ティーンズで全国まで行ったスーパービーバーは、それまでの他のバンドとあきらかに音が違ってたと思う。ドラムが強力かつタイトで、ボーカルもまあまあかな。曲はなんだかピンとこなかったけど。
 CHANGEは構成や雰囲気が青・SHINGOに似た感じのバンドで、力は十分にありそう。特にドラムはなかなか。曲はなんだかこなれてない感じもあったけど面白かった。
 ぱくゆう氏は前述した。安定してるよね。
 アコギインストの人がいて、「戦場のメリークリスマス」を素敵にやってて「おー」と思ったんだけど、なんでもプロのやってるやつでタブ譜もあるんだって? なーんだ。(無知でスマソ)

 あとのバンドは省略。てか、実はハイビスカスの出番がどのへんかわからなくて、前半から後ろに座って聴いてたのよ。そしたらもう嫌んなっちゃってさ。
 どこの誰とは言わないけど、ファッションみたいな感覚で上っ面だけでやってるのが多すぎるよ!
 クラシックの演奏家みたいな超絶テクがあればそれだけでも聴けるけど、ここでのははるかに低レベルであって、低レベルであればあるほど、そいつ(ら)の信念、生き方、人間性といったものから直裁に出てきてぴったり一致してるもんじゃないと、ビビッと来ないよ。もともとロックってそういうもんだったはずだろ(特にパンクは)。 だからこそ若さや腕に関係なくできるはずだよ? バンドによってはそれはまだ熟成中、という段階であるのかもしれないけど、少なくともその片鱗や兆しは見せてくれないと。
 バンド(特に楽器)だと勘違いしやすいのに対して、アコースティック系で歌ってる人は勝負するものが少なく、そのあたりはわかるだろう。俺自身、以前は弾き語りはあんまり面白くないと思っていた口だが、去年からいろいろ見て、なんとなくわかってきた。

 まあいずれにせよ、もちっとマジメにやって欲しい。創造的な活動ってのは、大なり小なり「命を削るように」やるもんだと思うよ。
 苦しいのは当たり前であって、俺は音楽やってハッピーという奴は絶対に信用しない(もちろんハッピーな瞬間は少なからずあるだろうけど)。椎名林檎なんて歌ってたって普段だって、ぜんぜん幸福そうには見えないじゃん(実際はどうか知らんけどさ)。そして音楽に限らずそんな感じの芸術家は「古今東西枚挙に暇がない」でしょ? 物理的な貧困、精神病、神経症、そして最悪自殺する奴も結構いるし。
 まあそこまでのレベルの話じゃぜんぜんないかもしれないけどさ、そういう考えもあるってことで。
 もちろんあくまで趣味、気分転換ストレス解消目的でやるってのもちっとも悪いわけじゃない。人が見に行きたくなるかどうかはまた別な話として。

PS
 よく引き合いに出す三原重夫氏も似たようなこと書いてましたな。(2005.11.2参照くだされ)
 あと書き忘れたけど、トサカヘッドのカーネルサンダースってなかなかいい曲じゃなかった?
 

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