2011年2月

2011年9月14日 日常
2月21日 新宿モーション 某バンド
 久しぶりの某バンドのライブ。
その間俺はといえば、吉祥寺へ平賀さち枝の弾き語りを見に行ったくらい。
 平賀さち枝もモーション人脈から教えてもらったが、これは凄い。残念ながらyoutubeからいくつか動画が下ろされてしまったので、その真価を知るにはライブに行くしかない。
(とはいってもライブはまだ心もとないっていうか結構危なっかしいけどw)

某バンド:  ドラムが非常によく、拍が細かくというか、タイムが長く取れていた。姿勢もよく、なんか本格的なドラマーなっていて、すげえええええ、っていう感じ。(もとから本格派ドラマーではあるが)
 ベースが疲れてて、ドラムのタイムが長いのにはすぐ気づいたが合わせ切れなかった、といってたが、このリズムセクションはさすがである。
 ボーカルもギターも好調。最後のドロップDの曲は音程感がなんか変な感じ。俺が変だったんだろうか。
 それにしても楽しそうにやってていい。

サーティーン:  噂のサーティーンw ほとんど完璧な曲が2、3あったように思う。
 ドラムは、叩き姿はまあまあ。吹奏上がりの感じなので、キックは聞こえてこなかったが許す(偉そうですいません)。
 ベースは確かにこのバンドでは効いてるようにも思えるが、フレージングとか音色とかまだまだ改良の余地がある感じ。
 ギターはサポートのようで印象に残らず。

bossston cruizing mania:  秋葉原グッドマンのカシマさん率いる?バンド。
正直言ってはじめはピンとこなかったが、後半覗いてみたらいいパフォーマンスだった。みんな勝手なことやってる感じだが、こういうのはいいときはものすごくいいはず。

tacobonds:  名の知れたバンドらしい。
 ギターはかなりのものと思った。セッティングの際の短い音合わせでああいうギターを弾くとは、ありきたりのプレイヤーではない。某バンドのギター氏にも感じられる資質だ。
 音楽は、いいところも結構あるんだが、つなぎの部分など、それほどおもしろくはない展開も目に付き、惜しい感じ。
 ドラムは結構いいんじゃないかな。ベースは頑張ってください。
 ひょっとするとバンドとしては岐路に立っているのかも。

 4バンドとはいさぎよいブッキングで素晴らしい。某バンドとしてもどのバンドも初であり、マンネリに陥らないというかやりやすい方に行かないあたりもサエキさんのブッキングが信頼される所以だ。
 またこの日はボーカルやギターが結構勝手にやるバンドが多く、本当はそういう方が面白いっていうか、王道でもあるはず。
(もともとクラシックも昔は即興演奏も一般的に行われていた)
 途中、平賀さち枝さんに挨拶されたんだが、誰だかわからなかった。女は化けるっていうが、他にもわからない女性はいっぱいいる。たとえば元ぬるぬるずのドラムの人とか。でも女同士では誰が誰だかわかるみたいね。不思議だ・・・・・


2月26日 渋谷ラッシュ  ビートハプニング
 土曜日の午後5時から8バンドというイベント。 それで外に出れないとはどういうことなのか。
 客層や人の多さにもげんなり。

某バンド:  終わって秋葉原に某ライブを見に行くということでトップにしてもらったらしい。なんという奴らだw
 演奏はいい感じ。というか完成度の高い演奏。だが、この客層にはその凄さはわかんないんじゃないかな。世に出回ってる(プロの)音源みたいな感じもあるし。さらっと聞かれてしまうってこともありそうだ。
 ボーカル、攻撃的な感じでちょっと怖かった。ギターの方をひんぱんに見てたが、これはギターも最近かなりアグレッシブに弾いてくるからだろうかね。

デイトリッパー:  部分的には面白いと思った。だが、中年老年がやるのならともかく、この若さでそういうったたぐいの面白さに満足してるってのがなんとなく納得いかない。他に本バンドがあるならともかく。

THE★米騒動:  やろうとしてること(カタチ)は某バンドに似てるかもしれない。しかし、音楽的素養や伝えようとしてることに内容がないようで、言いたいことがわからないし、ドラムなんかにしても現時点ではまだまだ。
 いずれあのバンドこのバンドのように十代でちやほやされたのが全部アダになって返って来そうな感じ。
 ひどい言い方をしたが、若いバンドは数ヶ月でまったく変わるものなのでね。びっくりするようなバンドになって俺を罵倒していただくことを期待します。

