いが)。
 あと、「これは名曲です」とか言ってやる奴は箸にも棒にも引っかからないミュージシャンが多いね。


PS  ニーネとかいうバンド、これは今思い出したが、5分だか10分だか調子に乗って長くやったとかMCしたはず。これまたふざけんなよって感じ。


10月31日 某バンド  武蔵野美術大学文化祭と学芸大学メイプルハウス
 ムサビの軽音の友達バンドのサヨナラボーイに呼ばれたと言っていた。
(そのヤスノ君は野球をしていたがw)
 軽音は例年通り堀っ立て小屋を作ってのライブで、某バンドの二つ前が3ドラム、一つ前が二人組みかなんかでドラムやキーボードを交互にやるバンド。いずれもインストだったはず。
 3ドラムの方は名のあるバンドのメンバーも入ってるらしく、演奏もそれなりで、2曲目までは面白かった。一つ前のは1曲目だけかな。他の曲は詰めが甘い印象だが、文化祭に向けた急造バンドではしかたのないところだろう。
 某バンドはいい演奏だったと思う。外音もあのPAでは精一杯の感。リスナーもよくわかってる人が多かった感じ。(ツイートもいくつかあった)
 話は飛ぶが、ノリ方が黒人みたいな男がいた。

 場所を変えてメイプルハウスのサラバーズのレコ発へ。(2マン)
 ちょっと長めの45分のステージだったけど、これくらいノンストップで普通にやれなきゃしょうがないよね。
 サラバーズは、楽曲がいいんでそこそこ聴ける。それにしても露骨にサラバーズだけ聴きに来る人がいるのな。
決戦は金曜日~某バンド優勝しました♪
 バンドサミットと同日開催とはEMIもやるなあって感じ。
バンドサミットは今は西川進が審査委員長だが、やってることはあんまり変わらない印象。なんたってヤマハだもんな。どうしたって、ギターがどうだとかボーカルがベースがベストプレイヤーがってデテール(基本、楽器)の話になる罠。
対して、EMIのは、加茂さんのブログやツイッターを見ればわかるように、バンドが生まれて来た背景やルーツから始まって、このバンドが音楽界に対して何をしてくれるのか、どんな影響を及ぼすのか、ってところが根源にあると思う。
ヤマハの昔のイーストウエストなんかは、サザンやカシオペア、そして優れたミュージシャンなどを多数生み出し、まさにその後の音楽界を支えてきたわけだが、今とは状況が異なる。

田中某:  途中のJポップ似の曲は別として、俺はユニークで面白いと思った。しかし、結構パクリっぽいと言う人もいた。感じ方の違いもあるだろう。

けもの:  歌い方もどなたかに似ているような? んで、星座の歌詞を聴いてがっかり。
「逝き切ってない」という人もいたように、別に静かなバラードでいいんだけど、「けもの」らしさ、少なくともなるほどと思わせる自己表現が聞きたかったなあ。野蛮さはどんな音楽でも、たとえマスクされてわかりにくくても必要な要素だと思うが。
サポートミュージシャンも、サポートなりに表現に命をかけてるような人を使いたいね。そう、血と汗と涙を流してさ。

アリアズブレイブじゃなかったエアなんちゃら:  キャラもまだ十分に立ち切ってない感じで、演奏力もまだまだ伸びるだろう。曲は確かに何らかの味はあると思った。

某バンド:  少し硬くなってる感じはしたが、そうではなくて、中音が聞きにくくてやりにくかったからとのこと。またかって感じw
ドラムは少々ぐだったとこともあったが、予測できる範囲で大きな問題にはならず。
それより、ギターが炸裂してたんだが、みなさんおわかりになりましたでしょうか?
某バンドの演奏力は実はものすごいものがあるんで、いずれわかる人にはわかると思っていたのだが、案の定、亀田氏はギターを絶賛したそうだ。そりゃあね、現役トップドラマーの娘さんだし。共感覚も持ってるし受け継いでるモノが違いますよん。(あっ、書いちゃった)

ルームス:  結構音に迫力があってバンドっぽくなっててびっくり。しかし反面、ボーカルがマスクされる感じはあった。
これはドラムの出音がまだ十分にクリアーじゃないからだろう。本当にきれいな音を出せるようになればかなり違うと思うよ。音数も少し減らしてさ。キックは以前と変わらずよろし。
ベースはもっと図太い低音がうねりながら底を流れてる方が好み(俺はベースはとにかくローが出てないと納得しませんw)。
ギターはピッキングとかずいぶんよくなってた感じ。あんまり難しいことはやらないが、非常に効果的でセンス抜群のギターだ。
音楽としては某バンドより好きだな。たぶん、某バンドが好きな人はルームスは好みじゃないだろうし、ルームスが好きな人は某バンドは苦手なはず。某バンドとドットダッシュの関係だ。そして某バンド派は病み持ちで、ルームス/ドットダッシュ派はリア充という特徴がある。(出展:某バンドに近い人。例外は俺)
ルームス、間違いなく某バンドより売れるだろうが、どういうバンドサウンドを目指すのか、考えどころという気もする。某バンドのように全員で一丸となって突進するのか、あるいは唄をしっかり聴かすプロシンガーのサポートバンド系に徹するのか。

水中、それは苦しい:  ゲストバンド。音楽的にも面白いのに感嘆。こりゃいいわ。

ということで、皆様お疲れ様。


東京バンドサミット考
 優勝したといっても、11月に埼玉スーパーアリーナでやるEMIのイベントの前座で演奏できるだけなんだが。
バンドサミット入賞の賞金や機材の方が魅力的かも(笑)
んで、バンドサミットだが、Mega Funk Boyというのが優勝したらしい。これは知らない。
NANAIROってのは以前よく見せてもらったが、代々木labのブッキングやイベントのタイバンがイヤで脚を運ばなくなったバンド。(日記でも相当苦言を呈したことがある)
でも今回はオーディエンス賞とギターがベストプレイヤー賞を貰ってました。おめでとうといわせていただきます。西川進氏も「個人的には1位だった」と書いておりましたね。
当時、「何に影響されてるとはっきりわかってしまうのはいかがなものか」とまた別に辛口コメントしたことがあるが、今はたぶんいい楽曲になってるんだろう。
あと知ってるバンドとしては、元ADMITの広瀬君が東京でやってるニコテンというのが、セミファイナルまでは行ったようだ。
あと、ボーカルがベストプレイヤー章を貰ったCATTLEFISH FRITTERというのはクラウド9宮前平推薦のバンドで、名前を聞いたことがあるか見たことがあるような?
エントリーリストを見たら知ってるバンドは10もない。1年過ぎるとだいぶ違うよね。バンドは続けてナンボなんだが。そういう意味ではNANAIROはちゃんとやってる。
2004年から始まるアーカイブを見て感慨に浸った。ホイドーズやスーナーズ、らじるし、ハカイハヤブサ等々、確かにいいバンドだったがどうしてるんだろうか。

