その2日前、10月9日に左ふくらはぎまわりの肉離れをおこしてしまい、相当なダメージを食らった。
 リハビリの最後に片足ジャンプをしてこうなったわけだが、俺の体の状態、筋・腱・骨のコンディションを専門家として把握してるはずのPTのいうとおりやってこのざまである。
 当然ながら、これは100%病院側の過失であり、PTリハビリ中にこういった怪我をしてしまうと、それが全治3週間なりの間ストップしてしまうのではなく、さらに1,2週間戻ってしまう。つまり、入院が4、5週間延びることになるわけだ。それだけではない、クセにもなりやすく、どうしてもそれ以降、かばって動くことになってしまう。

 これは責任問題に発展する事件であり、下手をすると訴訟までいく。だから、病院側は絶対に怪我を怪我と認めない。「リハビリ期間に当然起こりうる筋肉痛」という言い方をする。もちろん俺の記録(カルテ)も、痛めたことになっていない。
 そもそも、俺が痛いと言っても誰も診察しようとしない。診察してカルテに何をどう書くか、非常に問題になるからだ。
 実際、この時も痛み止めと湿布が出されただけだった(痛がってるということは認めたらしい笑)。

 「肉離れ」というのは通常、翌日以降まで痛みを持ち越し、全治2週間以上なのが大部分だ。だから肉離れなんか冗談じゃない、絶対に肉離れではない、ということになるが、しかし、翌日に痛みを持ち越さないのが最軽度の肉離れであるわけであるから、明らかにそれよりは重症である。

 まあ、俺としては肉離れだろうが何だろうが、名称はどうでもいい。
 はっきりしてるのは、訴訟しても勝てそうもないってことで、泣き寝入りをするしかないわけだ。


 ということで、大変不機嫌かつ心配しながら自宅へ外出。もちろん付き添いに誰かしら、つまり妹と娘が途中交代で付いてくれたものの、遠出は初めてで、血圧、脈拍とも上がってるようだし、痛み止め薬によってもふらふらするみたい。
 計画通りいろいろ取ってきたが、本当にもうダメかと思ったよ。
 しかしまあ娘の顔を見てうれしかった。

 この日にどうしてもパソコンが欲しかったのは、ひとつはブログ類のアップデートで、いくつかあるやつを整理して、某バンドやらの実名を出さないように全面改編する必要があり、そして退院までにはリアルタイムにリカバリーすることだった。これは大体できたかな。
 そして、実はツイッターも使い方がまだよくわからないので、活用できるようにすること。
 あとは、リハビリやら勉強やら音楽関係やらをNETで情報収集すること。
 もちろん、原稿も書かなくちゃいけない。

 てなわけで、IBMの小さいノートパソコンのインストールから始めたが、エラーが出るので何回もやり直す必要があり、それにいろいろデータを写して、人にあげるためにCDを焼いて、さらにニコニコなどを見てと、のめり込んでやってたら、すっかり疲れ果ててしまい、体もガタガタに戻ってしまった。
 リハビリで整体関係をやる人にも怒られてしまい、これはいかんということで、徐々に時間ができるように慣らしていかなければ。体操みたいなのが重要だね。

 それにしても、生活は一変し、本なんか読む感じじゃなくなった。


PS
 原稿は9月中に不安になりながらも余裕を持って終わらし、結構いいものがかけたと思うんで、自分でもほっとしました。
 その数日後、打ち合わせというか取材を受けたんですが、それも満足いく出来で、「入院中とはまったく思えませんねえ」と言われ、ちょっと安心しました。

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