2010年12月 前半
2011年9月10日 日常12月3日 新宿モーション 某バンド
正確には4日か。
その前に手力で中学生棺桶企画(ボトルズハウスもブッキングされてた)を見るかと思ってたんだが、原稿書きがタイトで断念。
んで、深夜の歌舞伎町へ出かける。
都心: 途中から見たが、外音がいいのに驚く。
otori: 改めて聴くとなかなか面白い。1曲目とか。演奏も良くなってきてるんじゃないかな。
某バンド: いい演奏だったと思う。
after the greenroom: 妙な雰囲気のバンドだ。曲も演奏もそれなりに面白いと思うが、なんか弾いてる姿は俺の趣味でない。
HOMMヨ、imamon: 原稿書きに帰ったんで見てない。
が、いい演奏だっただろうことは容易に想像がつく。なんかイベントの雰囲気が違ってたもん。
12月12日 下北沢ガレージ 某バンド
「モデストロイの音楽人生に於ける残務処理」 だそうで。
解散企画ということで、その前にメイプルハウスでもやったのもそうだったが、タイバンしたいバンドがいっぱいあるのはわかるが、1日のイベントとしては長すぎる気がする。途中で外に出れるようにしたのはいいけどね。
もう少しバンドを絞り込むこともできるのでは、というのが率直な感想。
順番はよく覚えないので適当。
MOL SCIENCE FICTION: 前にもいろいろ書いたが、今回言いたいのは、なんか一拍目でタイミング合わせてドーンと行くことに悦びを感じてるようだが(笑)、そんなのは音楽としてはそれほど大事でもないってこと。各楽器の強弱が違うのは致命的な問題だが、タイミングのズレは聴いてる方で補正できるのでね。本当は何がやりたいのか、もっと詰めてほしい。
うんこまん: 鍵盤弾き語り。歌い方に癖はあるが、確かにレベルは高いと思う。しかしユーミンのカバーはいただけない。プロの人は、オリジナルを明らかに超えた(つまり、新しいオリジナルになる。「ヘイジョー」といえばティムローズではなくジミヘンであるように)と確信のあるカバーしかやってはいけないと思う。
ギター大学: 別に悪くはないが・・・・・・。客に「そんなノリで楽しいのか」なんて挑発して、やってて面白いんだろうか。いつも書いてるが、客を乗せることができないのもそういうパフォーマンスだからだろ。かつて山下洋輔トリオの「ホットメニュー」のライナーに、「初見のニューポートの静まり返った観客に深々と染み込んでいくのがわかる」てな文面があって、実際レコードを聴いてその通りだなと思ったことを思い出す。
THE RODS: 以前に吉祥寺ワープで見たときは、もっと繊細な感じでいいと思ったんだが。形式的な音楽で、やってることが古いんじゃなかろうか。
都心: 「あのころの都心」というだけあって、なんかメンタルまで戻った感じで感激した。
ザ モデストロイ クルウズ: 俺は原則的には解散や活動休止のライブには呼ばれても行かないことにしているんだが、その理由は、要するにアマチュアバンドを見るのは、その未来を見るってことだからだ。ゆらゆら帝国等のように、やり切ったから解散するっていうライブは何をさておき見たものだが、そういうのはそこらへんのアマチュアバンドでは基本的にありえないし。しかし、アマチュアでも「気持ちが技量を超えた」バンドってのはあり得るし、まあそこまでいけばひとつの到達点であり、やり切ったことにもなるだろう。モデストロイはそういうバンドであり、別の表現をしていくのに適した解散のタイミングではないかと俺も思う。
某バンド: いい演奏だったっけ?
PS それにしてもレミさんのモデストロイのアー写、素晴らしい!