PS   2004年決勝に出てたスリップ、イカ天初期に出てたあのスリップ?
(よく見たら違うようだ)


10月22日 某バンド 池袋手力
 その昔、イカ天にブーツというなかなかいいバンドが出てまして(今でも時々聴きます)、そのキーボード(鍵盤ベースも弾いてた)が今やってるバンドのゴーゴートップレスがときどき出てる箱として、手力は気になっていた。
 改めて記録を見たら、凛として時雨も03年あたりから数年間、常連だったのな。横浜方面で何回か見たが、東京では手力を根城にしてたとは知らなかった。
 さて、手刀、なかなかバイオレンスな音がしていいんじゃないかね。ドラムのスネアの裏にマイキングする箱もちょっと珍しいのでは。

電奇ムチオ文庫:   ああこれ面白いよ。トラックも悪くないし。これで自己流だと「何やってんだ」って感じだが、ドラムっていうのはやっぱり基本が大事ってのを改めて認識させてくれる。いずれチョットノイ氏(あのマリオドラムの人)に対抗できるものを見せて欲しい。
いいバンドに入って叩いてるのも見たい気がする。

ファンシーナムナム:  前に新宿ジャムで見たときはあまり感心しなかったが、今回はすごくいいんで驚いた。トラック変えた?
このバンドは、打ち込みの意味もあるし、コード進行やメロディなど、古代の歌謡曲のいい点を受け継いでいると思う。ナンセンスさやシュールさをうまい具合に取り入れていけばさらに面白くなりそう。ボーカルはシェケレなどの小物パーカッションを手持ちしたい感じ。

Inside Charmer:  パス。いつまでもセッティングでグダグダ練習してんじゃねえよ。

某バンド:  ギターはいいし、ドラムもグダらないし、なんかタイトになってていい感じにまとまってた。ちょっと声が高い方、出にくそうなのだがこれからどうするんだろうか。あと、1曲やってなかったらしいね笑

かたすかし:  ・・・・・・・・・・・・・・・・・まあね。ちょっといろいろ狙いすぎのような感じもある。でもエンターテイメントとしてはあれくらいでもいいのかも。後半いい曲あったような。

中学生棺桶:  棺桶はいつもベースのローが出てなくてラインも動きすぎと思っていたが、実はそれは狙いであって、普通のギターと低音ギターの掛け合いみたいなアンサンブルを狙ってるみたいね。最後の曲は名曲。
 それにしても、ヨウゾウ氏、ドラム一回叩かせてみたいもんだ。来年からベースが変わってどうなるか楽しみ。

 合間に昔の戦隊モノのビデオを流すのは立川バベルと同じだが誰の趣味なのか。続けて見てるといろいろ考えさせる。
(結局あの神官ポーはどうなったんだろうとか、ずいぶん歯並びの悪い女だなとか、昔の女タレントは結構太っててスタイル悪くても可だったとか)
 イベントも興味深い。例えば、
「池袋アナルサミット Vol.1 出演バンド:道産子アナル/アナル玄藩/セックスマシーン/穴奴隷/Redwood Blues ANUS(エイナス)」
Vol.2 ができたのか気になる。
 あと、最近センチメンタル岡田も手力でやってたはず。
 はい、木枯らし紋次郎風のタイトル(誰が知ってるかって)ですが、京浜ロック行って来ました。

にせんねんもんだい:  トランス? どうしても生演奏でやる必要はなさそうだし、インストでやるだけの腕があるんかねえ? でも音楽は面白いと思う人もいるかも。俺もそれほど退屈でもなかった。

オニ:  アフリランポの人。弾き語りは悪くなかったと思う。ゲストミュージシャン(ラキタ、二千年問 のドラム)はどうかな? それにこういうスタイルの音楽がいいと思ってるならなんで最初からやらないのかなというのが率直な疑問。

東京ローカル・ホンク&鈴木茂:  ホンクは1曲目とかいいね。
演奏はドラムはちょっと力不足。フィルが変だし、フィルの後が遅くなってるよ。
ベースは年季の入ったいいベースを弾くなあと思ったら椎名林檎のバックでも弾いてるようだ。http://blog.livedoor.jp/gogoaki/tag/%E6%96%B0%E4%BA%95%E5%81%A5%E5%A4%AA
んで、鈴木茂は、やっぱりライブがこの歳になって見れるとは思っても見なかった。100ワットの恋人、はないちもんめ、砂の女をやって感激。演奏は、ギター3本にキーボードもいて、アンサンブル的にはイマイチ。
砂の女はyoutubeにスカパラの茂木が叩いてベース鹿島達也、シェイカーも入ってるのがあるので是非。もちろんオリジナルはタワーオブパワーのガルバリディがドラムで素晴らしいよん。
機材はなんとも不思議なのを使ってたな。さすがメーカー。ウイスパーボイス用のがあったのかしらん。音はまさにあの音でした。ストラトはだいぶ改造してあった。
鈴木茂のギターのよさってのは、やっぱり楽曲にハマったバッキングであって、長回しのソロとかあんまり感心しなかったな。

清水宏 with 越路姉妹:  エンターテイメントとしては面白そうだが、何か新しいものを生み出してるといえるのだろうか?

SAKEROCK:  楽しいしアンサンブルもいいが・・・・。MC何もなしで音楽だけでその真価がわからないとね(そういうバンドじゃないという声が聞こえてきそうだが)。PEZの方がずっと深いんじゃないかな。ドラムとか気に入らないよ俺は。

山口富士夫: 生きる「屍」じゃなくて「レジェンド」でしたね。間違えまして申し訳ございません。まあ一昨年見た同じ村八分の上原”ユカリ”裕(dr)の方が音楽界ではいい仕事してると思うけどね。
いずれにせよ人に抱えられて出てきたときは、「大丈夫かこいつ?このまま死んじまったらどうするんだ?」って感じだった。
でも時間が経つにつれ元気になって、最後の方は動いてたし、お年寄り独特のとぼけた発言が見られました。
あ、途中でカメラマンにいちゃもん付けてましたが(もちろんわざと)、怖かったよ実際。往年は相当ヤバイ人だったんだろう。
そして最後は「全部持っていった」。うん、それは確かだ。
そして、この人まだ60過ぎでしょ? いろいろ考えさせられたのも確かだ。
音楽はそれほど重要じゃないと思うけど、「トンネル天国」をやってた人とは知らなかったし、高校生の頃、村八分のあのライブアルバムを聴いてずーっと印象に残っていて近年探していたブルースがあったんだが、あれは「水たまり」という曲だったのか。
誰かがツイッターで、はっぴいえんどの曲の1フレーズを歌ったと書いてたが、あれは「12月の雨の日」かな。

