新聞から

2006年9月20日
 一昨日かなんかの日付の朝日新聞or読売新聞に認知症の話が載ってて、それによると、かなり症状の重い人でも死ぬ前に一瞬正気に戻り、お世話になった人にお礼などを言うケースが結構あるという。
 あーそうだよなあと思いながら読んでいたんだが、なんとこれに関してどこかの大学教授は、「人間には生きようとする本能的な意欲がある」とかなんとかボケたことをコメントしていた。これは実際に礼を言われた経験のある看護師などの、「死を迎えるための準備だと思う」という率直な感想が本当だろう。
 それでは、意識不明、昏睡状態の人はどうするのか。
 これまた当然、夢に出てくるのである。河合隼雄氏はその著書の中で、看護をしている人が見た「長く意識不明だった女の人が着物を着て畳の部屋で座って礼をする」という夢について書いているが、非常に印象的なものだった。
 その河合隼雄氏、意識不明らしいけどいったいどんな感じなんでしょうか。

PS
 河合隼雄氏は潮出版の本とかにも書いていて、よくわからないところがありますし、2chでも例によってさんざんですが、私はその仕事は評価しており、やることをやった人だと思ってます。
 

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