20代の後半、風邪＆下痢の症状が半年以上続き、ヤバイ感じがしたんだが、これは気功をやったら治った。ってことで、結構気功は研究したし、効果はあると確信している。

　気功の中に健美減肥気功というのがあって、簡単にいえば呼吸法なんだが、実績もあるらしいしやるならこれかなと思ってたが、イマイチその理屈とかがはっきりしなかったので、その気にならなかった。
　でも、この前地上波で呼吸ダイエットが取り上げられていて、やっぱりちゃんと理屈は合ってることがわかった。さすがに中国3千年の知恵かな？

　股関節、体幹、肩甲骨まわりのストレッチ、あるいは整体風のものとこういう呼吸法を組み合わせるのがよさそう。ブリージングストレッチと名付けられた方法もあるらしい。

　あとは補助的に組み合わせるものとしてはツボだろう。耳ツボは効果あるようだ。

　有酸素運動はあまりハードにやらない方がいいと思うし（あまりやりすぎると酸化、つまり老化が進むよ。スポーツ選手って基本的に短命でしょ）、また実際問題としてもできない。

　カロリーを制限する食餌療法は無駄。これはBOOCSダイエットとかでも言及されている。
　低インシュリン何とかで栄養素のバランスを考慮するのは十分納得できるけど、実際はどうかな。「脳」の方が果たして満足するかどうか。
　
　
PS
　そのうち具体的なメニューを書いてみたいと思います。
　

　この10年以上、割とコンスタントな体重を維持してきたが（でも久しぶりに会う人にはそのたびに太ったといわれるんだよね。比重の重い筋肉が軽い脂肪に変わってるのは確か。あと、顔が丸くなったり細くなったりしやすいようだ）、最近、ちょっとやばいことになっている。
　スポーツで痛めた持病の左膝もすぐ違和感が出るようになったし。

　ってことで、来年あたりからダイエットに挑戦してみよう。これまでの研究の成果を試す時だ！

　ってことで、現在いいと考えてるダイエットを覚え代わりに書いてみることにする。
　

最近寒くなって、なぜか流しの下の配管から水が漏れなくなったようなので、外での歯磨きや手洗いは止めました。
暑いとなんか緩んで水が漏れるような感じは確かにありましたね。
　

積んでいる本は必ず崩れますね。指一本触れていないのに。（ウソ）
　

　スガシカオとかのバックでの松原秀樹とのコンビがすごく味があって、何度も見るとやっぱりいいんだよね。
（最近いいベースだと思って見てみるとなぜかたいてい松原秀樹だったりする）

　何が気になるのかといわれると難しいんだけど、すごく柔らかいドラミングで、そのふところの深さにちょっと興味がある。

　大昔、青山純をライブで見たことあるが、全くといっていいほどオカズを入れないので結構驚いた。当時はこの人のどこがプロ仲間に絶大な信頼を受けているのか、よくわからなかったもんだ。
　http://homepage3.nifty.com/JSTR/Aojun.htm　にいい考察があるんだが、要は「自分の型」というものから抜け出していて、楽曲に合わせてどうにでも叩けるドラマーなんだけど、たぶん沼澤もそんな感じ。（ガッドもそういうタイプ）
　でも青山純がまだ「ドラマー」という印象があるのに対し、沼澤はそれもない。楽曲として必要と考えて初めてスネアをひっぱり出してくるような感じを受ける。

　だから、いかにもドラマー然としたドラムが居座ってるバンドやアルバムに沼澤を持ってきてやらせたらどうなるのか、なんてことを考える。どこまでできるのか、奥が深いのか見極めたてみい。
　まあ先日の椎名林檎＠武道館もそうだし、極端なことをいえばツェッペリンにおけるボンゾ、あるいはコブハムやトニーウィリアムスの代わりにどうだろうか。たぶんまた違ったものを生み出せるはず。

　一方、ドラムをピアノやボーカルの如く、最大限に表現するやり方も当然ある。なんせドラムは最も原始的な楽器だからね。要はドラムを「歌わせる」わけだが、村石のような手数の多いタイプがこれにあたる。渡辺香津美トリオのオラシオなんかその最高峰で、タムを駆使して強烈に歌ってたもんな。
　ポンタは歌ってることは歌ってるが、ちょっと上品（オサレ）すぎると思う。
　こういうタイプのドラマーは個性が売りなので、たとえばおいそれとボンゾの代わりにはならないだろう。
　まあどっちがいいかって話じゃないことは確か。
　
　
PS1
　同じタイプでも剛の青山、柔の沼澤って感じでしょうか。