最後に、スタッフ出演者の皆様方、いいイベントをありがとうございました。

PS   「折れそうな月だった」っていうのも誰かのツイッターのパクリです。
あと、このイベントの模様はUstだかyoutubeだかに上がってるそうです。トクマルシューゴ見なきゃ。

2010年10月 上旬

2011年9月3日 日常
10月2日 センチメンタル岡田企画 下北沢ガレージ
サラバーズ、某バンドも出演するという豪華なイベント。
企画自体は不満だらけ。たとえばこれだけ長丁場なのに外に出れないのは致命的だし(休むフロアがあるなら別だが)、そもそも長すぎ。前半のバンドなんかほとんど意味なしじゃねえの?
実際、外に出れないと聞いて腹ごしらえせざるを得ず、GLIM SPANKY は見れなかった。

杉並エステティシャン :  なんか他に本当に言いたいことってないの?って感じ。

The home alones :  いいんじゃないかな。本人達も言ってたが、ムラがあるのは俺も確認している。ボーカル、サラバーズの古館君にちょっと雰囲気が似てる。

The SALOVERS :  リズムセクションは上手くはなってる。さすがにテクニック的に上手くはなってるんだが・・・・・・。(以下略)
いつも言ってるように弾き語りで聴いてみたい。

某バンド :  よろしいんじゃないでしょうか。

ニーネ :  ワンマンや大所とタイバンを重ねてきてる年季の入ったバンドで、ギターも川本真琴のバックで弾いてたりと謳い文句はバッチリだが・・・・・。
音楽は古いが部分的には面白いところもある。ミカバンドによく似た展開とかあったりして。
演奏は、ドラムは動きがバタバタして全体的に遅いし、ベースも出音が不安定気味でビートが切れる感じのところが気になる。こういうオールドスタイルの音楽は(V系もそうだが)、演奏に欠点を見せてはまずい。
歌詞とかもねえ、俺はパス。キャリア長いからいいのもあるんだろうとは思うけど。

んで面倒くさいのでザザッと書くが、まず、普通に見ればあの程度のパフォーマンスで「抜群」といってもいいのかもしれないが、俺は不満だ。
ドラムとのユニットはいいと思うし、あのドラマーもいい感覚してるので即興的なのもある程度できてたが、そのいい感覚が曲者だ。
加藤君のドラムは以前はキックが正確に出てたが、今回はかなり遅くなってた。
高校時代の岡田バンドもそういうところがあったが、岡田に合わせてるとどうしてもそうなる。
そうではなくて、キックは正確なパルスを打ち出し、それを基準に岡田が自由に歌うっていうのがバンドの基本だ。
もちろんジャズとかでもレベルが高くなれば「それぞれのメンバーのうねるビートやグルーブが蛇のように絡み合って云々」てのはあるだろうが、それは次の段階の話だ。
リズム隊が正確だからこそ、椎名林檎や演歌歌手のように、遅らせたりジャストに出てみたり突っ込んだりと、自由自在に歌えるのである。
(昔の歌謡曲のオケなんかみんなクラシック上がり、ジャズ上がりで信じられないほど正確だからね)
パルスとは、キックの1拍目だ。これはわずかに早いくらいに出てこないと、バランス上(ボーカルやスネアを)遅らせることが難しくなる。
黒人なんかのドラムを聴いてると、キックが早い分だけスネアがタマって遅れ、そして次小節のキックが早く出るのでこの間がツマり、いわば微妙にハネた感じになって、これがグルーブになってるのがわかる。
三原重夫曰く「1拍目が遅いバンドだと、ボーカルは逆に走る癖が身に染み付いてしまう」
青山純曰く「自分のドラミングは、スネアは遅いが、キックは突込み気味でバランスを合わせている」
などと昔から言ってて、別に俺の発見ではない。
なんか爽快じゃないというかさっそうと鮮烈に聴こえないバンド(だるい引っ込んだ感じっていうのかな)は、たいていキックの1拍目が遅い。
伴奏の音がもう出てしまってるので、埋もれて聴こえて来ない。逆に早ければそれほど大きい音じゃなくてもキックのアタックがはっきり聴こえるもんだ。
ということで、岡田とずっと二人で合わせてるとどうしても遅くなってくるんだろう。感覚がいいだけに。
でも前に聴いたときもなんとなく岡田とドラムがフィットしない感じはあったんだよな。なんでだろ。
音のせいかな? 彼のドラムは出音はいい方だと思うんだが、今回は音自体(音量、音色)もまったく合ってなかったと俺は思った。

音楽といっても曲や歌やキーボードに関しては絶賛するばかりでコメントのしようがないが(いや本当に岡田は矢野顕子より圧倒的にいいと俺は思ってるのである)、歌詞の世界(歌詞そのものは悪くない。何を歌うかという話)、MC等のライブパフォーマンス、音楽活動に関しては、俺としては相当に疑問が残る。
これらは人が何言ってもどうなるもんじゃないとも思うが、歌詞の世界については、当日某バンドのメンバーから「一瞬のリアル」について誉め言葉というか応援メッセージの感じで直接当人に話したらしい。
んで、俺が言いたいのは、「一瞬のリアル」(だけ)でいいのか、ということである。もともとは某バンドの他のメンバーが最初に口にしたことで、誉め言葉というニュアンスでも実はなかった。
EMIのレボリューションロックで、審査員の亀田誠司氏が歌詞について、
「人生のヒントになるような深い洞察力」「人生の根源的な問題を解決するヒントになるようなメッセージ」
が欲しいと言ってるが同感である。
平たく言えば生きる勇気や希望(の種になるようなもの)を与えてくれるというようなことである。(「元気を出そう」ソングは論外だが)
「人間力」と言ってもいいだろうが、だからこそファンがつくんじゃないのかねえ? 
そして往々にして「若書き」のものは、むしろ比喩や暗喩が多く含まれ、抽象的でシュールなテイストがあることが多い。
これは体験が不足してて想像で書かれるからだろうと思うが、その分、むしろ読む方にイメージの幅を与え、対象を限定しないことが多い。
岡田の歌詞は、以前はそういった感じの若書きもあったが、最近の歌詞はむしろリア充(笑)ゆえのイメージを限定させるものになっていることが気になる。人生の根本問題(苦悩であれ喜びでアレ)は大金持ちであってもリア充であっても関係なく、避けては通れないものだ。
そして、別に個人的な体験は関係なく、洞察であらゆるものを書けるはずである。そうでなければ作家や詩人、プロの作詞家は成り立たない。
ブロンテ姉妹のどっちかは生涯、数えるほどのわずかな人間としか接しなかったと聞いたことがあるし、マープルおばさん(笑)は自身の経験した近親の数人の言動から、「こういう人はこういう状況でこういう言動をするはずだ」と犯人を導き出す。

何人も見てきて、歌詞は何を言ってもどうにもならないと考えてたんだが、最近ちょっと思い直したんで書いてみた。うん、何とでもなる!

