昨日は午後から、知り合いの若いバンドのベース弾きである内藤君が、今年の夏から行方不明で、このたび「内藤君の会」が中野で開かれたんで行ってきた。
なんでも、大学のサークルで伊豆七島に遊びに行く途中、大島沖で船から落ちたらしい。
俺も船関係の仕事をしているので、落水したときの本人やまわりの状況、精神状態というものはよく知っている。知り合いも何人か死んでるし、また拾い上げられて助かったやつも何人か知っている。本人というのは俺もやばかったことがあるからだ。
集まりでは、そのバンド、ハイビスカスの映像が多く流されていたが、そのうち、ひたちなかのロックインフェスがらみの映像は見たことがなかった。あと公民館でギターの正輝がいきなりピアノを弾くあの笑劇シーンがなく、また上野水上音楽堂の自主イベントの記録は音があまりよくなくて、残念だった。
いずれにしても、内藤君は得がたいベース弾きだった。俺が見てきた中でも、実はピカイチである。無駄のないフォーム、センス溢れるフレージング。あのハイビスカスのリーダーであるめぐる(上里環)君が、ベースに関しては何も言ったことはなかったという。そのベースであるスティングレイも手に取らせてもらったが、ネックもまっすぐな、見事なベースだった。やはり名手は名器を選ぶのか。
彼の高校の近い先輩に、andymoriをはじめとするいい音楽家がいるが、みんな内藤君にベースを弾いてもらいたがった。
内藤君の父君の挨拶があったが、野球も少年野球で都ベスト4に残るくらい熱心に昔からやっていたとのこと。ハイビスカスの連中が高校卒業後、音楽をやらないでみんなで野球をやってると聞いて、なんじゃそりゃ、と思ったが、そういうことだったのか。
いずれにせよ、決して長いとはいえない時間、野球に音楽に、十分に燃焼したのではないだろうか。
合掌とはいわない。彼の意思を継ぐ形で、たとえば好きだった先輩のバンド、知り合いのバンド、それぞれが納得いく活動を続けていってほしいと思う。
PS
会では、めぐる君の弾き語り、そしてandymoriのメンバーだった後藤君の弾き語りがありました。両方とも本当によかった。
それにしても、ハイビスカスは偉大だ。もうあのメンバーで音が出ることはないが、残された音源をなんとか世に出してみたい。
なんでも、大学のサークルで伊豆七島に遊びに行く途中、大島沖で船から落ちたらしい。
俺も船関係の仕事をしているので、落水したときの本人やまわりの状況、精神状態というものはよく知っている。知り合いも何人か死んでるし、また拾い上げられて助かったやつも何人か知っている。本人というのは俺もやばかったことがあるからだ。
集まりでは、そのバンド、ハイビスカスの映像が多く流されていたが、そのうち、ひたちなかのロックインフェスがらみの映像は見たことがなかった。あと公民館でギターの正輝がいきなりピアノを弾くあの笑劇シーンがなく、また上野水上音楽堂の自主イベントの記録は音があまりよくなくて、残念だった。
いずれにしても、内藤君は得がたいベース弾きだった。俺が見てきた中でも、実はピカイチである。無駄のないフォーム、センス溢れるフレージング。あのハイビスカスのリーダーであるめぐる(上里環)君が、ベースに関しては何も言ったことはなかったという。そのベースであるスティングレイも手に取らせてもらったが、ネックもまっすぐな、見事なベースだった。やはり名手は名器を選ぶのか。
彼の高校の近い先輩に、andymoriをはじめとするいい音楽家がいるが、みんな内藤君にベースを弾いてもらいたがった。
内藤君の父君の挨拶があったが、野球も少年野球で都ベスト4に残るくらい熱心に昔からやっていたとのこと。ハイビスカスの連中が高校卒業後、音楽をやらないでみんなで野球をやってると聞いて、なんじゃそりゃ、と思ったが、そういうことだったのか。
いずれにせよ、決して長いとはいえない時間、野球に音楽に、十分に燃焼したのではないだろうか。
合掌とはいわない。彼の意思を継ぐ形で、たとえば好きだった先輩のバンド、知り合いのバンド、それぞれが納得いく活動を続けていってほしいと思う。
PS
会では、めぐる君の弾き語り、そしてandymoriのメンバーだった後藤君の弾き語りがありました。両方とも本当によかった。
それにしても、ハイビスカスは偉大だ。もうあのメンバーで音が出ることはないが、残された音源をなんとか世に出してみたい。
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