PS2
　前述のサイトに、青山純のオカズはほとんどが「タタドン」で、歌の盛り上がりによってはあえて頭のシンバルを抜くと書いてありましたが、なるほどです。
　あと、山下達郎の「クリスマスイブ」の青山を絶賛してましたが、確かにそうかも。

PS3
　オラシオに関しては　http://diary2.cgiboy.com/1/adit/　の8月の日記が写真もあって面白いです。この人の師匠がやっぱり青山純らしく、「我が師匠青山純氏はシンプルなビートでワールドクラス。オラシオはその対局におけるワールドクラス。世界のトップに君臨してるお方」なんて書いてあります。

PS4
　70年代半ばの吉田美奈子の「フラッパー」、これはリズムセクションが林＆細野と、ポンタ＆高水の2パターンの演奏があり、（前者の方が抜群にいいんだけどそれはさておき）世のドラマーは後者のポンタの派手なドラミング（をプロデューサーがOKしたこと）に驚いたらしい。
　これについて、村石は「こういうのもアリなんだ」と目から鱗が落ちた心持でそういうドラミングに突き進み、逆に青山純は「これは何かの間違いだ」と信じていっそうシンプル志向になったという話を読んだことがあります。
　

　ファミリー劇場でやってる「猫目小僧」、ちょっと気になってたんだが、なんとアニメはアニメでも紙芝居風というか人形劇風というか・・・。
　見方によってはこれはすごいぞ！　画期的だ！！
　

　そういえば、昨日見たやつ、いつもは「助さん角さん、ちょっとこらしめてやりなさい」なのに、「思い切りこらしめてやりなさい」だった。
　よっぽど頭に来ていたものとみえる。
　

　車に乗る機会が結構あるので、なんとかまともな音で音楽が聴けるようにしようと画策中。
　
　車の中って割とライブで、ロードノイズでは100から500Hzってところが特に人の声を聴く時に障害になるらしい。
　つーことは、まずはスピーカからの直接音が耳に届くようにしないとだめだね。つまり耳に近づけるってことだけど。

　ユニットは特にボーカルが秀逸といわれているフォステクスのFE83E以外考えられない。高域も伸びていて、軸上至近距離で聞くのには最適。
　ヘッドレストの近くに置くとか天井に設置とか考えてみたが自信がなく、とりあえず、40cm角くらいの箱の上にスピーカーを目玉のように2つ出して、それを後ろの席に置いたり助手席に置いたりすればいいと思っている。（バッフルに取り付けないのは音的なメリットを考えてのこと）
　
　低音が問題で、バックロードホーンにするかプラスウーファーにするか考え中。
　車載用ではレンジはあまり気にしなくていいけど、50Hzまでは聞こえて欲しいからかえって難しいね。プラスウーファーだと適当なユニットがないし（高い）。

　ところで、座席なんてヤワだからその上に置いたところでロクな音が出ないというのが定説だが、ユニットとかホーン（ダクト）開口を前後or左右or上下対称に設ければ少なくとも反動はキャンセルでき、箱鳴りだけの問題になる。
　んー我ながらいいアイデアだ。これなら持ち歩いてどこへポンと置いてもいい音がするはず。
　
　なんてことを考えていたのは去年の春前だったことを思い出した。スピーカーは既に秋葉原で購入済み。
　やる気ねえな俺。
　

　2chの話ですが、別人なのに同一IDになる場合があるってのは結構有名な話ですが、プロバイダによっては、いったん接続を切って再接続した時に、かつてのIDが復活することがあります。

　ジサクジエンでないことを見せ付けてやる時に重宝します。最近、ちょっとしたテクニックでその現象が起きやすくなることをハケーンいたしました！
　
　
PS
　てか俺何やってんだ？
　