PS   岡田の歌詞で得にいいのは「大雨洪水警報ベイビー」。
 コンビニ弁当を食ってなぜか悲しくなり、泣きやまなかったために、涙の洪水の中、隣町の彼女の家まで流され、屋根に引っ張り上げられ、顔を見合わせて笑っている、というあらすじだが、これは別に彼と彼女の話でなくて、自分と社会との話と感じてもいいし、ユングのいう「原型」ではないが、それに近い根源的なパターンのひとつであって、最初に聞いたとき深い感銘を受けたことを思い出す。


10月9日 怪獣メトロ他 川崎セルビアンナイト
STUDENT COUNCILという、10代を多く入れたイベント。そう、某バンドの母校関係が3組かな。

円周率3.14:  最近の高校一年はうまいわ。みんなキャラが立ってていいよね。

メイなんとかという女性弾き語り:  2chにJポップの歌詞で「・・・しすぎ」ってのがあるが、出だしからいきなりそれで吹いた。

怪獣メトロ:  ドラムのフィルとかを少し改善すれば演奏はバッチリ。バンドのキャラというか雰囲気もちゃんとできているが、問題はオリジナルだろうな。

F.ch:  音楽はまあ好きなのをやってください。演奏面では、ドラムは抜群だが、ベースが出音のタイミングが合ってないし、音も安定してない。ギターもリズム感に欠ける。厳しいことを書いたが次に行くには克服しないと。

air code:  これは元メジャー。意外とポップ。曲はいいんじゃないかな。ドラムのキックが少し遅い感じだ。

その他:  印象に残らず。

焼け野原のメンバーと少し話して帰る。何回も書いてるが相変わらず進歩の少ない連中(笑)。でも蟻とキリギリスの話もあるしあれはあれでいいのかも。


某バンド、決勝ライブ審査へ
EMIのレボリューションロック、もともとはエントリーするつもりもなかったようだが、なぜかベスト5バンドに残っております。
http://revolutionrock.jp/nominat/
http://blog.goo.ne.jp/peaceboat1/e/f6752fe07bec3a6b7cb1870bda100e9f

このコンテストは、スタッフがまず一次予選として2500組を20組に絞ったのは妥当だし(専門家であれば誰でもほぼ同じものを残すはず)、その20組を、加茂さんが信頼して委嘱した審査員が全バンドを聞いて、記名でコメントを残してるという点で、非常に公正なものと思う。
どこかのアレのように投票で脚切りするというのはアイデアはいいと思うんだが、組織票等の問題から相当数のバンドを残さなければならず、その全バンドを全審査員に聞かせるってのは現実的には不可能だろう。
皆さん、素敵なコメントを残しているが、特に審査員長の箭内さんの、「轍を行くな、轍を造れ」ってのには感激した。

15日の決勝ライブ審査は無料らしいよ。んでゲストバンドは「水中、それは苦しい」だそうで。

PS   the rooms は去年も書いたが、某バンド並かそれ以上に好きなバンドだ。

2010年9月 後半

2011年9月2日 日常
9月18、19日 文化祭
某バンドのドラム以外のメンバーの出身校の文化祭。
まあ音楽に関しては例年と同じようなレベルかな。吹奏も2日目はよかった。
去年の1年もたくましくなってるし、3年は風格すら感じさせるw
教師ってそういうのを毎年体験してるわけか。

いちごバルカンは止めてしまうのは惜しいバンドだがどうするんだろう。
怪獣メトロとか、女性プレイヤーに何人か面白そうなのがいたかな。

あと軽音も吹奏も全体的にドラム詰めが甘い。もっと肉体的な反復練習をやり込まないと。

軽音の1年の男にまあまあのドラマーがいたが(高校生としてはいい腕かも)、普通の音楽的素質があって、中小学校の頃からきちんと習ってれば、誰でもあれくらいは叩けるはず。現時点でどうこういう話じゃない。

ちなみに、某バンドのボーカル氏は軽音ではドラムをやってて、1年の秋頃には、難しいことはできなかったけど、8ビートと出音には光るものがあった。
ギター氏はそのころには誰とも音楽的な話が合わず(ベースの人を除く)軽音はやめてたんじゃないかな。
ベースの人は高校時代は全くバンドを組んでなかったし人前で演奏したこともなかった。


9月28日 某バンド 下北沢スリー
スリーの田代君(撃鉄、タリバナサンバ)ブッキング。

the Knowlus : 最初の2曲ほどはそこそこ面白いんじゃないかと思った。

タリバナサンバ : だいぶ曲調が変わってダークな感じ? やってる方はだぶんその方が充実感があるんだろうな。レゲエ?の曲はよかった。

某バンド: 普通の出来。ギターが乗り切れてなかった感じがしたが、ドラムにハードウェアトラブル等、集中力を維持しにくいアクシデントがあったかも。ボーカルはしっかり聴こえてきた。

HOMM∃: 初見だが面白いね。ベースはあんまり見ない弾き方をしていたがいいんじゃないだろうか。縦振動ピッキング?w

悲鳴 : 俺は悲鳴はダメだ。


9月30日 すっとこどっこい 新宿マーブル
あれ? 俺ずっとマーズとマーブルを取り違えてるかも????
まあいいや。金がなくなって自重していたが、お誘いのメールが入ってホイホイと・・・・・・。
撃珍なんとやらにも興味があったもんで。 (見てない以上はどうせダメだろうとはいわないよ俺は)

元気堂:
MCからして鬱陶しいバンド。EMIのレボリューションロックで審査員の鈴木慶一が、
「90年代から世紀を越えて、在り続ける「兎に角、元気を出そう」な歌が無くなってきて本当に楽しい。 元気を出すに至る何かを歌にするのは、とてもいいと思うのだが。 」
と述べてるが、本当にその通りだ。いい加減にしろって感じ。俺はマジ頭に来てる。

アップル斉藤と愉快なヘラクレス達:
サウンドチェックの曲はハッとさせられたのに、本番はちょっと・・・・(たいていそういうもんだが)。
要するにやりすぎてるんだな。特にギターを投げたり暴れたりするのに必然性が感じられない。演奏面で高まってきて、それが観客に感じられて、「こいつ投げるぞ暴れるぞ」みたいな引く感じになって、ついに実際にやると強いインパクトを与える。(電話が鳴るぞ鳴るぞと思ってて鳴ると驚きが倍増するのと同じ)
あと投げるならフェルナンデスじゃなくて某バンドみたいに多少は高いギター、希少気味なベースをブン投げてみろといいたい。
いや全体的にはなかなか面白いとは思ったけどね。

ザ世界大戦ズ:
興味なし。

すっとこどっこい:
新曲もまだみずみずしさを保っている。
前にも書いたがこの箱でやるのは薦めない。岡田と同じで、良さをわかってくれる本当の理解者のもとでやるべきじゃないかな。

SUNDAYS:
ちらっと見ただけだが、やっぱり興味なし。

THE激珍ららズ:
やっぱり見れなかったorz

2010年9月 前半

2011年9月1日 日常
9月3日 川崎ボトムズアップ すっとこどっこい
お気に入りのすっとこどっこい(笑)。
楽曲もすごく気に入っているものの、あの演奏と合わせてオーディエンスに強く深い印象を与えるってのはなかなか難しそうだ。
ボトムズやマーブルじゃなくて、きちんと真価をわかってくれるライブハウスでやりゃいいのにとも思う。
いずれにせよ、この日は調子悪そうだった。
ドラムはいい。この人はすぐ仕事できるだろう。

ボトムズアップ、ずっと見てるがよくわからない箱だ。トイレが満杯だったので、以前アナウンスされてた通り上のバーのトイレに行ったらそこが楽屋みたいになってたし。前と違うじゃん?


