週末の音楽番組は、まずMXテレビ?の矢野顕子のさとがえるツアーから。
 この前これについて書いたばかりだったのでちょっと驚く。
 以前、クリフアーモンドのドラムがあんまり音が大きすぎて、ライブにもかかわらずアクリルの衝立があったりしたもんだが、今回はちょっとジャズ風な曲も多く、それはなかった。まあセーブして叩いてるわけではないだろうが、ちょっと力が抜けた感じでGOOD。それにしても、ガイジンの8ビートって日本人と違いますね(好きか嫌いかといわれればあまり好みじゃないですが)。
 矢野顕子、なんかまたピアノがよくなってる感じもしないでもない。
 テレビで見てるとアンソニージャクソンがよく聞こえないんだけど、ヘッドホンとかでじっくり聞くといつもホントにいい(ちょっと変わった驚くべき)ベースを弾いてる。
 ギターの佐橋選手もよくがんばってます。
 
 
 次いで、NHKの衛星で吉田拓郎のスタジオライブ。
 これはかなり前の再放送で、以前に書いたような記憶がある。
 メンバーは島村英二、富倉安生、土方隆行、稲葉政裕、エルトン永田、小林信吾というもの。サックスにはなんと中村哲が加わっている。
 あんまりまじめに見てなかったのだが、聞こえてくるドラムのスネアのタイミングが抜群で、おーさすが島村と見直してしまった。いやほんといいや。
 曲は面白くなかった(特に矢野顕子を見た後では)。最後の「人生を語らず」に多少心を動かされた程度。
 それにしても、ストリングとかオケが入っていて一応指揮者がいたんだけど、本当に文字通り楽譜をめくっていただけでした。
 あれでいくら貰ってるんだろうか、なんてね。
(いや、指揮者の仕事は本番前に終わってるのはよくわかってますが、それもこのバンドのうちの誰かがやった方がいいように思えましたので・・・)
 
 U-22、確かにトルシエの言う通り急ぎすぎだろう。
 「点の入るのはボールを持って15秒以内」というのは、どのレベルの試合を統計的に調べても事実らしいが、それは要するに「カウンター(&セットプレー)でないと点が入りにくい」ってこと。
 昔の日本選手はトップスピードでボールをコントロールできなかったので、その速攻自体が成立しなかったのだが、今ならかえって「守ってカウンター」というサッカーができるような気がする。

 まあそれはいいとして、最初からビルドアップする場合はもう少し違うことを考えないといかんだろう。よく耳にするのがロングシュートでディフェンダーを前に引っ張り出すとか、中盤以前で思い切り回して相手のMFやFWを動かすとか。
 いずれにせよ、遅攻だと得点の可能性が少ないんだから、シュートで終わるか、あるいは相手に速攻されないことを第一に考えていくべきなんだろう。

 ボール回しはトルシエジャパンみたいで、A代表よりよっぽどプレスは利いていた。後半は疲れたのか間延びしてたけど。
 阿部ユウキ、酒井と共に昔から注目してたので嬉しい。


 その後、ラブ&ポップを途中からチラチラと見る。
 ケーブルの34チャンネルで邦画を多くやっているが、そのほとんどが数秒見ただけでもう結構という気になる。
 たまに画面に迫力や魅力があって見つづけるのもあるが、このラブ&ポップもちょっとそんな感じ。
 台詞はなんか変だよ。でも最後の方なんか、じっくり見れば感じるものがありそうだった。

 ということで検索してみると、原作・村上龍、監督・アンノじゃん! うーん、さすがにアンノというべきか、アンノの割にはいまひとつというべきか、よくわからん。
 
 智賀さんが疑問を呈していた「ひょんなこと」の「ひょん」ですが、これは私知ってます。
 確か奇妙な形をした実在の植物で、通称「ヒョンノキ」のはずです。
 一応調べてみたら、いわゆる「宿り木」や「接ぎ木」によって思いがけない花が咲く現象という説もあるらしい。
 さらには、新井白石が述べた「ものの良からざることをヒョンというが、それは『凶』という字の中国語読み(唐音)のヒョンからきている」が正しいとしている人もいます。
 これは多分、最後のやつが正解くさいですね。
 
 次いでミニマムさんの日記を読んでいたら、「ちんちくりん」とは何かというお題が出てました。
 これも私知ってます。もともとは「竹のように背の高い人を揶揄する」意味で、転じて服の方が短い場合にも使われるわけです。(確か)
 
 
 今回ちらっと参考にしたのは、http://www.union-net.or.jp/cu-cap/zatugaku.htm。なかなか面白いです。
 特に「ちんぷんかんぷん」に相当する英語がfloccinaucinihilipilificationなんて、すごく感じが出てていいですね。(ちょっとニュアンスは違いますかね。普通はjargonですか?)
 
