そんではこの病院での人のことでも書くか。
もうワケのわからなくなった爺婆が多いからね。何かと問題もあるわけよ。
そもそもリハビリ病院の回復病棟なんだから、みんな黙々と自分のリハビリにストイックに打ち込んでいるのかと思ったら、実際はまったく違う(もともと第一候補にしていたI病院はまた雰囲気が違うんだろうが)。
一見、面倒をみてもらうだけの寝たきりに近いのも結構いて、これではまるで老人ホームだ。それでも咀嚼嚥下に問題がある人なんかも、毎日わずかながらでも改善してるんだろうけど。
でもあくまでリハビリだから、法定期日が来ると「ハイ、直ったはずです」と言われて追い出されてしまうわけで、うーん、このあたり、難しいものがあるよな。
療養病棟などというワケのわからないものも別な話で矛盾だらけだし。
確かに90過ぎても筋力も頭脳も向上するのは確固たる事実だが、何をもって回復したとか自宅復帰というのか。
話は逸れたが、新しく入院した患者に介護度自慢話を仕掛けたり、禁止されている「俺のお茶が飲めねえってえのか」とすごんだり、「あの方、一緒にテレビの輪に来ないわね」などと仲間外れにしたりひがんだり。患者の方もなにやら?の共同生活と勘違いしてる連中が多い。
ここはリハビリ病院であって、介護施設や老人ホームとは違う。ストレス無くリハビリできるのが最優先で、「楽しく仲良く」とかいうのに優先度はない。リハビリは結構つらく、こういった老人にやってもらうのにスタッフは苦労している。
まあ老人のことだからどうしても無駄話したいんだろうし、人と話すのもリハビリの一環といえないことはないが。でも、聞いてると実のある話ができる人は本当に少ないね。形ばかりの決まりきった会話か、自分のことだけを一方的に話すだけ。人の話なんか聞いちゃいない。宮本、お前のことだよ。
そもそも、容態やら症状やら病気のことを聞き合って雑談のネタやら自慢やらにしてるが、自慢はいいとしても、それって個人情報だから。その証拠に、病院関係者に人のこと聞いても教えてくんないよ。
話がまたまた逸れた。
わがままのボケ爺がいて、さっそく50代とおぼしき中高年が激昂して、口がうまく効かながらもバトルしてた。なんでまともに相手するんだろうなあ。
あと、夜になるといつもなんでここにいるのかわからなくなっちゃうお婆さん。「急いで帰ってお米を研がなくちゃ」「なんで子供たちは帰っちゃったの? 電話かけさせて」とか、それがまた口が減らない奴でうるさいうるさい。スタッフも閉口してるようだった。
膝?を直すのもいいが、その前に直すところがあるんじゃないの?笑
なんのためにいるのかわからないのもいる。
リハビリ中に寝てしまう奴や食事中に寝てしまう老人。わけもわからず大声を出す動物みたいなのもいる。
宮本じじいなんか、自分で公言してることには、脳梗塞の薬を飲み続けているため、股関節の手術ができず、リハビリしても痛いばかりだという。じゃあなんでここにいるわけ? これはなにより脳味噌をなんとかするのが先決だろうw
りリハビリ室で見る中で特に気になった方はいないが、三味線を教えてるっていう初老の女性がいて、人に話すのも慣れてて、なんだかひょうひょうとした方だった。
その三味線も聴きたかったが、初めてやったという絵も味があり、「この人は才人だなあ」と感心した。「このテストはやりたくないんで私は0点にしといて」とか面白いことも言ってたな。これに困るようではプロフェッショナルではない。「そのテストに代わる別な方法がいくらでもある」と考えてやっていくのが本物のOTなりPTである。
この病院へ来てはっきりわかったのは、「人はいずれ歩けなくなる」ということだ。歩けなくなると、とたんに人に多大な面倒を見てもらわなければならなくなる。で、車椅子から寝たきりだ。
だから、少しでも歩くのに支障が出てきたら、痛みを軽減し、楽に歩けるように、PTに正しい歩き方、体の使い方を矯正・指導してもらうべきだ。そうすれば、数年は長く体も効くし歩けるだろう。
どのリハビリ科がいいかなどは普通の人にはわからないので、そういった情報はとにかく口コミで集めなければダメだね。
私の父親も脚に痛みが出て長く、老齢のため背骨の手術も断念してしまったが、もっと早くリハビリをやってもらえばよかったと思っている。
まあしかし、それでもいずれ老人は寝たきりになるわけで、その介護をどうするかという問題と直面しなければならない。次は親の番、その次は俺の番ってことだ。