9月5日 下北沢ベースメントバー クウチュウ戦
つい売り言葉に買い言葉で(笑)、クウチュウ戦を見ることに。
うーん、何といえばいいんだろう。この日は調子悪かったかな。(その前のライブが凄かったとのこと)
曲もいろいろ無理があったような気が? というか、なんかこう、四人囃子のようなドラマチックでエモーショルな展開みたいなのがそもそも無いんだね。ふーんという感じ。
ギターボーカルはSOLDIERZのボーカルに似ている感じでなかなかよろしそう。
遅いテンポの歌モノが結構良かった気がする。
ドラムは出音がイマイチ。

スーパーノア。俺は感心しなかったが、某バンドの某面罵は悪くないと言っていた。

はいからさん。はっぴいえんど系? なんとなく細野晴臣を彷彿とさせるが、深さがもっとあればなって感じ。
ドラムはなんか凄いねw

nayuta。こりゃ面白い。インストとボイスだけでこれだけ聴かせりゃ相当だろう。やっぱりベースっていうのは必要なところだけありゃいいんだってことがよくわかる。

salsa、太平洋不知火楽団。全然タイプの違うバンドだが、俺には両方とも無理。

で、これってビートハプニングだったのか。
あのHPを見ると、「そんなにいいバンドがたくさんあるわけないじゃん」っていつも思うw

PS   どのバンドというわけではないけど、遠くでボーッと聞いていて、ベースが単調に聴こえるバンドは例外なくよろしくない。
「ベースはバンドのセンスを決める」(by 俺)だそうで。


9月6日 新宿モーション 某バンド
都心、某バンド、ザ モデストロイ クルウズの3マンフロアライブ。(相撲付き)
これは凄かった。
ライブとはいったいどうあるべきものなのか、いろいろ考えさせられた。
(見に来てたクウチュウ戦のメンバーも全く同じ感想を言ってたらしい)

モデストロイはコピーの曲が抜群に良かったかな。特に1曲目。そしてラストの曲も熱かった。モデストロイの曲は日によってすごいよかったりそうでもなかったりして不思議なんだが、この日はもちろんよかった。

都心は力を発揮したよね。やっぱし熱いライブだった。

某バンドは特に言うことはない。彼女達の表現活動としてはあれくらいできて当たり前だろう。コピーの曲は若干不完全燃焼だったかも。
そうそう、ドラムが叩ききったのがすごかった。もっと上体の前後動が大きいイメージがあったんだが、実際はそうでもなくてかなり安定している。自分のとりえというものをよく知っているクレバーなドラマーだ。
あとベース、チューニングしているギターさんをこずいちゃかわいそうだよw

PS  この日は、となりのマーブルで上里君のハレロック企画をやってて、ベースとお互いにリハを見に行く話をしてたんだが、できなかったようだ。
 俺はマーブルの外から見れるモニターをちらっと見ただけだが、セバスチャンXのフロント2人のユニット「音沙汰」がトップだったようだ。あとハレロックのベースが参加してるプロの打楽器?ユニットとか、いろいろ面白そうだったが。

2010年8月 下旬

2011年8月31日 日常
8月27日 上野 グループ展
これはライブではなく、個展でもなく、某バンドのAさんとBさんが参加したグループ展。
この二人は絵で、他に写真が二人。
Aさんの絵はmixiの記憶スケッチ等でもさんざん評されているので特にいうことはないが、若いだけあって作風も変化しており、最近のは何か怖い感じだ。
ただし、無意識からの怒涛の奔流を制御できなくなってる感じ(たとえば晩年のゴッホのような)では全くないので、別に心配はしていない。
Bさんの絵は、聞いてはいたが、ポップ。商業的な意味でのポップではなくて、なんというか、心象が素直に現れているというか。カンディンスキーに似た感じで大好き。(ちなみにミロは俺は嫌いだ)
とてもリズム感があり、スクエアなものもきちんと配置され、なんだか腑に落ちる感じでいい。
Aさんもそうだが、Bさんの絵も売れるのではないだろうか。

日常的にプロの撮った写真を見てるくせに写真についてはよくわからないのだが、ライブ写真については、よく表情まで撮れているというか。でも1瞬を切り取ってもそれほど意味あるのかなあ?(と言ってしまっては実もフタもないか) 
ニーズがあるのは確かだろうけど。
海の写真とくればまさに仕事関係なので、別に何も感慨が浮かばないというか、いろいろ想起しすぎるというか。
一般の人はこういうのを見てどう思い何を感じるのか全くわからない。

でも面白いグループ展でしたよ。またやってください。

PS
 近くにミリタリーの松崎商店があって興奮。


8月28日 高円寺無力無善寺 某バンド
某バンドは無善寺は1年以上ぶり2回目。
なんか最近流行ってる感じ? 機材も増えててワラタ。
でもここで1万円でやるんなら、タダでできる小さい箱いくつかあるじゃね?とは思う。

ここもフロアライブみたいな感じで、某バンドはなんかテンション上がってていいパフォーマンスだった。演奏レベルはいつも高くてよろしい。
なんで顔隠してるのかと思ったら、Uストされるからだそうだ。相変わらず自信のないチキンな人達www

雲の肯定っていうのは、演奏はともかく曲はいい。ボーカルの人は言動がなんかちょっと・・・・・っていう感じだったけど。

worst tasteはその筋では有名なバンドらしいが、すごくよかった。出音がかなり小さく、アンサンブルもバッチリ。いいバンドって俺が知らないだけで結構あるもんだねえ。

PS
 高円寺には車で行ったのだが、大イベントがあって大変だった。外人が多かったのはなぜ?