12月17日 渋谷屋根裏 某バンド
sisiのギタボの人の企画で、初めての渋谷屋根裏になるんだが、音がいいので驚いた。シェルターに近いものがある。下北の屋根裏とは段違いな感じ。
オープニングフロアアクトはマーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)。: 八十八ヶ所巡礼は某バンド2回目のライブでタイバンしており、なんというか、思い入れのあるバンド。ベースの弾き語りはよかった。
URBANフェチ: 先代のドラムは結構ひどかったが、手錬れの人に代わって、演奏はよくなってたし、音楽としても聴ける部分が多くなってた。しかしあんまり好きじゃないというか、何が面白いの?って感じ。
Sorrys!: 言いたいことはわかる気がするが、俺の感想としてはボーカル少し工夫したい感じ。でもなかなかいいよ。
某バンド: ちょっとドラム疲れてたかな。遅くなってるからすぐわかる(笑)。ボーカル、出だしはちょっと怪しい感じだったが、途中から盛り返し、最後までテンションは落ちなかった。このバンド、パフォーマンスの面では意外とカバーしあってやってるんだよね。
the cabs: これはかなり以前YHMFとかに出てたバンド? 違うかもしれないが、いずれにせよ、高校や10代ではスゴイといわれてた点が今となっては仇になってるようなバンドだ。音楽の組み立てが一本調子だし、ドラム、あれではどうにもならないと思うが?
sisi: セッティングでベースが弾いてたのは「恋愛サーキュレーション」だったような笑。速めの曲は聴かせどころが似てる感じなのが惜しい。スローな曲は素晴らしい。ので、いろんなバリエーションをうまいセットリストで聴かせればいいんじゃないかね。ドラム、俺はものすごいと思ってるんだが、某バンドの連中はベースが特にいいと言ってた。やつらがそういうならたぶんそうなんだろう。それにしてもミサイル(砂川)さんは注目すべき人材。あと、エフェクトの人もいるんだが、sisiの外音が抜群に良かったんで、やっぱり必要なのかと思った。いずれにせよ、音に関係してる人はバンドメンバー/プレイヤーといっても間違いじゃないよな。
PS 客層がギャルが多くて疲れました。
12月18日 学芸大学メイプルハウス 某バンド
EMIのグレートハンティングのスペシャルイベント。
田中茉裕: いろんな意見があるようだが、俺は面白いと思う。ボーカルは高い方、もう少し安定(聴きやすく)するといいのでは。
the rooms: バンドとしては充実してきてるんじゃないか。思い切りやりたいようにやったら、って思う。
ドラム、おとなしめに叩いてるようだが、音源聴くと結構しっかり入ってるんで、ああいうんでいいのかも。ベースは重くなってていいと思うが、ちょっと動き過ぎっていうかやりすぎのところもある。
ギター、ボーカルともいずれもう少し訴える力というか表現力が要求されてくるのだろう。いずれにせよ、変にまとまって普通のバンドになっちゃいそうな感じを少し受ける。去年のライブや音源なんか、結構八方破れな感じがして、あれはあれでいいと思うんだが。
何を聴かせたいのかは、レボリューションロックの審査員のコメントを聞けば明らかのはず。そこから少し外れるとごく普通のバンドに聞こえてしまうってことは、楽曲のユニークさが足りないってことでもある。
某バンド: まあまあの演奏だったような?
JUNIE、Ryu Matsuyama: 物陰で1分ずつ聴く。変哲もない感じがした笑。
dry as dust: なんというか、方向性はあれでいいのかなあ? 歌モノとしては、たとえば、歌だけの部分、つまりドラムやベースを入れない方がよさそうなところがあったりして、結構アレンジ気になったけど?
GOOD BYE APRIL: プロに近いバンドとしてはかなり不満。
まずドラム、基本はできてるんだろうけど、音が軽いっていうかさ。一打一打に魂がこもってないぞ(特にクラッシュ)。一流のドラマーは同じように軽く叩いても音に芯があって重く通ってくるもんだ。
そんで、ガッツリ弾いてるベースとちょっとギャップを感じる。ベースはベースでまあいいんだろうが、本当にこういう音楽やりたいの???
