バンドとかやってる人には超有名な「デジレコ」というフリーの小冊子があるんだけど、その後ろの方に紹介されてるデジレコ主催の打ち込み系イベント。2500円とバカ高くてどうしようかなあと逡巡したんだけど、出演する鬼面さんに行くといった手前、しょうがなく参戦w。(鬼面さんにはその一週間ほど前にソロの音源を手渡してもらった。HP→http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=pgbank
 行ってみるとVJも付いてるしビデオ撮影もあるしで、まあしょうがないのかなって感じ。ドリンクも300円と安いし。
 出演は、Eria Light、naotronica、香音、PALETTE、seascape、RealCOMA、Tungsten fatman。鬼面さんのバンドはトリで一番最後のやつ(http://pksp.jp/fatman/)。
 まあ打ち込み系ってのは、トラックはそこそこ作り込めるから、バンドとして問題になる部分はクリアした段階から始めれるみたいね(往々にしてドラムがネックとなるんだけど、打ち込んじまえば解決だ)。だから、「何をどうやってどう見せるか」っていう重要な部分によりコミットできる。見る方としてはコンセプトがあって面白かったりする。
 一方、単にドラムが見つからないだけ、みたいなユニットもある。それじゃあ打ち込みの意味は半減しちゃうだろう。
 ってことで、まず、「ライブ」ではなく「セラピー」と称する香音(http://www5c.biglobe.ne.jp/~kanonweb/)はまだそんなにいいとは思わなかったけど、よくやってるなあという印象。ボーカルがもう一息。曲も構成ももう一歩脱皮したい。結構萌えるものはあるんだが、ギャルバンってどうしてこう気持ちの悪い追っかけがいっぱいいるんだろうねえ。(ドキドキシェイクにもいます)
 RealCOMA(http://realcoma.com/)は身内がいっぱい来ててあんまりいい印象じゃなったが、1曲いいと思ったのがあって、後で音源聴いてみたら全体的に悪くなかった。
 Tungsten fatmanは、なんかハード過ぎてこういうのわからないりませんw。本人たちは反省点いっぱいのライブだったらしいけど、鬼面さんのベースはやっぱりぶっちゃけ飛びぬけてた。すごいわやっぱり。弾き姿や存在感もそうだけど、聞いてて面白いもん。
 このバンドはドラムが課題(今現在はサポート)。でも同年のいいボーカルとめぐり合ったかもしれない。しばらくやってみるといいと思う。

PS1
 編集長に聞いたらデジレコって6万部出てるんだって。でも結構探すときある。Rナントカみたいな感じ。

PS2
 俺だったら、あくまで生楽器のゆれるテンポに打ち込んだものを合わせるようにしたいな。どうやるかはまだ難しいものがあるけど。
 
PS3
 鬼面さん、あのルックスで、近くで見るとすごい澄んだ吸い込まれるような目に、透き通った結構細い声なんですよ。手は女性らしいし、なんかものすごく「タダモノでない感」が漂ってました。
 

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