8月31日 下北沢ベースメントバー 某バンド
これはビートハプニングで、某バンドの某メンバーが昔から気に入ってるルーツとのタイバン。

ヘンリーヘンリーズは、「なんかリズムの悪いロックンロールバンドだなあ歌詞も未熟な感じだし」と思いながら見てたら、後で高1と聞いた。
いや歳やキャリアは関係ないですね。ハイビスカスや岡田は高1の後半でああいう演奏ができてたし。
要は納得いくようになってから出てくればいいと思うんだが。

The CigarBackerは記憶にない。

某バンド。やっぱりいいわ。

sisi。これはなかなか面白い。俺はエフェクター担当が必要とは思わないけどね。ドラムのグルーブが強力で痺れた。

The Rouxtz。曲にしてもステージング展開にしても、なかなかドラマチックに見せるスベを心得ているバンドだ。少しドラムに難があるように思ったが、練習も十分なようで、弱点を見せない。曲はもちろんいいものがある。
セットリストで最後に持ってくる曲とかズルイだろ。印象が強かったためイベンターの人は絶賛してたが、俺はそれほど圧倒的とは思わなかった。それはバンドもわかっているはず。

この日は女性弾き語りのイベントをしているチョイチャック?の人も来てたりしてたが、某バンド見てた人、タイバンの印象に残ったんじゃないかな。
凛として時雨を客が10人くらいの時から見てるが、日記にライブの感想を書かれることが多くなってきて、そのうち音源聴いて注目してるという人も増え、しばらくしてブレイクした。某バンドも結構いろんな人の日記やツイッターに書かれているんで楽しみ。

PS
 ルーツのドラムを「難がある」と書くだけではフェアでも建設的でもないので追加すると、ハードに叩きすぎて、かつどこか(リストとか?)硬いので、音がイマイチ。しかもわりと一本調子でダイナミクスが少なく、全編そういったドラミングであるところが問題じゃなかろうか。グルーブもたとえばsisiのドラムに比べればまだまだな感じ。
 そういえば、ベースも一本調子気味だったな。
 中学高校からのバンドって、簡単にメンバーを変えられなくて、技量や意識の差が問題になってる場合がある。こういうバンドを俺は「良くも悪くも高校生バンドの延長」といってるわけだ。
 また逆に、二十歳近く以上になってから、高校生バンドのイメージでバンドを組んでも、やっぱりうまくいかないんじゃなかろうかね。
(ちなみに、某バンドもまあ高校からのバンドといえる)

2010年8月 中旬

2011年8月30日 日常
8月15日 長野SKY センチメンタル岡田
8月11日から14日までベッドから起きられなかったが、強引に出かける。
途中からフラフラで、いよいよもうダメだということになって、博物館で休憩するべく近場のインターを降りる。
中に入って弥生時代の住居の中で2時間ほど爆睡するも発見され追い出される。
(当時、すでに藁の筵があったらしく快適だった)
2階にフラフラ上がり、今度は古農家に上がって寝付いたところを叩き起こされた。
(これは板の間)
確かによく見ると、両方とも「立ち入りはご遠慮ください」と書いてあって俺が悪かった。
立ち入ってよかったのは、古墳時代の墓を復元したやつだったんだが、これは敷き詰めてあったのが手榴弾程度の大きさの小石だったんでとてもじゃないが寝れそうもなかったねこりゃ。
ということでだいぶ調子も戻ったんでSKYへ。

オープニングアクトを聴いた後、外へ出て50mほど離れたメイド喫茶へ向かう。
時期限定で働いているという長野の帝王がお茶挽いてないか心配だったもんで 。
まあ、元気そうで何よりでした。
相変わらず素敵な人です。しかし眼が若干泳ぎ気味だったような気が・・・・・。笑
なんでメイド喫茶で働くのかよくわからなかったが、東京のそれとはだいぶ雰囲気も違いそうで、これならのんびりやれそうな感じだった。さすが長野。
(メイド喫茶なんて行ったことないけど)

オープニングアクトは、岡田+エイトヤマザキ。
エイトヤマザキさんの曲では、岡田の絶妙な鍵盤が聴こえてきてすばらしい。これまでギター弾き語りで録音してあるものは、全部岡田をバックにして取り直していただきたいくらいだ。
逆に岡田の曲では、まさに逆に、鍵盤の合間に絶妙なカッティングやリフやアルペジオなんかが聴こえてきてもらいたいものだが・・・・・・。歌も岡田のように自由に歌うスタイルじゃないので、曲にちょっと合ってなかったような気がする。

椎間板ヘルニアズ。悪くはないんだが、いやむしろなかなか面白いんだが、何かが決定的に足りないような気がする。それが何かは俺にはわからないが、本人はわかってるのではないか。
ドラムは、脚をさらにしっかりさせるのと、スティックをもっとまっすぐ当て、撥ね返りをより感じながら叩くとよさそう。

HARVEST 。うーん、省略。

センチメンタル岡田。歌詞がJポップ気味になってるのが気になる。笑

エイトヤマザキ。なんか芸風変わった?? ギターはピッキングが弱いんじゃないかな。特にフィンガー。でも曲はいいものあるよね。


8月19日 新宿モーション 某バンド
KILLVO。コメントなし

Awaking of the Comatorium。
なかなか面白いと思ったが、曲の構成や演奏には改善点がありそう。サビが「アレアレ?」だったり曲の途中でダレたりしてるところがある。

ある日蔵の中。省略

otori。
やりたいことや言いたいことはわかるが、演奏として十分とは思わなかった。特にドラムが不正確なんで聴きずらい。気にならない人はいいのかもしれないが。

某バンド。
ボーカルが声が出にくい感じはあったが、演奏は充実してた。いいんじゃないかな。


8月21日 下北沢ReG Sise
この日見たのは昔見て印象的だった女性ドラマーの春から始動したバンド。
ずっとどんな活動をしているのか時々チェックしていたのだがわからなかった。
イベント全体はなんだったんだろう? 主催者は若そうだったな。Jポップ? 

さてSiseだが、俺は割りと好き。特に後半やってた曲はいいんじゃないかと思う。
ベースははっきり動き過ぎ。そういうベーシストに共通する欠点だが、一本調子で歌心に欠ける。
ギターはもっとスピード感っていうか切れがあればいいね。
ドラムは別に言うことはないが、右手のライドを叩くとき上体から頭のラインが傾くのが気になる。でもこの人はいいドラマーだよ。

