若い人の続き

　最後になりましたが、ちょっと前に書いた娘の学校の軽音の後輩の日記（http://27.xmbs.jp/d.php?ID=sympathy4&;;;c_num=10857）。長くなりますが引用します。

「ゲーテすごいの
ひさしぶりに人を尊敬したくなった
あんな感性豊かな本はじめて読んだ
国と時代のせいかも知らんけど
特に不機嫌を悪徳だって言い切ったのはね
感動した！
くわしくわ読め・

うちにはまだ言ってることがむずかしくて何度も読み返さないとわかんないし
成長するたびに読み返したい本だなって

はやりの娯楽っぽい本は一度読んでわりと満足だけど、
そういう人を楽しませるための本じゃなくて、
たぶん作者が自分のために書いた本
たぶんニーチェに言わせれば「全身全霊で書いた本」？
そこからただの文字が芸術になるんじゃないかって
勝手に思ったりする
ほんとに勝手だしあじまのくせに失礼だけど

だからあたしは自己満足で人を喜ばせるのは付属でいいって
むしろそういう創作が何年経っても人の心を動かすって
思っちゃうよねえ

そういう考えは音楽にも直結してて
ほんとに自分のための音楽をだらだらでもなんでも
やってきたいなあと
甘えだって言われたら言い返せないけどさあ笑」

「今日はちょっといやなことがあったから考えすぎた
でも考えすぎるといいことないよね
ほんとは知ることって、いま一番欲するけど少しもいいことじゃないね
たくさん知って人としてよくなって他人を幸せにするとやっといいことかなって

やっぱおなかいたいな

いいひとをめざす姿勢だけは大事にしていこうなあ」

「うーんうーん…
やっぱああいう戦争のドラマとか無理…
10分ぐらいしか見てないけどへこむ
感動とかじゃなくてへこむ…
だから感動系のドラマとか映画とか本とかだいっきらい
その作品自体がきらいなんじゃなくてそれを見ることがきらいやねん
一週間ぐらい余裕でへこむやねん
作品の世界にめりこみすぎるのかもやねん
そういう作品を娯楽的に扱う世間はもっときらいやねん

はあ…

いたれんもっとがんばろう」

「●自分に甘く他人に厳しい
●努力せずに成果がほしい
●いらつきやすく、すぐキレる
●無気力・鬱になりやすい
●悪いと思っても謝らない

はやりの本の帯にかいてあった
今の若者の特徴らしい
こんなふうにおもわれてんだってよ！
いやですわね
あたしは自分的にふたつ当てはまった(もっとだろとか言わない)
特に努力せずに成果がほしいってやつ
多いよね、うちもそうだ
努力する過程の姿をとびこえて、
ろっくすたーの自分ばかり夢見てる
そんなのあかんですね
それを伝えようとしてくれる大人はたくさんいるわけです！
応えてあげなきゃいかんです！！
大人達の余生(失礼)を、
伝わったなあよかったなあいい世界になるなあ
って感動でいっぱいにできたらいいですわね
そういう感動が私達にも待ってるとしたら、移りかわる時代も悪くないと思えるよ＼(^ー^)／」

「なんであの子は死んで私は生きてるのかなって
なんでそれでも人は平等なのかなって
何を考えても今の私じゃ
何もわからないんです

わからないけど気付けたのは、私がすごく命を軽視してきてたこと
暖かい人になりたいと思いながら、ほんとの命を知らなかった！
いろんなものが嫌いだった頃なんか、生きたくても生きれない人のために頑張ろうとか、押しつけがましいぐらいに思ってた！
でもその言葉の真意が、今ならわかる気がするよ
生きることに真面目になろう

まこちゃん　今日はまこちゃんもつらかったのに、いろいろ気い使ってくれてありがとう！」

「今日はひとりで横浜まで遊び行ってきたああ
人にびびった
服買った
むだづかい＼(^ー^)／
むだな服を買う金を募金につぎこめ自分＼(^ー^)／」

いかがでしょうか。ぜひ他の日の日記も読んでいただきたいです。
ちなみにこの人のドラムは人格がそのまま現れているような感じで素晴らしいです。