 2chで嫌われる自作自演だが、なんでいけないのかさっぱりわからん。
(よくやっているんだろうなんて思われても困るが)

 古くはプラトンの対話編、近年ではでかぱんださんの旧日記に見られるように、このような形式で「知」を導き出すというのは、むしろ確立された非常に価値のある手法なのである。

 ということで、誰かオレに感動するようなジサクジエンを見せてくれ!!
 
 
PS
 というくらいの意気込みで実は時々トライしているんですが、極論に走りがちなのと、接続を切ってIDを変えるのが面倒なので、どうもうまくいきませんね。
 
 10年近く前、親戚が家を建て替えたいとかで、ちょっと研究したことがある。
 その直前に1年以上アメリカのあちこちに住んでいたこともあって、2X4(ツーバイフォー)とか間取りとか、いろいろ感じるものがあった。
 
 日米の住宅事情の違いが言われるが、実は間取りも大きく影響している。
 具体的には、日本の住宅には玄関と廊下があり、これが貴重なスペースを食いつぶしているのである。
(さすがに最近は応接間は少なくなったが)

 よくアメリカのドラマで、玄関を開けるといきなり居間になっていて、ソファとか丸見えの場面があるが、ただでさえ狭い日本の住宅の場合、本当はああいうのがいいのではないだろうか。

 説明すると、「身内でない」来客を通す場所は家の中とはいえ「パブリック」という感覚で、「庭と同じように外から見られてもいい」ように、いつもきれいにしておく。
 対して「プライベート」のスペースは厳重に隠蔽する。
 トイレや応接間は「パブリック」であり、寝室やクローゼットを含む着替えのスペースは「プライベート」である。
(「身内でない」来客をどこまで通すかで、居間、食堂、台所、仕事場等をどちらにカテゴライズするかが決まる)
 
 このように考えを整理すればなんとなく住みやすくもなるし、パブリックの部屋のひと隅に出入り口と靴脱ぎのスペースを設けてしまうのも抵抗がなくなるだろう。
 なにより、これで一部屋分に近い貴重なスペースが浮くはずである(その分どこかの部屋を広く取れる)。
 実際問題としては、出入り口の向きやカーテン等を工夫することで、宅配便の人などには直接中を見せないことも可能だ。
 
 要するに、欧米のコンドミニアムやアパートの間取りとまったく同じで構わないんじゃないか(もちろん下駄箱は必要だが)、ということなのだが、あまりイメージの湧かない人は、実際に使われている間取りを欧米のサイトなどでぜひ見てもらいたい気がする。
 
 
PS1
 特に日本のアパートやマンション、あるいは小さい一軒屋の間取りは変ですね。玄関や廊下は無駄だと思います。
 まあ私には関係ないですが。

PS2
 ただし欧米の住宅でも、大きい(日本の感覚では「超大きい」)一軒家には、玄関ホールはあります。
 
PS3
 よくわかりませんけど、赤子関係は散らかっていても公に見せて構わない気がしますのでパブリックですか? 電車の中や公園で乳をあげてる人もたまにいますよね。
 

車を止める

2003年4月6日
 昨日書いてて思い出したことを。
 皆さん、車を駐車スペースに止める時、どうしてますか?
 私は原則として頭から入れます。
 理由はあります。
 前進とバックでは前進の方が容易なのは自明ですよね。したがって、ただでさえ難度の高い「狭いスペースへ車を止める」という行為は、前進で行った方が簡単だし、時間もかからないです。基本的になるべく早く目的地へ着きたいと考えますし。(本当に狭くてバックでないと入らない時は別ですが)
 あと、壁や植え込みに排ガスがかかったり、隣接する施設へマフラーからの騒音が伝わらないようにできます。欧米ではこのような理由で頭から入れる、あるいはそのように指示されることが多いです。
 
 でも私がやると、「やっぱりひねくれている」と思われることが多いのはなぜでしょうか。
 
 最近は猫の世界も不景気らしく、近所で当り屋の猫を多く見るようになった。
 関わると相当面倒なことになるらしい。
 ということで、かなり車の運転には注意するようしている。

 皆さんの家の周りには当り屋の猫、いませんか?
 