次は面白くないポップバンドだったので退場。
最初のも準備不足テクノ風?でありゃダメだ。

Regも客の居場所が難しい箱である。


8月22日 下北沢シェルター センチメンタル岡田バンド
シェルターの10代イベント。
岡田バンドは加藤君とさくらが参加。
岡田バンドには、ポジションやプレイはどうあれ、さくらは必要不可欠。ってことは岡田も俺も意見は一致している。
まあ、バンドってことで、それもおなじみの曲ってことで、つい採点が甘くなってしまうが、後で聞きなおしてみるとそれほど良くはないね。
ロフトの樋口さんは気に入ったみたいだが、シェルターの平子さんはソロを聞いているので、それほど心を動かされなかったようだ。
やっぱり、バンドでやるなら、加茂さんが常々アドバイスしているように、週2回の練習と月2回のライブはマスト。ライブは月2回までいかなくてもいいかもしれないが、要するに頻度が少なければ1回のライブにつき4回は練習しないと。初ライブなら6回とか8回か。
某バンドも最近はテンションが落ちてたときもあったけど、1年間週2回の練習で、演奏はふところっていうか奥が深くなった。太くなったといってもいい。
岡田バンドについて具体的には、まあ要するに急造でビートが合ってないわけだが、ドラムが岩崎君とかなり違うのでさくらはとまどっていたようで、ちょっとバタバタしたベースになっていた。
「スネアじゃなくてキックを聞いたら」と言ってはみたが果たしてどうか。
 (ちなみに某バンドのベースはドラムの右足を見てる。そのせいか最初からベースとキックのコンビネーションはよくできていた)
ドラムは歌を聴いているみたいなんだが、何か合わない感じがあるのはなぜか。
リズムマシンや打ち込みでの岡田の演奏を聴けばわかるが、本来、テンポが安定していれば岡田は別に相性とか関係ないはずなんだが・・・・・・・。よくわからん。

イベントの他のバンドはあんまり印象に残っていない。最初のバンドのギターが割とまともだったっけ?


8月23日 学芸大学メイプルハウス センチメンタル岡田バンド
この日もセンチメンタル岡田バンド。
まあ前日に比べればまとまってたかな。
サラバーズの古館君が見に来てた。
前日の話の続きだが、EMIのメールマガジンで加茂さんが「幼馴染バンドの秘密」について書いていたが、確かにメンタル的な意味で不可欠なバンドメンバーというのはある。岡田バンドではさくらがそうだろう。
だが、もし練習が十分にできないという前提であれば、他のメンバーは岡田と釣り合うレベルのミュージシャンでなければ、聴きモノとしてバランスの取れた、価値のあるものにならない。
俺が以前から「岡田バンドのメンバーはプロか、プロに限りなく近いレベルでなければダメだ」と言ってるのはそういう意味である。
まあおいそれとプロにお願いするわけにもいかないだろうから、一つのヒントとしては、岡田本人が「鍵盤サポート引き受けます」とPRしているように、そういった自信をもってPRしているような連中を見ていくといいのではないかと思う。
あるいは具体的に誰がいいか人づてに聞きたどっていくとか。

この日は他のバンドは印象に残っていない。つうかあんまり聴いてなかった。

2010年8月 上旬

2011年8月29日 日常
8月1日 渋谷ラママ センチメンタル岡田
昼からのオーディションライブ。ノルマが高くて「正気かお前?」って感じ。
なんだか小さめのグランドピアノ?だったが、音がねえ・・・・・・
フタ閉めてるんで、モコモコかつ反響ありすぎ。音程も怪しい感じ。
おそらく、最近の若いPA、アコースティックピアノのいい音ってそれほど聞いたことないだろうね。
あっても、どうやればああいう音に録れるのか、試行錯誤のチャンスも少なそうだし。
ちなみに、俺の聴いた一番いいアコピの外音は、東京事変になる前の武道館のライブだった。DVDでもわかると思うので、興味のある人はぜひ。
(他の楽器は武道館だけあってあんまりよくないけど)
本人も言ってたが、最後の曲はちょっと集中力失ってたかな。でもその前まではバッチリだった。
「おっさん」のディレイをPAにまかせてうまくいってたので、次のその部分、どう操作するのかガン見してたよw

次のバンドはよくわからず。なんだか最近はタイバンをちゃんと聞かないで損してる感じ。


8月8日 下北沢ガレージ 某バンド (&学芸大学メイプルハウス)
モデストロイのダブルヘッダーの日。

某バンドは、このところちょっとテンション落ちてるが、演奏はまあまあ。
フロアライブであまりPAに頼れないので、特にドラムの出音がいいのが光るし、音楽の組み立てもはっきりわかる。(ごまかしも効かないけど)
初ガレージということで、ブッキングの人の感想を聞きたかったところだ。
モデストロイは、2本のギターの掛け合いになりそうなところがあって、あれすごいいい感じだったんだが、2本目からがあんまはっきり聴こえてこなかったwww
ベースははっきり音変だったような気がするんだが・・・・・・

場所を移してメイプルハウスへ。
ここではアンプにマイキングしないので、ますますごまかしが効かない。
都心のドラム、普通のパターン叩かせるといいグルーブなのな。
ただまあ全体的にいえるのは、PAなしで演奏してるとき、ドラムの音量を加減して叩けるドラマーはめったにいないってことだ。加減すると悲しいかな同じノリが出ないんだなこれが。
(プロは逆に馬鹿でかい箱でもだいたい軽く(余力を残して)叩いてる)
別に盛り上がって終わったわけじゃなかったが、すごく後味のいいイベントだった。


8月10日 すっとこどっこい 新宿マーブル
エアコン風邪にやられていたが、マーブルは一旦入ると逃げようがないので、始終椅子にて苦行のように観戦。

数年前に本八幡でロマンスジョーを見たことがあったが、この日はサードステージがらみが3バンド出てたイベント。
(当時のロマンスジョーは確かエイベックスからデビューしてて、革ジャンリーゼントの普通のロックンロールバンドだったように覚えている)

最初は高校生バンド。さすがに怖い先輩バンドに揉まれてるようで演奏はまあまあ。オリジナルはワケわからなかったが、コピーはオリジナルへのリスペクトや初期衝動が感じられてて悪くない。ガンがってください。

セクシーパンサー、バグザマイク、ミートザホープス、←↑ZigZag→↓。
いずれも調子のいいロックンロール系バンドなんだが、dじふぉあsds@fd
聞いてて楽しくないことはないが、別にjぢあsjろあj:あprj「がr-おー
ミートザホープスは今年、ビートハプニングで某バンドとタイバンしてたが、印象は変わらず。
そうそう、セクシーパンサーのベース、かなりいいのでは。

ロマンスジョー。だいぶ昔と変わってて、何曲かいいのではないかと思った。

すっとこどっこい。うん、いろいろ言いたいことはあるけど、音楽は悪くないし、特にドラムが凄いね。
みんな! youtubeですっとこどっこいを検索だ!! そしてすっぱだカーニバルを始めよう!!!

