放送大学考
2002年6月6日 昨日今日と放送大学の通信課題をやっておりまして、それも更新の遅れた理由です。
マークシート方式で問題に答えるわけですが、しょうがないので初めてテキストを開いてみました。これがまた科目によって全然違います。
たとえば「フロンティア人間科学」。まえがきにおける意欲は素晴らしい。でも、実際には各分野から興味深そうなトピックを紹介するだけのものになってます。問題もバカみたいなもんです。もう少し統一的な視点から斬っていかないと人間科学としての成果は期待できそうもありません。
その点、「現代人の哲学」はテキストが面白い。意図通りわかりやすいことはわかりやすいですし、なによりもものすごい意気込みを感じるその前時代的な文章が好きです。
「認知科学」は近年人気のある分野ですが、これがまた苦戦しました。
テキストに書いてないことが問題に出てます。しょうがないから録画しておいたビデオを見るはめに。おまけにまだ何回目かなのに、テキストの最後の章に書いてあることも知っていないといけません。
うーん、各章の最後に書かれている参考文献も読んでおくのが当然って言いたそうです。おまけにこのテキスト、索引がないんで致命的です。
でも、こういうのも決して嫌いではありません。やる気が感じられていいです。
この課題は7日に千葉の本部必着だそうなので、真夜中に車で15分ほどの宅急便のセンターに持ち込みました。最終は当日明け方の5時でもOKだそうです(便利な世の中になったものです)。
ところで、放送大学のメリットはいくつかありまして、ひとつは学割を利用できるということです。
たとえばソフトのアカデミックパック、いろいろな学生会員制度などですが、場合によっては楽に元が取れるはずです。
そして、とりあえず最新のスタンダード(ホントか?)が学べる点と、お金を払っているので覚えも違う点、あと当然の権利として質問や要望を気の済むまで出せるっていうところでしょうか。
私も放送大学に対しては結構文句を言ってます。
(たとえばビデオの貸し出しをしろとか、テキストはデジタルデータでくれとか、放送センターを夜中まで開けろとか)
ドイツなどで近代の大学が誕生したころ、教授は学生の使用人扱いだったそうで、ダメな先生はクビにさせられていたそうです。まあ異論はあるでしょうが、一理あるどころか本来のあり方のようにも思うわけです。
特に放送大学は社会人が多いわけですから、授業料に見合うサービスをとリクエストが厳しくなるのは当然です。
しかし、大学事務局を含め、やっぱりそういう感覚はないようですね。
たとえば放送大学長の「学生に望む」とかいう一文には、何様という感じであきれました。これは「ユーザーから大学に望むこと」というのが正しいもんでしょう。また、変なPR番組を作ってないで、その分1円でもいいから安くすべきです。
マークシート方式で問題に答えるわけですが、しょうがないので初めてテキストを開いてみました。これがまた科目によって全然違います。
たとえば「フロンティア人間科学」。まえがきにおける意欲は素晴らしい。でも、実際には各分野から興味深そうなトピックを紹介するだけのものになってます。問題もバカみたいなもんです。もう少し統一的な視点から斬っていかないと人間科学としての成果は期待できそうもありません。
その点、「現代人の哲学」はテキストが面白い。意図通りわかりやすいことはわかりやすいですし、なによりもものすごい意気込みを感じるその前時代的な文章が好きです。
「認知科学」は近年人気のある分野ですが、これがまた苦戦しました。
テキストに書いてないことが問題に出てます。しょうがないから録画しておいたビデオを見るはめに。おまけにまだ何回目かなのに、テキストの最後の章に書いてあることも知っていないといけません。
うーん、各章の最後に書かれている参考文献も読んでおくのが当然って言いたそうです。おまけにこのテキスト、索引がないんで致命的です。
でも、こういうのも決して嫌いではありません。やる気が感じられていいです。
この課題は7日に千葉の本部必着だそうなので、真夜中に車で15分ほどの宅急便のセンターに持ち込みました。最終は当日明け方の5時でもOKだそうです(便利な世の中になったものです)。
ところで、放送大学のメリットはいくつかありまして、ひとつは学割を利用できるということです。
たとえばソフトのアカデミックパック、いろいろな学生会員制度などですが、場合によっては楽に元が取れるはずです。
そして、とりあえず最新のスタンダード(ホントか?)が学べる点と、お金を払っているので覚えも違う点、あと当然の権利として質問や要望を気の済むまで出せるっていうところでしょうか。
私も放送大学に対しては結構文句を言ってます。
(たとえばビデオの貸し出しをしろとか、テキストはデジタルデータでくれとか、放送センターを夜中まで開けろとか)
ドイツなどで近代の大学が誕生したころ、教授は学生の使用人扱いだったそうで、ダメな先生はクビにさせられていたそうです。まあ異論はあるでしょうが、一理あるどころか本来のあり方のようにも思うわけです。
特に放送大学は社会人が多いわけですから、授業料に見合うサービスをとリクエストが厳しくなるのは当然です。
しかし、大学事務局を含め、やっぱりそういう感覚はないようですね。
たとえば放送大学長の「学生に望む」とかいう一文には、何様という感じであきれました。これは「ユーザーから大学に望むこと」というのが正しいもんでしょう。また、変なPR番組を作ってないで、その分1円でもいいから安くすべきです。