昨日書いた「ぼくらは少年演出家」、長野の帝王さんについて書かれた記事がわからないがどうしてくれるというクレームがあったので、例によって全文無断転載。


『のど自慢』で長野の帝王さんを見た  2007-12-18 (火)

NHK『のど自慢』で長野の帝王さんのパフォーマンスを見ました。やっぱり表現せずにはいられない人のものはおもしろいですね。

司会者が「この曲で自分を思い切り表現します」と紹介することや、出演者たちが立ち上がって応援すること、鐘がふたつだったこともふくめて、番組全体がねらってやってる感じがしてよかったです。NHKのふところは深い。帝王さんは戸川純の名曲『レーダーマン』を歌ったんですが、つい先日、若手アニメーターがカラオケで熱唱していたこともあって印象深かったです。

摂食障害を乗りこえた長野の帝王さんによる『閉鎖病棟のヤニ部屋で』は、退院したあとにお寿司を食べる約束をしたり、「みんながしあわせになれますように」と祈っていて、じんわりとこころを打たれます。これにくらべると映画『クワイエットルームへようこそ』は障害をロマンチックに描きすぎかもしれませんね。もちろん、つくりものだからロマンチックでもなんでもいいのですが、『閉鎖病棟のヤニ部屋で』のような現実のゆるぎなさ、あたたかさに触れてしまうと、いったいどちらが「劇的」なのかをふと考えてしまいます。



そう、その通りでね。
俺も何回かNHKと仕事をしたことがあるが、物事や人物の捉え方が表層的でなく、また遊び心もあって、確かにふところの深さを感じる。利益や視聴率至上主義でないよさってのは確かにあるみたい。特にドキュメンタリー系のスタッフ。
現在は更新してないようだけど、この「ぼくらは少年演出家」、なかなか面白いよ。
あと、ギ装置Rさんのブログについても該当する部分がワカランと言ってきたが、それらはこの後何回か引用するんで。


PS  緊急告知!!!!
 20歳前後の日本を代表する表現者として、長野の帝王嬢が筆頭に挙げられることは間違いありませんが、俺がよく書いてる上里君とか娘のバンドのAさんとか、他にも逸材がいます。(セバスチャンXの真夏さんや、O.D.Sky氏もそうですね)
11月12日(水)、上里君が秋葉原PAGODAで弾き語りで出演するんで告知します。出番はトップの7時。03-3862-3350

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