東京ジャズ祭の続き

2003年9月26日
 去年はなんかよくわからないものだったけど、今年はテーマ(ワールドミュージック??)もぴったりはまってすごくよかった。

 特に感じたのは、どのバンドもリズムセクションがよくてビートが決まってること(さすがに日本人だとちょっと弱い感じのところもあったが)。

 スピーチにしても結構楽曲も演奏もよくて聴けるし、ジョシュアレッドマンのバンドはキーボードが左手でベースパートを弾いてて時々変なところもあったけど、いいグルーブを出してた。
 日本人ではやっぱりトガシキ祐一+坂井紅介が図抜けてて、あれなら世界のどこ出しても大丈夫。

 あとは17歳のジャズピアニスト松永貴志、これはいい。伸びると思う。
 寺井尚子は、なんか曲調がいつも同じに聞こえるが、それは放映する曲としてそういうのを選んでるからだろう。
 ああ忘れちゃいけない前田憲男大先生、アバンギャルドなピアノでおおーと思った。
 
 ハービーハンコックはいつものキャリントンじゃなくてクリスチャンマクブライド、ジャック・デジョネットというメンバー。
 デジョネットなんて首回りなんか硬くて、どこぞの爺さんが叩いてるように見える。
 タムやシンバル、オラシオと違ってあんなにいらんだろうに。なんかタムを叩き違えてごまかしてるところがあったぞ。
 でも、結構気迫で迫る人なんだね。すごくよかった。

 これがチャカカーンのバックもやったんだけど、マクブライドがいきなりエレキベースを持ってファンクや16ビートをやりだしたんだけど、さすがにすごいグルーブだった。(特にドラムのスネアは強力!)
 「チュニジアの夜」をやってたんだが、これはチャカのカバーは非常に有名らしい。某プロドラマーの評によれば、急造のためボーカルとトリオがうねるようにはマッチしてなかったらしいが、でもいい意味での緊張感があったと思う。
 
 
PS
 ユッスーンドゥールの唄もすごい説得力でした。
 

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