信望厚い顧問のO野先生が足柄を離れるということで、最後だからきっと盛り上がるだろうし、もうこういうのはめったに見れないということで、その卒業ライブに足を運んでみた。足柄出身のプロも顔を出すという噂もあったし。
 昼過ぎに着き、OBバンドタイムは最後の方だけ見たんだが、安定したドラムを叩いている人がいて、ああこりゃアマチュアじゃないなあと思ったら、やっぱり藍坊主のドラマー(渡辺氏)だった。まあ私は20歳位のとき、当時新進気鋭なんてもんじゃない村上ポンタ秀一とかあのクラスのドラマーを某所で毎週のように目の前で見てましたもんで、この程度ではさっぱり驚きません。渡辺氏の師匠?の小森啓資も何回か見たことがあって私の好きなドラマーの一人なんだけど、まあぜんぜんタイプが違いますな。
 このバンドでは、O野先生がいいベース弾いてるのにもちょっと感心したかな。
 午後の現役バンドは数も多かったので、簡単に書くと、まず、あるバンドは(あの夏に健闘した)野球部の誰かをボーカルにしてたんだけど、その懐の深さはいいよね。これにさらに吹奏部とかも交えて、乱交ライブになるともっといい。県立平沼などは吹奏はおろかオーケストラやら合唱やらダンス系やらの部活から人呼んできて、フロントに立たせたりしてます。
 まあ全体にOBも現役もレベルの高い、雰囲気のいいバンドばっかりだったんで、もうよしとしましょうか(実は忘れてしまったとも言う)。こういう場合、よく知られた曲をやってるコピーバンドはかえって印象が強くて有利ですね(いったい何に有利なんだか?)。このライブではHYとかGOGOとかあったかな。
 あと、現役の1年2年も頑張ってたよなあ。使える先輩を毎日見てればそりゃ上手くもなる罠。3年では、前にも書いた女キーボード、男のドラム、小柄でなで肩の男ギターが目に付いた。
 武井さんが新しいTACOMAのギターを使って座って演奏するを見たのは初めてだったと思う。でもあんまり印象がない(笑)。いや、それはギターの音に関しての話で、演奏は素晴らしく充実してた。こんなに安心してじっーと見てられたのは初めてだった気がする。
 最後の顧問バンド。ドラムの先生、最後はバテバテのようでお疲れ様でした。あと川崎北の先生がいいキーボードを弾いてたのが印象に残っている。
 それにゲストが続々あって、前から見たいもんだと思っていたプロのベーシスト/コンポーザーでやっている工藤氏(http://big-bang.main.jp/)が登場したので嬉しかった。さすがにフレーズ、出音、存在感、すべてが違ってました。
(ちなみに工藤氏がフェイバリットに挙げてる「天野清継」氏は、私の妹の(音楽を本格的にやってた頃の)盟友だそうです)
 
 最後は感動的なフィナーレでね、いいものを見せてもらいましたよ。O野先生をはじめ、すべてのみなさんにありがとうといいたいです。そしてお疲れ様でした。
 
 
 
 このライブの数日後、出演されてた方にご不幸があったようで、それを後で聞き、私も悲しかったです。
ご冥福をお祈りします。   (2006.8.9記)
 

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