奏で人 その1

2005年6月12日
 私が絶対の自信を持ってオススメする高校生バンド、ハイビスカスが、日本工学院主催の「奏で人」という高校生大会に出るというので、ちょっくら見てきた。この大会は、娘が昨年「体験手伝い」をさせてもらい、なかなか面白かったと言っていたものだ。
 場所は蒲田で、これは西東京予選だったのかな? 会場に入ったら、なかなかよさげなバンドが演奏していたのだが、これが後にいろんな大会やコンテストで活躍することになる、川崎北高校のアントニオだった。このバンドについてはまた触れることもあるだろう。
 さてハイビスカスだが、やはりその後大会やらでずっと演奏することになる「人気者」のロング(ライブ)バージョンの初演だった。中間部によく知られたノリのよいテーマを挟んで長くしたものだが、なんとこのときのベースはピック弾きだった!(その後この曲では一度も見たことがない) 演奏は圧倒的なパワーはあったものの、ちょっと荒かった。
 で、「あんまり大会向きじゃないなあ」と思ったので、演奏後にそう感想を伝えると、「いや俺達ライブ演りに来てるだけですから」とばっさり言われてしまった。なんか説教されたような感じもあったが、本当にそうだ罠と思った。結果は気にせずそういう考えでエントリーするやり方もあるだろう。やりたいようにやるのが一番だ。
 でもねえ、このバンドは大会にせよ箱ライブにせよ、他のバンドの演奏を真ん中からちょっと後ろの位置で、皆で並んでじーっと聴いてるんだよね(気に入るとちょっと前に出てくるw)。これはたぶん高校1年のときからライブハウスに出てて、まわりが怖そうな大人ばかりなので仲間で固まっていたというのがあるんだろう。いいろことを盗もうという意図もあるはずで、聞いてる姿も真剣そのものだ。
 で、俺が話し掛けたり帰ろうとすると、やっぱり皆で並ぶんだよ。運動部の部活みたい(笑
 ポリシーがあって素直な彼ら、これは伸びると思った。
 
 
PS
 しかしながら、彼らの他のバンドを鋭い目で(往々にして腕を組んで)並んでじっと見てる姿は、高校生だけの大会やライブでは結構威圧感があって、みんな怖がってたようです。
 

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