この日は特にマーブルのブッキングの趣味っていうか好みのイベントだったみたい。
(まあブッキングってのはそうじゃなきゃいけませんけど)
でもそれじゃすっとこどっこいがかわいそうな気がする。岡田と同じで、変なところで勘違いされてウケてるっていうかね。
こんなところでやってるようなバンドじゃありませんよ。そもそも去年の4月あたりに某バンドの音源渡したけど興味を示さなかったよねえ確か。
7月20日 新宿レッドクロス 某バンド
 この日はグレートハンティングのイベント。
 某バンドは新曲もあっていいライブをした。
 ジュブナイルボートと385は俺はバス。
 撃鉄はなかなか面白い。田代君のベースはタリバナサンバと違ってフィットしていただけでなく、全部のパートが4本の柱としてバンドを成り立たたせている(某バンドがそうコメントしたら「その言葉はそっくりお返しする」と言われたそうだ)。育ちが上品な連中みたいで、荒っぽくやろうとしてるのをいい意味でマイルドなものにしている。
 きのこ帝国は、いろいろ甘い印象(以前なら「至るところ甘い」とコメントするところw)。曲は面白いのもあるんだから(以下略)


7月21日 学芸大学メイプルハウス センチメンタル岡田ランド
 うーん、バンドとしてはどうだろうねえ。ドラムは思ったよりもいいんだが、本気でやろうとしてるんだろうか(そりゃアマチュアだから欠点はいっぱいあるし、向上するつもりならなかなか大変だ)。ベースは(以下略)
 この日は、Strange Machine と MOL SIENCE FICTION が出てたが、見られず。Strange Machine は去年見たバンドかなあ。


7月22日 新橋駅前 いとしのエリーズ
 里美さんがベースで入ってるバンド。
 某バンドの某メンバーはコピバンに対して批判的で、「自分の楽しみや向上のためならいいが、それで金取っちゃまずいだろ。何ひとつ新しいものを生み出してないじゃん」とのことだが、まあそう言わずにw 需要があるのは間違いないところだし、楽器弾きとしてはまた別な言い分もあるだろう。
 サザンは最初期以外では当りの曲は少ないと思っている。


7月29日 秋葉原グッドマン 某バンド
 某バンドはテンポも遅く、なんとなく元気がなさげな感じ。しかしコンディションやらが悪い状況でも精一杯の演奏をしてくれるのはいいね。
 HUH は某バンドの連中が一回タイバンしていいといってたバンドだが、確かにフリーでやってるところなど、新しい音楽の可能性を感じさせた。ただかなり未完成という印象。
 ゲバ棒は俺はパス。
 クラモトイッセイというのはアゴーレーカルキンというバンドをやっていた人らしい。不思議な雰囲気があり、面白いと思った。一つだけはっきりいえるのは、あれだけの手錬れのベースとドラムがあってああいうふうに聴こえるってこと。みんな楽器演奏をナメすぎ。
 ドラびでお。いや決してつまらなくはないんだが・・・・・。外音で聞く限りでは、特に1曲目、打ち込みのオケに対してドラム(キック)が少し遅れていたような? 出世作の「テクノじじい」も見れたのは嬉しかった。
この年になって泉谷を生で見れるとは思ってもみなかった。
デビューからリアルタイムで聴いてる自分としては、泉谷は70年代でほぼ終わったと確信しているが、あの変な歌い方もライブではそれほど違和感はなかった。

初日はバンド。
ギターはなんか自衛隊員風の帽子を被った小男のおじさんだったが、藤沼伸一で、さすがにいいギターでした。
しかし、股下のカナちゃんで聴いてみたいね。もうああいう場でも自分が出せるだろう。
ドラムは伴慶充だったが、長丁場のライブでもテンションとか表情とか叩き姿がずっと変わらなかったのはさすがという感じ。

2日目は浜崎貴史と。「幸せであるように」を生で聞けるとは(以下略)
そんなにはよくなかったけどw
二人でやった清志郎のカバーもありゃあどうかな。

なんで泉谷が音楽活動を続けられるのか、長年疑問に思っていたが、確かにライブは必然性があっていい。
なんかエネルギーが与えられたというか。帰りの車の中でいろいろないい音楽を次から次へと聴きたくなったが、こういうのは珍しい。
最後の「おいでよ僕のベッドに」では、吉祥寺の替え歌にして「なんとかかんとか吉祥寺」とか繰り返して歌っていたが、「見つけておくれ 一人一人の吉祥寺を」と歌ったのを聴いて「ああこの人はやっぱり詩人だ」と思った。
最初期の「ねどこのせれなあで」も演ったが、昔の歌詞でも客観性があるというか、ね。

2010年7月前半

2011年8月26日 日常
7月1日 学芸大学メイプルハウス センチメンタル岡田
 「すっとこどっこい」というギャルバンがちょっと面白かった。ドラムはなかなか。
 他は印象に残らず。


7月2日 洗足学園音楽大学 すっとこどっこい
 ポップス科の1年の発表会みたいなもの。
 ポップス科は創立2年目とのことだが、出るバンド出るバンド面白くない。これじゃ専門学校と変わらないじゃないか。
 すっとこどっこいは今は多少は面白いが、講師陣も含めてこんなのに囲まれてるようじゃちょっと心配だ。


7月3日 立川バベル 某バンド
妖精達:結構まとまっている。ドラムとベースが印象に残った。
殺生に絶望:某バンドの連中が好きそうw まあいいんじゃないかな。
かたすかし:評判のバンド。確かにまあまあだが何か食い足りない気が。
マグダラ呪念:音楽は好き嫌いが分かれそう。ベースのあやのさんが素敵。


7月6日 池袋りんご屋 センチメンタル岡田
てつおう:名前は聞いたことある。曲は面白いのもあるが、なんか変な気がするw
にしだまさあき:乱暴すぎて俺には無理。音楽は奏でるものであって(以下略)
仙波明夏:まだまだと思うが好感。頑張ってほしい。


7月10日 下北沢ガレージ センチメンタル岡田
ザ モデストロイ クルウズ:安定している印象。表現のテンションを維持してるのはたいしたもんだ。
The home alones:以前見たときほどの切れがなかったような?
ハグレヤギ:サヨナラボーイのやすの君が面白いこと言ってたらしいが紹介できないのが残念。
挫・人間:音楽や表現はいいが、バンドは良くも悪くも高校生バンドの延長という感。
そのへんをいろいろ考えていかないと。ソロの方がいいかもしれない。


7月16日 新宿モーション 某バンド
 about tess、悲鳴、Far France、imamonというタイバン。
 うーん、どうなんだろうねえ。やっぱり某バンドが図抜けて面白いと思うけどな。
 about tessのメインドラムが沼沢尚みたいだったw


7月17日 上諏訪ロックハーツ センチメンタル岡田
 地方のライブハウスに行くと、大体どんなところでも真面目に音楽をやってる人が多いのに驚きます。
ツインズ:音楽は俺としてはむしろ嫌いだw
マリエ:うーん、今年のサマソニも一次をパスしてる全国区のミュージシャンらしいが、かなり変わってるというか、インパクトはある。好きな人にはいいかも。
 このイベント、全然悪くないというかいいイベントとは思うが、MCは考えて欲しい。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索