ギタボは別にいうことはない。アニソンに使えそうないい曲あったよね。(「アニソンに使える」ってのはポップな楽曲に対する俺の最大級の誉め言葉)
しかしながら、ああいう楽曲ならああいう中途半端なメンバーでバンドでやる必要はない。トップスタジオミュージシャン使えばはるかにいいものが出来るし、あるいは打ち込みでやるべきだ。と言われまして、確かに返す言葉がありませんでした。
KUMAMI: 最後の方だけ見るが、バックがあんまり好きくないな。どういう観点で選んでるんだろ(以前のドラムはかなりひどかったし)? 曲はよくわからず。
The SALOVERS: 見ないで帰る。半年後とかに演奏がどうなってるかチェックしたい感じ。
PS 部屋をうろつきまわって疲れましたがいいイベントでした。あれ?見てないのがあったような気が・・・・・・
正確には4日か。
その前に手力で中学生棺桶企画(ボトルズハウスもブッキングされてた)を見るかと思ってたんだが、原稿書きがタイトで断念。
んで、深夜の歌舞伎町へ出かける。
都心: 途中から見たが、外音がいいのに驚く。
otori: 改めて聴くとなかなか面白い。1曲目とか。演奏も良くなってきてるんじゃないかな。
某バンド: いい演奏だったと思う。
after the greenroom: 妙な雰囲気のバンドだ。曲も演奏もそれなりに面白いと思うが、なんか弾いてる姿は俺の趣味でない。
HOMMヨ、imamon: 原稿書きに帰ったんで見てない。
が、いい演奏だっただろうことは容易に想像がつく。なんかイベントの雰囲気が違ってたもん。
12月12日 下北沢ガレージ 某バンド
「モデストロイの音楽人生に於ける残務処理」 だそうで。
解散企画ということで、その前にメイプルハウスでもやったのもそうだったが、タイバンしたいバンドがいっぱいあるのはわかるが、1日のイベントとしては長すぎる気がする。途中で外に出れるようにしたのはいいけどね。
もう少しバンドを絞り込むこともできるのでは、というのが率直な感想。
順番はよく覚えないので適当。
MOL SCIENCE FICTION: 前にもいろいろ書いたが、今回言いたいのは、なんか一拍目でタイミング合わせてドーンと行くことに悦びを感じてるようだが(笑)、そんなのは音楽としてはそれほど大事でもないってこと。各楽器の強弱が違うのは致命的な問題だが、タイミングのズレは聴いてる方で補正できるのでね。本当は何がやりたいのか、もっと詰めてほしい。
うんこまん: 鍵盤弾き語り。歌い方に癖はあるが、確かにレベルは高いと思う。しかしユーミンのカバーはいただけない。プロの人は、オリジナルを明らかに超えた(つまり、新しいオリジナルになる。「ヘイジョー」といえばティムローズではなくジミヘンであるように)と確信のあるカバーしかやってはいけないと思う。
ギター大学: 別に悪くはないが・・・・・・。客に「そんなノリで楽しいのか」なんて挑発して、やってて面白いんだろうか。いつも書いてるが、客を乗せることができないのもそういうパフォーマンスだからだろ。かつて山下洋輔トリオの「ホットメニュー」のライナーに、「初見のニューポートの静まり返った観客に深々と染み込んでいくのがわかる」てな文面があって、実際レコードを聴いてその通りだなと思ったことを思い出す。
THE RODS: 以前に吉祥寺ワープで見たときは、もっと繊細な感じでいいと思ったんだが。形式的な音楽で、やってることが古いんじゃなかろうか。
都心: 「あのころの都心」というだけあって、なんかメンタルまで戻った感じで感激した。
ザ モデストロイ クルウズ: 俺は原則的には解散や活動休止のライブには呼ばれても行かないことにしているんだが、その理由は、要するにアマチュアバンドを見るのは、その未来を見るってことだからだ。ゆらゆら帝国等のように、やり切ったから解散するっていうライブは何をさておき見たものだが、そういうのはそこらへんのアマチュアバンドでは基本的にありえないし。しかし、アマチュアでも「気持ちが技量を超えた」バンドってのはあり得るし、まあそこまでいけばひとつの到達点であり、やり切ったことにもなるだろう。モデストロイはそういうバンドであり、別の表現をしていくのに適した解散のタイミングではないかと俺も思う。
某バンド: いい演奏だったっけ?
PS それにしてもレミさんのモデストロイのアー写、素晴らしい!
