PANTA

2006年8月26日
を見てきたんだけど、フリーだとばっかり思ってたら1000円取られた。笑
 PANTAというのはいにしえの頭脳警察のボーカル?で、私も頭脳警察はリアルタイムでは見たことがない。そしてプログレだったはずとばっかり思ってたら、それはコスモスファクトリーの勘違いでした。
 でよくよく思い出してみれば確かに政治的な曲をやってたよな。三里塚とか日本赤軍とか。
 基本的に私は「たかが音楽」と思ってるのは割と最近書いたが、それでも音楽をポリティックなもので汚さないでほしいと昔から思ってる。どういう風に利用されてるかは、左だけではなく右そして宗教と例がいっぱいあるでしょ(「ナントカを称える歌」とかさ)。どういう場であれ、そういう直接的な内容の曲を私は聴きたくない。なんせ「標題音楽」にさえ疑問を呈してる人なんで。

 でまあPANTAや頭脳警察だけど、「コミック雑誌なんていらない」という曲は誰かのカバーで聴いたことがあり、少し興味はあった。
 バンドは、鈴木匠(G)、中谷宏道(B)、CHERRY(Dr)、中山努(Key)という構成で、ドラムは元リンドバーグらしい。(プロフェッショナルな楽器プレイヤーとしての)腕はそりゃいい方じゃないが、こういうロックの場合はあんまり関係ない。
 聴いた感想だが、私にはあんまりピンと来なかった。特に重信某だかの詞に曲をつけての弾き語りは前述した理由でやめていただきたい。あれでやんなっちゃった面もある。
 ロックな楽曲には悪くないと思ったのもあったけど、仮に、今後1000円のライブに行くかといわれたら、行かない。それが彼の音楽の価値に対する私の評価だ。
 よっぽどすぐそこ(歩いて行けたりするところ)でやるなら行ってもいいけど。ライブはチケット代だけでは済まず、(往復時間や心理的なものも含めて)付帯するいろんな負担があるからね。

 しかしながら、私自身は聴かないが、PANTAに関しては、(WEBで軽く調べても)多くのファンがいるようで、それだけのものを与える続けることのできる人なのだろう。これはPANTA本人が音楽で食っていけてるのかどうかとは関係ない話だ。その政治的なスタンスが30年前と基本的には変わらないっていうのも評価できるといえば評価できる。

PS
 政治的な主張とかはあくまで文章とかでやって欲しいんだけどなあ・・・。
 でも音楽(歌)が誕生した瞬間からそういう「誰それを称える歌」とかは常に付いてまわって来てるのかもしれないですね。
 

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