全英オープン
2003年6月27日 久しぶりにテニスを見ているが、なかなか面白い。
男子はパワーがありすぎて全然参考にならないので、日本の女子がどの程度できるか興味があったのだが、森上ってのが打点が早くて面白いね。
ディメンティエワもそうだけど、女子の場合はパワーレスでも、体の回転を利用してライジングをフラットに叩くことができれば勝負になる。
それも少しサイドスピンを混ぜて逃げていくようなクセ球だと相手がやりにくくなる。
ところで、昔、フォアハンドは体を開かず前傾姿勢でボールを押せと教わったもんだが、これはまったくの間違いである。実際にいいストロークを持っているプロでそんな打ち方をしている選手はいない。
極端なことを言えば、体はインパクトの瞬間は打球方向に正対していていいし、若干のけぞっていなければいけない。両肩の延長線上に腕が伸びているイメージである。
ストローク中は肩の回転に合わせて腕が上下しながら伸びていくだけでよく、このようにすれば、微調整が必要な「腕の振り」などというものをまったく気にしなくて済み、単純に肩の回転の速さだけでいくらでも（正確に）スピードを出すことができる。
昔、マッケンローが当時の常識としては特に「変な」ストロークだったが、今考えるとあれは理にかなってたわけだ。
両手打ちバックハンドに関しては、イチローのバッティングフォームそのままでよい。完璧に合理的である。
ひとつだけ注意するとすれば、つい左肘を曲げて下から煽るように打ちがちなのだが、これは逆に、伸ばしながら上から叩くようにしないとパワーも出ないし、遠いボールが打てなくなってしまう。
それにしても、今の技術を持ってすればラケットってもっと大きくできるんじゃないかな。20cmくらい長く、なおかつグリップぎりぎりまで面があるようにして、幅も5cmくらい広くすればビギナーにとって一段と打ちやすそうに思える。
（プロには使いにくそうだけど）
PS
ゴルフスイングを研究していたら、テニスや卓球で金科玉条の如く教えているやり方がいかに間違っているかよくわかりますた。
昔からトップの選手はいわゆる「教科書」的には打ってないものなんですが、そのあたり科学のメスが入っていないため、指導者の教えは十年一日の如く、本当に恣意的でデタラメです。
サッカーなんかは今はちゃんと教えているようですね。
男子はパワーがありすぎて全然参考にならないので、日本の女子がどの程度できるか興味があったのだが、森上ってのが打点が早くて面白いね。
ディメンティエワもそうだけど、女子の場合はパワーレスでも、体の回転を利用してライジングをフラットに叩くことができれば勝負になる。
それも少しサイドスピンを混ぜて逃げていくようなクセ球だと相手がやりにくくなる。
ところで、昔、フォアハンドは体を開かず前傾姿勢でボールを押せと教わったもんだが、これはまったくの間違いである。実際にいいストロークを持っているプロでそんな打ち方をしている選手はいない。
極端なことを言えば、体はインパクトの瞬間は打球方向に正対していていいし、若干のけぞっていなければいけない。両肩の延長線上に腕が伸びているイメージである。
ストローク中は肩の回転に合わせて腕が上下しながら伸びていくだけでよく、このようにすれば、微調整が必要な「腕の振り」などというものをまったく気にしなくて済み、単純に肩の回転の速さだけでいくらでも（正確に）スピードを出すことができる。
昔、マッケンローが当時の常識としては特に「変な」ストロークだったが、今考えるとあれは理にかなってたわけだ。
両手打ちバックハンドに関しては、イチローのバッティングフォームそのままでよい。完璧に合理的である。
ひとつだけ注意するとすれば、つい左肘を曲げて下から煽るように打ちがちなのだが、これは逆に、伸ばしながら上から叩くようにしないとパワーも出ないし、遠いボールが打てなくなってしまう。
それにしても、今の技術を持ってすればラケットってもっと大きくできるんじゃないかな。20cmくらい長く、なおかつグリップぎりぎりまで面があるようにして、幅も5cmくらい広くすればビギナーにとって一段と打ちやすそうに思える。
（プロには使いにくそうだけど）
PS
ゴルフスイングを研究していたら、テニスや卓球で金科玉条の如く教えているやり方がいかに間違っているかよくわかりますた。
昔からトップの選手はいわゆる「教科書」的には打ってないものなんですが、そのあたり科学のメスが入っていないため、指導者の教えは十年一日の如く、本当に恣意的でデタラメです。
サッカーなんかは今はちゃんと教えているようですね。
