まだある。

ストレスの原因になっている出来事を思い出し、そのストレス(態度性感情)を感じている自分を、ただ感じる方法。
 説明すると、自分の中のストレスを感じている部分をじっと感じることによって浄化し、癒す。五分くらい集中してやればハートが楽になってくるはずで、そしたら深呼吸をゆっくりと三回して終わり。
 決してそれをネガティブに思わず、それも自分のものとして大切に丁寧に癒すこと。
 また「意識を向けて、感じきる」のも重要。意識を向けることで、そこに光が入り、自分の行く道がはっきりと見えるようになり、到着できるようになる。という。(http://kouhukujinsei.blog45.fc2.comによる)
 「じっと感じてやる」が具体的にどうするのか、ちょっと曖昧だ。

できない理由、うまくいかない理由を認識してそれを言葉として唱える方法。「運命のしくみ成功のしくみ」に書いてあるらしい。

感情を胸の前に引き出して、しっかりと感じきってから手放したり戻したりする方法。
ちょっと壺イメージ法に似ている。M2テクニックともいうらしい。

1.つらい思い(マイナスの思い)を吐き出し、
2.「それでいいんだよ」(肯定)の思いで、息を吸う。
方法。船井幸雄氏が紹介しているとのこと。

俺にとっては、感情を何とかしなくてはいけないというのは自明だったが、態度性感情がネガティブかポジティブかは関係ない、とする立場もある。
 たとえば、元外交官の二宮武夫氏が山口修源氏に伝えたという自観法だ。(http://kouhukujinsei.blog45.fc2.comより。原著作に当たってないので若干不正確かも)
 まず反省行。今日一日の自分の行動を細部にわたって点検し、誤りがなかったか確かめる。
 そして、自分が今何かやってるとして、その何かやってる自分に改めて気づく。あるいは感情の渦に巻き込まれてる自分に改めて気づく。
というものである。
 普段頭の中で行っている思考を捨て、ボーッと上位意識で考えることなく自分を眺め続けるだけ、というのだが、確かに何時間も続けるのは難しそうだ。
 また、前段と後段のつながりが俺にはよくわからない。

 言葉・文句をしっかり定義してないため、俺が書いてきたのも実はかなり曖昧だが、まあこれはこれでよしとする。河野氏のはさらに輪がかかっているように思う。w
 そして、俺が何をどうやるつもりかは書くつもりもないが、たとえば、河野氏の「悩みに負けない」(PHP)には続きがある。
 なんと、れっきとした臨床家であり研究者であるはずの河野氏が、P200以降で、「願望実現」「成功法則」みたいなことを書いているのだ。(本の題名からしてなんか変だがw)
 いかがわしくっぽくなるのでこれ以上はやめておくが、決していい加減な内容ではないことは保証する。
 どころか、感情モニタリング技法を離れ、ここが大本の勘所のようである。

 いずれにせよ、「行い」としては、感情モニタリングを指導する丸岡邦明氏の挙げる、
 1.感情をコントロールする
 2.変えられないことは受け入れる、変えられることはすぐ変える
 3.今、ここで起こっていることに集中する
 4.ありのままの自分を受け入れる
 5.他人の仕事を肩代わりせず、自分の仕事に責任をもつ
 6.正直で率直にコミュニケーションする
という6項目は、普遍的に重要と思われる。
 感情をなんとかするといっても、何のために、どうして、なんとかするのか、目的がある程度はっきりしていないとどうにもならない。河野氏も、
「その好転した機嫌で、いままであなたを不機嫌にさせていた問題と取り組んでみましょう。当面は、また不機嫌がぶり返すこともあるでしょう。そのときには、またこの方法で機嫌を直してみてください。上達にするにつれて、すばやく、確実に機嫌はよくなります。」
と言っておる。
 ユング派だった小川捷之氏の一般向け著作(たしかゴマブックスだったかな)を読むと、相当に厳しいこと、多大な努力を要すること、一番触れられてもらいたくないこと、が書かれている。
 世は楽に願望実現する方法が大流行のようだが、俺は、小川氏のいう通りだと思う。しかし、それも意欲を持って楽しく?やれればそれに越したことはない。
 受容だけがカウンセリングでもないし、また出家みたいな苦しい修行になっても本末転倒のはず。

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