 
PS
 車が近づくと、端の方でじっとしてりゃいいのに、少し逡巡した後、いきなりすごい勢いで横断するんですよ。これが当り屋の証拠です。
 

パケットロス

2003年4月8日
 どうも連日の接続障害は、上位回線でのパケットロスが原因らしい。
 ケーブル・アンド・ワイヤレスIDCインターネットサービスからのメールが出回っているが、それによると「バックボーンルータにおけるルーティングエンジンの故障」だそうである。
 現在は復旧しているとのこと。
 
 
PS
 イラク戦争が新局面を迎えるたびに全体的に重くなるような気がします。というか開戦前あたりから少し重くなってませんか?
 
なわけないですが、なんと! このだいありぃのーとを利用されてる方で、高額な宝くじが当った方がいらっしゃるそうです。
 (私のリンクではないです。本人が本文にばっちり書いてますので別にバラしてもいいでしょう。リンクも多い方ですし)

 うらやますぃー。あ、でも本当かどうかは確認できませんね。
 
 live image というのをやってた。
 最初オーケストラの前で葉加瀬太郎が弾いていて、単なるムードミュージックかと思ってたら、どうもそうではないらしい。
 ギターに鳥山雄二がでてきて意外だったのに続き、クラシックギターのデュオ、加古隆のピアノ、小松亮太のバンドネオンなんてのもあった。
 小松亮太、椎名林檎の「愛妻家の朝食」で聞けるコバよりはよほどいい。

 バンドはベースが渡辺等。アップライトのエレクトリックベース弾いていた。それにしても渡辺等、結構年なのね。椎名林檎で聞けるフレーズはすごく若々しくテクニシャンだったので意外だった。
 ドラムは渡嘉敷祐一で、ドラムソロなんかもあったりして満足。女パーカッション(大石真理恵)もなかなかだった。あと、クラリネットも印象に残った。

 このライブ、検索してみると結構有名らしい。演奏は確かにいいけど、全体のコンセプトがなんかよくわかりませんでした。
 あんまり「癒し」とかテーマにしない方がいいと思うんだが・・・。
 
 この前書いた矢野顕子のさとがえるツアー、viewsicで改めてやっていたのでちょっとだけまじめに見ますた。(とはいっても途中からだけど)

 んー、好みの問題ですが、なんか選曲がねえ。

 3年くらい前、NHKかなんかで矢野顕子の特集番組をやっていたけど、あれはすごいもんだすた。
 大大昔の「電話線」のライブとか、それはもう名曲の数々。特にキーボードを弾きまくる「ガールフレンド」やピアノ弾き語りの「親子のしっとりした歌」(題名わかりません)とか、もう大好きですねえ。

 今回は最後に「ひとつだけ」をやってくれましたが、ギターの佐橋がイマイチ。
 もうカッコなんかどうでもいいですから、もっとハジけてもらいたいっす。以前聞いた白人のギター、上手くはなかったけど、体当たりの無手勝流ギターがすごく印象的だったので、よけいにそう思いますた。
 
 それにしても、矢野顕子のキーボード、他のメンバーの演奏を圧してるのには驚くばかり。歌は好き嫌いありそうですね。(実はあんまり好きじゃありません)
  
 やっぱりViewsicで、ジャパンサーキットといういろいろ出てくるやつ。

1.堂島孝平
 割と雰囲気が好き。でも演奏はモロに走っていたようです。

2.気志團
 意外と思われるかもしれませんが好きです。ベースはとても上手だと思います。と書いていたら、2chの楽器板でもそんな話が出ていてびっくり。
 ドラムは結構メリハリ利いて悪くない感じなんですが、なんかアンサンブル全体は間抜けてますね。
ボーカルが弱いのでそれだけ目立つんでしょう。
(ギターに多くを求めるのは酷というものと思われます)
 新曲の「恋人」、いい楽曲のようなんですが惜しいです。