12月17日 渋谷屋根裏 某バンド
sisiのギタボの人の企画で、初めての渋谷屋根裏になるんだが、音がいいので驚いた。シェルターに近いものがある。下北の屋根裏とは段違いな感じ。
オープニングフロアアクトはマーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)。: 八十八ヶ所巡礼は某バンド2回目のライブでタイバンしており、なんというか、思い入れのあるバンド。ベースの弾き語りはよかった。
URBANフェチ: 先代のドラムは結構ひどかったが、手錬れの人に代わって、演奏はよくなってたし、音楽としても聴ける部分が多くなってた。しかしあんまり好きじゃないというか、何が面白いの?って感じ。
Sorrys!: 言いたいことはわかる気がするが、俺の感想としてはボーカル少し工夫したい感じ。でもなかなかいいよ。
某バンド: ちょっとドラム疲れてたかな。遅くなってるからすぐわかる(笑)。ボーカル、出だしはちょっと怪しい感じだったが、途中から盛り返し、最後までテンションは落ちなかった。このバンド、パフォーマンスの面では意外とカバーしあってやってるんだよね。
the cabs: これはかなり以前YHMFとかに出てたバンド? 違うかもしれないが、いずれにせよ、高校や10代ではスゴイといわれてた点が今となっては仇になってるようなバンドだ。音楽の組み立てが一本調子だし、ドラム、あれではどうにもならないと思うが?
sisi: セッティングでベースが弾いてたのは「恋愛サーキュレーション」だったような笑。速めの曲は聴かせどころが似てる感じなのが惜しい。スローな曲は素晴らしい。ので、いろんなバリエーションをうまいセットリストで聴かせればいいんじゃないかね。ドラム、俺はものすごいと思ってるんだが、某バンドの連中はベースが特にいいと言ってた。やつらがそういうならたぶんそうなんだろう。それにしてもミサイル(砂川)さんは注目すべき人材。あと、エフェクトの人もいるんだが、sisiの外音が抜群に良かったんで、やっぱり必要なのかと思った。いずれにせよ、音に関係してる人はバンドメンバー/プレイヤーといっても間違いじゃないよな。
PS 客層がギャルが多くて疲れました。
12月18日 学芸大学メイプルハウス 某バンド
EMIのグレートハンティングのスペシャルイベント。
田中茉裕: いろんな意見があるようだが、俺は面白いと思う。ボーカルは高い方、もう少し安定(聴きやすく)するといいのでは。
the rooms: バンドとしては充実してきてるんじゃないか。思い切りやりたいようにやったら、って思う。
ドラム、おとなしめに叩いてるようだが、音源聴くと結構しっかり入ってるんで、ああいうんでいいのかも。ベースは重くなってていいと思うが、ちょっと動き過ぎっていうかやりすぎのところもある。
ギター、ボーカルともいずれもう少し訴える力というか表現力が要求されてくるのだろう。いずれにせよ、変にまとまって普通のバンドになっちゃいそうな感じを少し受ける。去年のライブや音源なんか、結構八方破れな感じがして、あれはあれでいいと思うんだが。
何を聴かせたいのかは、レボリューションロックの審査員のコメントを聞けば明らかのはず。そこから少し外れるとごく普通のバンドに聞こえてしまうってことは、楽曲のユニークさが足りないってことでもある。
某バンド: まあまあの演奏だったような?
JUNIE、Ryu Matsuyama: 物陰で1分ずつ聴く。変哲もない感じがした笑。
dry as dust: なんというか、方向性はあれでいいのかなあ? 歌モノとしては、たとえば、歌だけの部分、つまりドラムやベースを入れない方がよさそうなところがあったりして、結構アレンジ気になったけど?
GOOD BYE APRIL: プロに近いバンドとしてはかなり不満。
まずドラム、基本はできてるんだろうけど、音が軽いっていうかさ。一打一打に魂がこもってないぞ(特にクラッシュ)。一流のドラマーは同じように軽く叩いても音に芯があって重く通ってくるもんだ。
そんで、ガッツリ弾いてるベースとちょっとギャップを感じる。ベースはベースでまあいいんだろうが、本当にこういう音楽やりたいの???
ギタボは別にいうことはない。アニソンに使えそうないい曲あったよね。(「アニソンに使える」ってのはポップな楽曲に対する俺の最大級の誉め言葉)
しかしながら、ああいう楽曲ならああいう中途半端なメンバーでバンドでやる必要はない。トップスタジオミュージシャン使えばはるかにいいものが出来るし、あるいは打ち込みでやるべきだ。と言われまして、確かに返す言葉がありませんでした。
KUMAMI: 最後の方だけ見るが、バックがあんまり好きくないな。どういう観点で選んでるんだろ(以前のドラムはかなりひどかったし)? 曲はよくわからず。
The SALOVERS: 見ないで帰る。半年後とかに演奏がどうなってるかチェックしたい感じ。
PS 部屋をうろつきまわって疲れましたがいいイベントでした。あれ?見てないのがあったような気が・・・・・・
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