ドラムが「スリリング」という言い方をしたけど、まあとにかくプロのクラッシュなりフィルなりはドカンと来るものだが、もちろん最初から最後までそういうのを入れっぱなしということはなく、来ないかと思ったら来る、来るかと思えば来ないからスリリングなわけだ。普通のパターン叩いててもドラマーのレベルってのはわかるから、ほとんど来なくてもスリリングに感じる場合もある。あの青山純みたいに一曲を通してオカズをまったく入れなくても。
 そして実際には、ドラムがスリリングなことを入れるのではなく、フロントがやる方が効果的な場合も多い。ごく最近(2006年7月)、伝説のドラマーで、現在は売れっ子ドラムテックの三原重夫氏は自身のBBSでhttp://www.interq.or.jp/drums/mihara/)、「ドラムのシンプルは、実は、非常に「多彩」なのである。」と指摘している。
 氏のサイトは出色なのでぜひお読みいただきたい。特にリズムセクションをやってる方におすすめする。 確かチャットモンチーなんかも三原氏がドラムの面倒を見てるはずだ。

PS
「有名なジャズの管楽器のリーダーバンドのライブで、そのリーダーがいかにもこれから吹き出しそうに楽器をいじくったりカウントしたりするのだが、吹き出すふりをしてはやめ、その繰り返しで一向に吹かない。そのうち一曲終わってしまったが、見ていた観客は「これぞジャズ」と大変な感銘を受けたという。」
という話に似てる気がします。
 

コメント

Fuzztoon
Fuzztoon
2006年7月25日14:18

速攻ブクマしますた>リンク先

家所伊右衛門
家所伊右衛門
2006年7月26日16:05

お久しぶりですw

家所伊右衛門
家所伊右衛門
2006年7月26日19:23

氏のサイトはお気に入りの若いミュージシャンにだけ教えてたりしたんですが、中国であまりに暇で暇で、ついに書いてしまいました。

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