3.ケミストリー
 曲も唄も演奏もなかなかいいです。曲は誰が作ってるんでしょうか? あと、白井リョウメイがギター弾いたような気が・・・。
 残念ながらボーカル2人の雰囲気は嫌いです。
(実は娘も酷評してました)

4.富田ラボ
 これはプロモで「眠りの森 feat.ハナレグミ」。すごくいい感じの演奏。こういうの趣味なんですよ。
 でもやっぱり娘はハナレグミ好きじゃないって言ってました。なんでだろ?

5.ババマニア
 ちょっとキモイので一曲だけ聞けば(見れば)十分という感じも・・・。でも怖いもの見たさもありますね。
 ドラムはフォームがあんまり好きじゃないです。

 
(続く)
 
6.PE’Z
 これにはびっくり。すごく良くなっている。
 えぐいテーマ一本で押すんじゃなくて、ちゃんとインプロビゼイションで聞かせるジャズも多いのには驚いた。パワーもなかなか。

 特にドラムはもう少しでプレイだけで金の取れる(スタジオミュージシャンクラスの)レベル。さすがだてに山木の弟子じゃない。

 ベースも昔見た時は非力な印象を受けたが、すごくいい感じ。

 以前、メンバーの演奏のスタイルがオーソドックスで、これは伸びるかもと書いたように記憶しているが、そうなってくれてとてもうれしい。
 
 モスキートとか、曲もすごくいいのがある。
 娘は最近PEZのライブへ行ったらしく、こんなことは先刻ご承知でありまして、なんか他にももっといい曲があるって言ってましたが忘れました。
  
忘れたが、何か検索していて、千葉県立松戸六実高校の英語の人見先生の話を見つけた。
(有名な話ならスマソ)

 この人は元バウワウのボーカル。
 NHKの教育テレビでベストサウンドというのを昔やっていたのだが、この人がボーカルを教えていたのを見て、さすがメタルとはいえ(失礼!)、プロは違うなと思ったことをよく覚えている。

 もともと名門都立両国高校の時から英語教師志望で、東京外語大(!)卒業間際には赴任先も決まっていたのだが、プロデビューを優先させたらしい。
 その後紆余居説があったが念願の英語の先生となり、現在も休みには音楽活動をしているそうである。
 いっしょにやる面子も有名どころで、並みのプロよりよっぽど集客力があり、ちょっと検索しただけでもたくさんのファンサイト、応援サイトがある。

 ちょっと見てみたのだが、BBSには「人見先生のおかげで英語が好きになった」「とてもいい先生」という教え子の書き込みもいくつかあり、すごくいいなと思った。

 経歴がユニークなので、県や文部科学省、外務省などの広報誌にも登場したことがある。

 音楽産業とはいえ、並みの教師よりよっぽど社会や人間を知ってるはずだし、またかなりの情熱と意思を持った人なんだろう。(高校時代の英語の先生の「人見君は必ず戻ってくると確信していた」という話もあった)
 
 
 すごいぞ、人見先生!
 
 
PS1
 長く山岳部の顧問だったそうですが、最近軽音楽部の顧問になったらしいです。
 うらやましいというかなんというか・・・。

PS2
もし人見氏が硬式テニス部だったら、ひょっとしたら対戦したことがあるかもしれません。両国高校は私のいた都立高校と定期戦やってましたから。
(奴らみんな学ラン着ていて驚いたことを覚えています。我々はいいかげんな私服でしたので・・・。)
  

飯島毅彦氏のこと

2003年4月15日
を思い出したのでちょっと。

 10年以上前、地方誌に頼まれて市の教育委員会の飯島毅彦氏をインタビューして記事にしたことがある。(20年近く前は結構いろいろな雑誌に文を書いていて、人物モノとかもやっていたかららしい)

 ぜんぜん知らなかったのだが、飯島氏は校長として全国的に有名で、たとえば30年前に中学に本邦初のジャズ部を作り、アメリカに行かせて演奏させたりとか、これ以上は書かないが、それまでの教育関係者が思いもつかないことをたくさんやってきた人。

