かつて山下洋輔をはじめて見たとき、確かに「口をあんぐり」そして「ギャハハ」というものがありました。(筒井康隆もそのようなことを書いてたはずです)
 ハイビスカスは、もちろんそこまではいかないですが、ニヤケ笑いが止まらないってのはあります。私の娘がライブでの客の表情を観察したことがありまして、みんなそうだって言ってました。
 カタルシス、ってのも確かにあります。ティーンズのバンドとしては初めて聴いた大人の客からの書き込みが珍しく多く、内容も「聴いててすごい気持ちがよかった」「ぶっ飛んだ」というものです。(しかし、奴ら無愛想なのでその後はあんまりありませんw)
 そういったところが私らの応援する理由のひとつです。

 それにしても、三原氏のお言葉、

「カミナリに打たれた奴」は、何があっても続ける。
それは、幸福か?それは知らない。仕方がない。という部類に入る。

ゆえに、これもまた「バカなら良い。」という話ではない。

完全に「参った!」という時、人は笑う。強烈なカタルシスである。
ロックとは、そこではなかったか。ロックでなくても良い。なんだって良い。


 まあ付け加えることはありませんが、ほとんど芸術家の領域の話ですね。
 一方、客としてどうかと考えたとき、やっぱりそういものにのみに対価(お金)を払うってのが本来正しいのではと思われます。昔の芸術家のパトロンもそうだったのではないかと。(もちろん2流3流をサポートしていたパトロンもいたしそれも必要かもしれませんけど)。
 

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