もうワケのわからなくなった爺婆が多いからね。何かと問題もあるわけよ。
そもそもリハビリ病院の回復病棟なんだから、みんな黙々と自分のリハビリにストイックに打ち込んでいるのかと思ったら、実際はまったく違う(もともと第一候補にしていたI病院はまた雰囲気が違うんだろうが)。
一見、面倒をみてもらうだけの寝たきりに近いのも結構いて、これではまるで老人ホームだ。それでも咀嚼嚥下に問題がある人なんかも、毎日わずかながらでも改善してるんだろうけど。
でもあくまでリハビリだから、法定期日が来ると「ハイ、直ったはずです」と言われて追い出されてしまうわけで、うーん、このあたり、難しいものがあるよな。
療養病棟などというワケのわからないものも別な話で矛盾だらけだし。
確かに90過ぎても筋力も頭脳も向上するのは確固たる事実だが、何をもって回復したとか自宅復帰というのか。
話は逸れたが、新しく入院した患者に介護度自慢話を仕掛けたり、禁止されている「俺のお茶が飲めねえってえのか」とすごんだり、「あの方、一緒にテレビの輪に来ないわね」などと仲間外れにしたりひがんだり。患者の方もなにやら?の共同生活と勘違いしてる連中が多い。
ここはリハビリ病院であって、介護施設や老人ホームとは違う。ストレス無くリハビリできるのが最優先で、「楽しく仲良く」とかいうのに優先度はない。リハビリは結構つらく、こういった老人にやってもらうのにスタッフは苦労している。
まあ老人のことだからどうしても無駄話したいんだろうし、人と話すのもリハビリの一環といえないことはないが。でも、聞いてると実のある話ができる人は本当に少ないね。形ばかりの決まりきった会話か、自分のことだけを一方的に話すだけ。人の話なんか聞いちゃいない。宮本、お前のことだよ。
そもそも、容態やら症状やら病気のことを聞き合って雑談のネタやら自慢やらにしてるが、自慢はいいとしても、それって個人情報だから。その証拠に、病院関係者に人のこと聞いても教えてくんないよ。
話がまたまた逸れた。
わがままのボケ爺がいて、さっそく50代とおぼしき中高年が激昂して、口がうまく効かながらもバトルしてた。なんでまともに相手するんだろうなあ。
あと、夜になるといつもなんでここにいるのかわからなくなっちゃうお婆さん。「急いで帰ってお米を研がなくちゃ」「なんで子供たちは帰っちゃったの? 電話かけさせて」とか、それがまた口が減らない奴でうるさいうるさい。スタッフも閉口してるようだった。
膝?を直すのもいいが、その前に直すところがあるんじゃないの?笑
なんのためにいるのかわからないのもいる。
リハビリ中に寝てしまう奴や食事中に寝てしまう老人。わけもわからず大声を出す動物みたいなのもいる。
宮本じじいなんか、自分で公言してることには、脳梗塞の薬を飲み続けているため、股関節の手術ができず、リハビリしても痛いばかりだという。じゃあなんでここにいるわけ? これはなにより脳味噌をなんとかするのが先決だろうw
りリハビリ室で見る中で特に気になった方はいないが、三味線を教えてるっていう初老の女性がいて、人に話すのも慣れてて、なんだかひょうひょうとした方だった。
その三味線も聴きたかったが、初めてやったという絵も味があり、「この人は才人だなあ」と感心した。「このテストはやりたくないんで私は0点にしといて」とか面白いことも言ってたな。これに困るようではプロフェッショナルではない。「そのテストに代わる別な方法がいくらでもある」と考えてやっていくのが本物のOTなりPTである。
この病院へ来てはっきりわかったのは、「人はいずれ歩けなくなる」ということだ。歩けなくなると、とたんに人に多大な面倒を見てもらわなければならなくなる。で、車椅子から寝たきりだ。
だから、少しでも歩くのに支障が出てきたら、痛みを軽減し、楽に歩けるように、PTに正しい歩き方、体の使い方を矯正・指導してもらうべきだ。そうすれば、数年は長く体も効くし歩けるだろう。
どのリハビリ科がいいかなどは普通の人にはわからないので、そういった情報はとにかく口コミで集めなければダメだね。
私の父親も脚に痛みが出て長く、老齢のため背骨の手術も断念してしまったが、もっと早くリハビリをやってもらえばよかったと思っている。
まあしかし、それでもいずれ老人は寝たきりになるわけで、その介護をどうするかという問題と直面しなければならない。次は親の番、その次は俺の番ってことだ。
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