16日を先に書いてしまったので、17日付けで12日のことを書くことにする。
 この日は横浜のドヤ街で行われる寿町フリーコンサートを見に行った。昔から東南アジア南米などのエスニック系のバンドや、日本人ならアングラ風というかいまどき流行らない昔のロックというか、そんな感じの連中が多く出演しているようだ。
 もう20年も前、俺の妹のフィリピン人のダンナのバンドが出演したことがあって、ちらっと見たんだけど、必ずしも誰もが安心して見れる感じではなかった。(酔っ払って無茶苦茶やるヤシが必ず出てくるんだよな)
 しかし、今回見たらお洒落な若者も結構外から見に来てるようで、雰囲気はだいぶ変わった気がする。

 気になったのだけ書くと、まずは寿。これはちと長くなるので明日に回そう。
 次は金尾義郎バンド with 酒井泰三(探したけどHPはなさそう)。ベースとギター二人がめっちゃ強力なバンドで、いろいろやってたけどファンク系の曲がすごく気に入った。酒井氏のギターは轟音すぎw。寿もそうだけど、もうちょいドラムがガツンと来ればいいと思った。
 最後は友部正人。この人は若いときは絶賛する人が多かったようだが、中年以降賛否両論が激しい。簡単に言えば歌詞を大切にする昔のフォークなんだけど、俺にとってもここのオーディエンスにとってもちょっと繊細すぎだよ。歌詞は日常の一部を切り取るのはいいと思うんだけど(つーかそれよりやりようはないが)、できるだけそれを普遍的なものまで高めていかないとね。実際は不可能と思うが、いつの時代のどこの国の誰もがいいと思ってくれるのが理想だろう。
 まあその繊細さや感受性がいい方に出ると、あの矢野顕子がカバーした名曲、「愛について」が生まれるわけだけど。俺、矢野顕子の出前コンサートでのこの曲をテレビで見て、涙が止まらなかったもん。(俺も涙もろくなったもんだ)
 この曲は多くのサイトで言及されている。皆さんもぜひ1回聴いてみることをオススメします。
 

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