ということで、これからは現在も入院中の話なので原則匿名で。(ただし一名を除く)
 新しいT病院に着いたが、うーん、話には聞いていたが車椅子のヨボヨボの爺婆ばかりで、ちょっと不安になる。ただし、脳血管障害の患者が大部分を占めるということで、俺の症例には慣れてるはずだとちょっと安心する。しかし、運転の面倒とかしっかりやってくれるんだろうか。I病院ではシミュレーターまであるってのに。
 PT、OT、STと、20代前半のスタッフがどっちゃりいるんだが、どこもこんなもんなのだろうか。

 私立だけにホスピタリティはいい。ケースワーカーの方もちゃんとやっているよう(というか人員もぎりぎりで大変そう)だが、看護士の方々がピシッとしてないっていうか、虎の門みたいなプロフェッショナルらしさを感じないっていうか。雑談したり大笑いしたりして。やることはやってるんだろうけど、ケースワーカーとの境が少しだけ曖昧になっちゃてる感じ。回復病棟と療養病棟の二つだけだから治療的なシーンはどうしたって少なくて、回復にせよ療養にせよ、途中段階ではどの職種も介助に入らざるを得ないからね。

 
 さて、この病院では、最初は一人部屋、次に2人部屋になったんだが、快適だった。特に同室のKさん、病状は伏せるが、器用に左手でなんでもこなし、特にボールを投げるフォームは見事だった。普段は無表情で無口だがリハビリ室で見せる笑い顔が素敵なKさん、お元気で。

 リハビリは、PTを本格的にやりだして、相当キツい。俺が結構動けるのが珍しいのか、「アスリートコース」などと称してかなり追い込む。整体のようなことをやってくれる人もいた。
 インナーマッスル、コアの衰えや使われなさを痛感したが、これ、1日計1時間程度のリハビリで日常的に機能するようになるのかなあ? 自己流でやってもまったく意味なし(フォームや呼吸の専門家チェックが不可欠)ってこともわかるが、どうなんだろ? 退院したらいずれ元に戻っちゃうんじゃない?
 
 OTは、最初からパソコンも打てたし、指先のしびれは短期で治るわけないし、あんまり意味ないって感じ。特に小豆の中にパチンコ玉とか入れて指先の触感だけで取り出すのは苦手。というか嫌い。いろいろ手法を研究してみたが徒労に終わった。もう少し時間を有効に使いたい。肩周りのインナーマッスルをトレーニングするのはいいと思う。

 めしは、もちろん減塩食だが、虎の門と比べるとだいぶ旨い。最初、何かの手違いで、俺のだけ納豆がなくなぜかジャムが付いていたが、納豆に飢えていてとにかく食べたくて、隣の人が残していったのをすばやく奪って食べたw 血糖の心配はないらしくて甘いものも意外なほど(といってもちょみっとだが)出る。

 容態だが、実はまだ血圧が高くて、最初のPTはおそるおそるだった。ひとつ薬が追加されてやっと下がったのだが、脈拍は少し上がったかもしれない。なかなかふらふらな感じが改善されないのは、そのせいもあるのかも。
 初めて神経内科の医師から説明を受けたが、出血はそのままで、頭の中に血種があり、それが自然に分解・吸収されるのに2、3ヶ月はかかるとのこと。誰だ「鼻から吸いだしたはずだ」などと主張していた奴は。そもそも出血部位は触りにくいヤバい場所だったようだ。
 んで、その間はまだリスクもある期間だとのことで、まあ思ってたよりも長引くのはしょうがないなって気になった。再度MRIも取ったが、「まだMRIとかCTを見せてもらってない? 自分のことなんだからすぐ見せてあげますよ」などと言っていたのに、10月に至ってもまだ見せてもらってないw (別にどうでもいいので気にしてません)
 血が引くにつれ、フワフワ、ふらふら、微熱、失調、耳鳴り、キンキン響く、等は治まっていくはずとのことだが、あんまり楽観していない。
 そういえば追加した薬も何なのかまだ聞いてない。前の病院でも能書きをもらったのは転院間近だったが、そりゃそうだ、入院中は何の薬かは知る必要はないわな。


PS
 話は変わるが、これまで書かなかったけど、最近名前を聞くヘルメッツって、だいぶ前に関内BBストリートで見たあのヘルメッツらしいね。

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