吉祥寺の曼荼羅グループが「ジョージロック」ってアンダー23のコンテストをやってて、某バンドも音源審査に通って、13日に2曲演奏した。

なんかヤケに緊張するっていうか。出番が遅くてメンバーもなんか完全に平常心というわけにはいかなかったようだ。ボーカルAさんもなぜか怒ってたし。俺もなんか雰囲気に不穏なものをかきたてられた。どういう雰囲気かといわれてもそれほど変わった感じもしなかったんだが。

まあさすがに曼荼羅グループだけあって、審査に通ったバンドはどれもそれなり、という感じもしたのだが、後で考えたり音源があるやつは聴きなおしたりしたが、実際にはたいしたことはなかったようだ。やっぱり雰囲気のせいだったのか。

トリに出てきたなんとかチャコペンシルズは全体的に完成度が高く、音や演奏力もよかった。戦前から当然の本命と思われていたようだが、持ち時間をオーバーして審査員に苦言を呈されていた。
このことについて、とあるメンバーはブログで、「自分たちが悪い」と一旦は認めたもかかわらず「「意図してやって、反則して勝ち上がろうとした」みたいな捉えられ方されたことに腹が立った」と怒りを表明しておる。
別にあの審査員、そんな捉え方なんかしてなかったように思ったけどね。そもそも大本命なら、多少のアクシデントが起きようと誰からも文句言われないように、あらかじめ多少短く作っとかないと。
あと最初からの決まりごとであれば、意図する意図しないにかかわらず失格にしなきゃダメだし、むしろ失格を申し出た方がかっこいいよ。

やっぱこのあたりが運営側の「競技」というものに対する認識の甘さでね。ひどい場合になるとシールドが抜けたのもスタッフが行って直してるもんな。シールド抜けも本人のミス、責任なのに。
競技として公平公正を期するなら、それこそ何が起こるかわからないんだから、ドラムハードウエアやアンプのトラブルの定義やその裁定もすべて競技細則として定めておかないとダメだ。ちゃんとしたスポーツのルールブックは電話帳みたいに厚いもんだよ。

そもそも音楽(芸術)と競技は相容れないってのは自明以前に自明で、もういい加減コンテストみたいなのはやめたらどうかと思うことも多い。

某バンドは、「本番でベースアンプのボリュームをグイと上げた」そうで、ちゃんと某バンドの音がしてた。現役ミュージシャンの審査員にも「ベースの音、サンプリングしたい」とか言われてた。が、演奏は荒く、構成も一部間違えてて落選。
でも俺的には満足だった。他に面白いバンドなかったもん。
あと、他バンドでドラムをほめられていた人がいたが、俺的には感心しなかった。


PS
 某バンドはイベントが終わった後、半数の審査員(全員でなく半分ってのがミソです)に質問攻めにされていたが、「次のライブはグレートハンティングで・・・・・」と言い出したら、皆さんちょっと顔色が変わってたとのこと。笑

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