　今日は娘と行くことになるかもしれない高校の文化祭をちょっと覗いてきたんだけど、うーん、ちょっと・・・。
　娘にも期待するなと言ったんだが、やっぱりあんなもんなんだろうな。つーか、偏差値40台前半にしてはかなりいいかもしれない。
　
　
PS1
　神奈川には単位制普通科の高校がこれまで1校しかなくて、ものすごい難関校となってたんですが、やっと昨年から来年にかけて4校くらい増えます。
　でも、いずれも底辺校に近いところを再編しているのですぐにはレベルは上がりません。
（DQNといわれる上級生も健在なので敬遠する人も多いようです）
　だから65の次は50になっちゃうんですよね。
　でも今年の受験では65にちょっと足りなくて35のところに回った人も何人かいたんですよ。
　いわゆる2番手校に楽々合格するレベルなのに35に行くってのはものすごい踏ん切りです。そういう人こそ（「自分は自分」という）単位制向きなんです本当は。
　結構我々は根性なしです。
　
　
PS2
　そのせいもあって今年35とか予想されていた高校は来年は50近くまで行くと見られ、神奈川の奇跡とさえいわれてるらしいです。
　
　
PS3
　総合学科の話ではないです。あくまで普通科です。
　

　娘が教えてくれた2人組のコントっていうか舞台芸術で、ラーメンズってのすごく面白いよ！

　つうか、いまさら？
　
　
PS
　路上のギリジンが竹馬に乗ってるGIFアニメがあるそうですね。禿しく欲しいです。
　できれば棒人間のやつで。
　

　とある2chの音楽関係のスレに、http://www.dora-world.com/yojigen/gian_f.html　が紹介されてました。（あんまり面白くないけど）
　
　実は楽器・作曲板の「ライブがやばい歌手・バンド」ってスレでしてね。
　
　
48 名前：ドレミファ名無シド 投稿日：03/06/17 20:23 ID:???
http://www.dora-world.com/yojigen/gian_f.html
これジャイアンのライブ映像なんだけど面白いよ。

49 名前：ドレミファ名無シド 投稿日：03/06/17 20:49 ID:???
>>48
いいね。これ。

50 名前：ドレミファ名無シド 投稿日：03/06/17 22:24 ID:???
>>48
すごいな。ライブなのにCDとほとんど変わってない！

51 名前：ドレミファ名無シド 投稿日：03/06/17 22:34 ID:???
>>50
そこら辺は長年付き添ってくれてるスタッフを連れてきてるから大丈夫だ
　
　
　やっぱりあんまり面白くないかな。じゃあ、
　
　
92 名前：ドレミファ名無シド 投稿日：03/07/02 08:31 ID:qo61h/Qw
トミー・フェブラなんとか。生放送では全国の視聴者を地獄のズン底におとしいれたな
　
　
　ズン底ってなんだ？
　

　2chにエッシャーの無限階段の上でギコネコかモナー（区別がつきません涙）がゼーゼーしてるAAがあったんだが、改めて探したら見つからず途方にくれていたところ、BLUESさんの裏日記でハケーン。
　ウレスイー。
　

　でも天災は忘れたころにやってくるそうですよ。
　

　いや、全体的には満足でしたよ。
　
　特にヒイズミのピアノ。またあのグランドピアノがいい音してたんだわ。
　実はのりんこさんの日記で、「真夜中は純潔」のホーンセクションもピアノで弾いてることは知ってたんだけど、実物は強烈ですた。
　この人のピアノは実に説得力があって、アルバムと同じフレーズを弾いてもひとあじ違って聞こえるのはどうしてなんだろう。

　だから、このライブで一番よかったのはピアノ伴奏がメインの曲。
　特に「ポルターガイスト」がベストというのは、娘と意見が一致した。テンポがすごく遅く、しかも微妙にうねらせていて、すごい出来だった。
　あとその系統では「お好みで」「お大事に」。特に「お大事に」は娘がすごく感動してたが、そんなにもよかったかなあ？

　全体的に有名どころの古い曲はオリジナルに近いアレンジ。
　「本能」では、あのあまりに有名な村石ドラムがどんな感じになるか期待してたんだけど、一応コピーはできてたかもしれないがやっぱりぜんぜん物足りない。