 前例のないことをやる大変さについてもやはり語ってくれたが、印象的だったのは教育者としての姿勢である。
 この人は「可能性を追求する」ことを信念としてきており、ジャズ部とその渡米にしても、「生徒がやりたいと言った以上、全面的に支援しただけ」と話す。
 多少のリスク(本当の意味での危険もある)に怯むことなく、果敢にチャレンジするということでもある。

 周囲の反対を押し切るような強引さは全くなく、むしろ思慮深く、言葉を選んで静かに話す根気強い人のようだった。共感力も十分のように感じられたが、そうでなければ後に赴任した養護学校とかでもいい仕事はできるわけがない。

 だから、その飯島氏が珍しく、「自分や他人の可能性を妨げるようなことをした生徒には目玉の飛び出るほど怒った」とはっきり言ったのにはとても納得した。
 具体的には、本当はできるのにやらなかったりとか、あるいは他人の行動等を物理的・精神的に制限してしまうような「いじめ」とかである。
 
 
 私の経験からしても先生という人種にはあんまりまともな奴がいない。俗物的な小人は反面教師にはなるが、なかなか難しい。むしろ、マイペースの変り者のほうが生徒に強い印象を残す。
 が、たまには傑物がいるのは否定しない。
 そういうのに当った生徒はラッキーである。
 
 
PS
 飯島氏、当時は各学校の指導や、公演で全国を動いてましたが、今はさすがに引退してるでしょうね。
 

韓国戦

2003年4月16日
 韓国を相手としたとき、いつもやられるパターンがあるのではないかと思っているので書いてみたい。

 まず、クロスとか(あるいは縦パスではない「斜めパス」でもいいが)を入れられるとき、ファーの位置で待っている選手が密着マークされないように、少し遠くにいるのがポイントだと思う。
 このため、この選手にボールを出された時、ディフェンスの寄せが十分でなく、またフィジカルで劣っていることもあって、次のアクションを容易に起こさせてしまう。

 それは「反対側のファーへの長い折り返し」であり、フィジカルに優れた韓国選手はさほど反動をつけないヘッディングでそれをやってくる。(ノーステップキックの場合もある)
 
 日本のサイドバックは高さ、速さ、対人能力と3拍子揃った選手はめったにいないから、その弱点を突いて折り返せばいいわけだ。
 
 ここまでやられるとディフェンスは振られて、マークがずれ気味になる。
 後はシュートを打ってもいいし、2列目からの走り込みに合わせてもいいし、再度また反対側のファーへ折り返してもいい。


 今日の試合を見ての印象だが、韓国、ファーの選手までボールを通すことはできていたが、次の折り返しが長くなくて、日本としては助かっていたような気がした。あれならまだ中の選手を捕まえられる。
 

 それにしても、そういうのを含めてやっぱり以前の代表の欠点がモロに出てきているように見えたのだがどうだろうか。
  
 
PS1
 小笠原の動いたスペースが問題になっていたようですが、あれは他の中盤が埋めるべきだと思います。金メッキ中盤はもともとそういうコンセプトのはずです。

PS2
 サントスは前に比べればずいぶん中に入ってましたが、基本的には賛成です。(機能してたかといわれれば?ですが)
 中盤が外に張り付きっぱなしだとサイドバックの上がるスペースがなくなるし、中盤も薄くなりがちです。 
 

歴史が証明?

2003年4月17日
 報道によると、イラクの関係者の「大量殺戮兵器はない」という証言があったらしいのだが、アメリカはそれを故意に隠蔽して開戦に踏み切ったらしいですね。
 
 まあ、別にどうこういうつもりもありません。独裁政権というのもいいとは思いませんし。
 ただ、「歴史が証明云々」なんてことは言っていただきたくないですね。

 歴史は単なる記録です。善悪、正不正は関係ありません。
 古代より、ナントカ帝国とか王国とかが勢力を拡大した際、ずいぶんと理不尽な事もあったはずですが、それに関していい悪いもないですね。
 「勝てば官軍」というのも違うと思います。
 