The Cheserasera:  歌モノとしてはまあまあの感じもしたが・・・
なんとも言いようのないバンド。(インパクトが足りない、ってのは確かにあると思うよ)
ベース、かなり練習してるみたいだけど、弾き方にしてもフレージングにしてもちょっとポイントが違うって感じがする。

ボトルズハウス:  ドラム、一曲目はキックがわずかに遅くなってて、そういうものかなと思って聞いてたが、2曲目からは早めになってた。曲に合わせたタイミングで踏めるならもちろんベストだが、うーん、ホントにそんなことできるのかな。16ビートの曲もバッチリで、特に凝ったフィルは叩かない人だが、お決まりの「タタドン」、間をたっぷり取って楽しそうに入れてたの気づいた? あれができれば一人前だ。
 左にいるギターはだいぶ自己主張するようになってうるさいくらいだが、もっとやってよい。 それに対して、他もどんどんパワーアップしていかなければならない。
 その過程で、各楽器がシェイプアップしてアンサンブルがよくなっていけば、「ものすごい音圧なのに全然うるさくない」っていう感じになってくる。
 あとギターがユニゾンで歌いながらってのは、フレーズをシェイプアップするのにいいんじゃないかと思った。
 ボーカルもこのままでは何言ってるかわからないところがあるが(某バンドも同様だし、ほとんどのバンドが抱えてる問題だ)、ボーカルが全く聴こえなくても何を言ってるかわかるようにする秘儀を教えておいた(笑) 
 これは俺がかつてセバスチャンXの前身のバンド(ギター入り)で体験したことなんだが、まあ話半分に聞いていただきたい。
 各楽器が主張しつつアンサンブルがクリアーになれば、必然的に歌詞も聞こえやすくなりますね。

ソンソン弁当箱:  先日、新宿マーズで見たときよりは、何が言いたいのか伝わって来た気がする。しかし、若いバンドにありがちなこととして、楽曲そのものの出来不出来があり(あるいは似たような曲も多く)、楽器隊そのものも(以下略)
 いずれにせよボーカルのカリスマ性(のようなもの)に依存したバンドってことはわかったが、それにしては・・・、って感じ。こういったボーカルには、(主張の)強さは必須だが、同時に、たとえば洞察の深さが見え隠れしなければ深さは感じられない。そういう意味では、MCとかまあ最低の部類だったw し、このボーカルは歌詞の通りがいいという類稀な素質があるが、残念ながら俺にはグッと来なかった。HPに歌詞が置いてあれば見てみたい。(某バンドはありますよ)

Brian the Sun:  長丁場になりそうなので、最初からベンチの取り合いバトルを繰り広げてたが、このバンドの時は全部空いてたんで、うっかり横になったらほとんど全部寝ちゃいました。
 確かにいえるのは、寝るにはいい音楽ってこと。

sisi:  sisiを見るのは3回目。2回目は某バンドも呼ばれた渋谷屋根裏のイベントだった。
パフォーマンスは安定し、磐石な演奏を見せる。もう一人のエフェクター操作メンバーも効いてるんだろうか。ドラムは普通はあれだけ長いリズムパターンはああいうふうには叩けないし、ベースもよく見ると確かにいいね。ギターはラフに弾いてるようだが、実際は結構神経を使ってる。
 ということで、楽器隊がいいんで、速い曲では演奏や構成やワンポイントの面白さで押すことが出来てるが、似たような印象を与えてしまうのが惜しい。
 1、2曲、素晴らしいメロディラインを歌ってたところがあったが、sisiの遅い曲というのはあんな感じ。何曲かやっていただきたかった。
 ドラムの人、いい意味での「ちょっと昔のロックドラマー」って感じの叩き姿で、懐かしく拝見しました。
 あと恋愛サーキュレーションはやっぱりオリジナルがいいんではないだろうか。

PS   イベントの狙いがさっぱりわからず。客が入りゃいいってもんでもないと思うが。
 下川君も来てたようだが、入る並びに割り込んだらしいつじゆうや氏をマナー知らずとツイートしてたような。事実なら確かにいけませんな。

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