　オリジナルとの違いについてちょっと思い出せることとしては、「丸の内」のAメロでは、ギターのカッティングがいい感じで聞こえてきたし、「すべりだい」ではオリジナルのベースラインを生かしたノリのいい演奏でよかった。
　
　あとねえ、娘が「歌の説得力が落ちている」ってドッキリするようなことを言ってたよ。（実は俺もなんとなく食い足りないような感じを受けてたんだけど）
　まあ聴いてた席がPAもあんまりよくなかったので、DVDとか音源にならないとよくわかんないんだけど、確かに巧くはなってるが「雑でも何でもどうしてもこれを歌わずにはいられない」という鬼気迫る迫力は薄れたような感じはあった。
　
　そういう意味で、最新アルバムの曲が現在体の中から出てくるものに一番近いはずなので、「ポルターガイスト」とかの出来がいいのも当然かもしれない。
　
　まあヒイズミのピアノで聴けたのはよかったですた。これでドラムもPEZだったらどうだったですかね。
　

　バンドなんだけど、2chでも「ギターがへなちょこ」という>>1のコメントのあるスレが立ってたりして、あまり評価は高くはないようだ。

　ギターはヘタクソでも罪はそう重くないが、あのドラムはいかん。（ハタトシキ？）

　オープンスタイルで左手の動きがいいので左利きということはすぐわかって、さすがにサウスポーらしい運動神経の良さそうなドラミングで、見てて面白い。

　でもそれだけ。
　だいたい、いいミュージシャンの演奏って、ライブが1時間2時間と続いても「もっともっと聴きたい」という気になるものだが、まあ2曲も聴いて飽きてしまった。
　そもそもドラムが入ってくると曲が変な感じになる時があるのはどういうわけ？

　娘はスネアの音色が合わないようなことを言ってたけど、それだけじゃないような気がする。

　今月号のドラムマガジンで奥平真吾が「コントロールされてない一打は音量が小さくてもウルサイ」と語ってたけど、そんな感じで無神経で歌心のないドラミングだと思った。やっぱり娘も「トランス系ドラマー」と評してて、ダイナミクスのない一本調子気味だったのは確かだ。
　別にアコースティック系が最高というつもりはないが、奥平が経験したように、現場の音響環境によってドラムキットの各パーツの音量を完璧にコントロールできなければ一流とはいえないだろう。

　グルーブがない原因としては、たぶん、スネアのタイミングがいつも微妙に一定しないから。
　オープンスタイルなのでスネアを打つのにパワーを入れようと思えばいくらでも振り上げられるんだけど、そのバックスイングの大きさの違いに引きずられて、肝心の出音がコントロールし切れてないんだと思う。

　まあセンスは感じられたし、たまにハッとするフレーズも叩いていた。（たまにね）
　まだ若いらしいので、一つ打ちから徹底的に練習すれば一皮剥けたドラマーになるだろう。バックスイングもそう振り上げなくても同じ音量が出るはずだ。
　
　
PS1
　実はライブ直後はそうでもなかったんですが、日が経つと怒りがこみ上げてきました。
　あのドラムとギターはあれだけの金を取れるようなレベルじゃないだろう！　ふざけんじゃない！！　一流のものを見せやがれ！！！
　
　
PS2
　もう村石でも沼沢でもなんでもよかったんですがね・・・（涙
（ポンタでもあらきゆうこでも）
　
　
PS3
　みんな金を払ってる方なのに甘すぎるよ（断言
　ちょっとでも変だと思ったらクレームをつけるべきじゃないの？
　　

　よくわからないけど、よかったんじゃないでしょうか。
　しかし、コストパフォーマンスはあまりいいとは思いませんでしたね。（後述）

　娘によると、セットリストは正確ではないが次のようなものだったらすい。

幸福論悦楽偏
罪と罰
真夜中は純潔
お好みで
儀式
すべり台
黒いオルフェ
依存症
丸の内サディスティックス
警告
港町13番地？
ギプス
本能
迷彩
ポルターガイスト
歌舞伎町の女王
ステム
Mr.ワンダフル
正しい街
お大事に
りんごのうた

　
　これ、多分かなり違う。ポルターガイストがこんな後ろのわけないもん。
　あと、幸福論で始まるのがそれまでの夏のツアーと違うところらしい。
　　

　去年はなんかよくわからないものだったけど、今年はテーマ（ワールドミュージック？？）もぴったりはまってすごくよかった。

　特に感じたのは、どのバンドもリズムセクションがよくてビートが決まってること（さすがに日本人だとちょっと弱い感じのところもあったが）。

　スピーチにしても結構楽曲も演奏もよくて聴けるし、ジョシュアレッドマンのバンドはキーボードが左手でベースパートを弾いてて時々変なところもあったけど、いいグルーブを出してた。
　日本人ではやっぱりトガシキ祐一＋坂井紅介が図抜けてて、あれなら世界のどこ出しても大丈夫。