というのがやっぱり新聞記事になっていて、クレヨンしんちゃんがどうとか。

 つーか、あれは見たくない番組の筆頭でしょう。
 劇場版も薄っぺらくて最悪です。
 
 
PS
 ついでに思い出しました。
 最近のドラえもんの劇場版が良くないとユキダルマさんが書いていましたが、禿げ上がるほど同意します。
  

娘ネタ

2003年4月19日
 娘は新体操部だったのだが、何かと部員や先生と軋轢があり、ずいぶん面白くない思いをしていたのは知っていたが、3年になってやっぱりやめることにしたらしい。
 
 まあ、中学の運動部で、それもかなりハードにやっているところの問題点というのは、私もよくわかっている。
 根本的にスポーツというのは個人競技というか、個人の競技力を高める(中学の場合は、その種目に対する興味、モチベーションを高めることも含む)のが第一にあるべきなのに(サッカーでもなんでもそうでしょう?)、いつのまにか「団体行動」的な側面が強くなってるのは本末転倒だと思う。
 
 実は一流の運動選手は、信じられないほど自分中心の練習をする。そうでないとトップで戦えないことをよく知っているからだ。団体に所属している場合、まあ表面は集団行動に従っているように見えても、本心としては歯牙にもかけていない。
 いつぞやミニマムさんが「大学の運動部の目は腐っている」と書いていたが、基本的に同感である。往々に2流以下の選手は、上の顔ばかり見て下に威張り散らす、日和見の権威主義者となることが多い。それは自分で考え抜いて徹底的にやってないからだ。

 まあ娘もそういう妙な点がやっぱりわかるのか、相当な不満があったようだ。(部長だったし)
 
 そういうことで、ついに「高校は絶対私服で校則のないところ」と言い出した。
 「単位制」は2の次になったらしい。前は単位制でそこそこの進学校を狙うようなこともいっていたのだが、そこは制服なので合格しても行かないと言い出した(普通は大満足で行く2番手校なのだが)。

 よっぽど管理主義的なものがいやになったみたいだ。
 そうだ! それでこそオレの娘だ! 本当はオレも「絶対私服校にした方がいい」と言いたかったんだよ!

 幸い、神奈川県にはちょっと無理目だが県下トップ校に2校あり、滑り止め中堅校としても2校ある。
(通常、私服の高校って上位校にしかない。これは都立でも基本的には同じである)

 とりあえずトップ校を目指して塾に行き出したが、まあ中堅校で十分ということで意見は一致している。
(先生や塾には中堅校ではもったいないと反対されるのは目に見えてるけどね。−−−奴らの成績・実績に関わることだから)
 
 
PS
 中2は面白かったかと聞いたら、後半は先輩のバンド関係でよかったが、前半は全然と言っていました。
 なんとかうか、その心情をもっとよく感じ取ってやれなかったもんかと思ってシュンとしました。
 

歌詞とプロモ

2003年4月20日
 やっと娘が椎名林檎の新譜を貸してくれたのでちょっと聞いてみた。
 一曲一曲は以前書いたようにもっとやりようはありそうだが、アルバムを通して聞くとなかなか、というよりすごくいい。楽曲があまりにもいいので、多少の欠点をものともしないともいうべきか。

 で、歌詞カードがあるのだが、演奏者のクレジットが書いてない。
 娘の話では、「歌詞なんてものは(クレジットよりも)重要なものでないということで、別々になっている」そうだ。
 確かに何語かわからなくても、いい音楽はいいはず。(洋楽なんて何いってんのかわかんないでしょ? あとインストも)
 
 
 ところで、プロモ集のような番組で椎名林檎自身が(インパクトのあるプロモについて質問されて)「プロモのイメージは音楽と基本的に関係ないし、さほど興味がない」ようなことを言っていた。

 実は私も雰囲気重視のプロモは嫌いで、とにかく演奏している姿だけでやってもらいたいと思っている口である。
(だから「やっつけ仕事」のプロモは大満足だった)
 
 
 ということで、音楽だけで勝負するのが本筋だと思うのである。
 それに歌詞がよければいうことないし、ついでに別に目をひくプロモじゃなくても売上に関係ないようにしてもらいたいもんだ(つーか、映像作家のギャラの分、値下げしてくれい)。
 
 
PS
 それにしても椎名林檎、完璧なボーカルです。タイプの違う宇多田ヒカルと双璧ですね。後はかなり落ちると思います。
 

1 2

 

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索