　あとは17歳のジャズピアニスト松永貴志、これはいい。伸びると思う。
　寺井尚子は、なんか曲調がいつも同じに聞こえるが、それは放映する曲としてそういうのを選んでるからだろう。
　ああ忘れちゃいけない前田憲男大先生、アバンギャルドなピアノでおおーと思った。
　
　ハービーハンコックはいつものキャリントンじゃなくてクリスチャンマクブライド、ジャック・デジョネットというメンバー。
　デジョネットなんて首回りなんか硬くて、どこぞの爺さんが叩いてるように見える。
　タムやシンバル、オラシオと違ってあんなにいらんだろうに。なんかタムを叩き違えてごまかしてるところがあったぞ。
　でも、結構気迫で迫る人なんだね。すごくよかった。

　これがチャカカーンのバックもやったんだけど、マクブライドがいきなりエレキベースを持ってファンクや16ビートをやりだしたんだけど、さすがにすごいグルーブだった。（特にドラムのスネアは強力！）
　「チュニジアの夜」をやってたんだが、これはチャカのカバーは非常に有名らしい。某プロドラマーの評によれば、急造のためボーカルとトリオがうねるようにはマッチしてなかったらしいが、でもいい意味での緊張感があったと思う。
　
　
PS
　ユッスーンドゥールの唄もすごい説得力でした。
　

　これはすごいなんてもんじゃない！！
　
　昔、渡辺香津美がオマーハキムとマーカスミラー、マイクマイニエリといったところを呼んで日比谷野音でやったのにも衝撃を受けたけど、今度の奴は、はっきりいってそれ以上。

　まずドラムのオラシオに驚いたんだけど、まあこんなに岩か山のように上体が安定してるドラマーは見たことない。
　イメージで言うと、神保のように叩くつのだひろという感じで、スケールとか迫力、威厳といったものをその何倍もアップさせた感じ。音もタイト＆重厚そのもので、手数も多いけど必然性があって無駄な音がない。

　リチャードボナも噂通り。なんかベースという枠を越えてて、歌を歌ってるようだったな（それは皆そうなんだけど）。
　ただ弾きまくるのでなく、ブレイクの後、1拍目のルートをドーンとほんとに気持ちよさそうに弾いてたのがすごく印象的だった。

　ボナが他のメンバーを見ながら実に楽しそうに弾いてるのに対し、オラシオは苦虫を噛み潰したようにも見えるけど（だからたまにニヤリと笑うと本当に印象的）、とにかくメンバー全員が本当のインプロビゼーションをやってた。
　まあそうでなければジャズとはいえないが。

　思えば、かつての渡辺香津美は他のメンバーに食われてそう目立たなかったが、今回はそうでもなかった。ルックス的には弱いかもしれないけど、出してる音は負けてない。
　この人はどちらかというとフロントに立ってバンドをリードするというよりも、いろいろなミュージシャンをバインドさせる役割が合ってる。
　そういえば俺の妹が「人柄ギター」と言ってたけのを思い出したけど、その通りだ。
　結局、音楽も人間性なんだよね。
　
　
PS
　やっぱり世界は広いです。
　が、渡辺香津美や山下洋輔、松岡直也、矢野顕子、楽曲や歌では椎名林檎などのように、日本人にも最高レベルのミュージシャンがいるのは嬉しい限りです。
　

　NHKの衛星でキャンプライブとかいうのをやってたので見る。

　スキマスイッチってなかなかいいね。それにしてもアフロって流行ってるんだろうか。俺もやるかな。

　あと、岡本定義って作曲者の名前で時々見かけるような気がするが、その彼のユニットで活動再開したとかいうCOIL。割とよく耳にする曲をやってたけど1曲だけなのでよくわからん。やっぱり卓録気味なのは確か（笑。
　サポートであらきゆうこが入ってたけど、打ち込みに合わせてこう叩ける人はそうはいないだろうと思わせた。打ち込みと生ドラムの音の重さの組み合わせも面白い。

　そのあとmiguも1曲だけやってたが、フリー気味で俺は好きだな。相当力がないとこういうのはできない。

　バックのメンバーでは、江川ゲンタ、中村キタロー、間宮工ってところがいろんなところで登場してた。
　なんか人材不足を感じる。