久しぶりのライブ
2003年3月4日 今日は娘と横浜のMotion Blueというところでやってるライブに行ってきたんですよ。
モノは勝田一樹(Sax)バンドで、面子は浅野祥之(G)、森俊之(Kbd)、沖山優司(B)、沼沢尚(Ds)というもの。
椎名林檎のあの森俊之と沼沢尚ですから、それで娘も行く気になったようです。
感想はそうですねえ、勝田一樹に関しては、以前TVのライブ放映で見た印象と変わりません。あの伊東たけしを髣髴とさせる熱いSaxはなかなかいいですが、なんせ顔が長い! 楽曲はいいのもありますが、全体にテンポが同じで深みが今一歩といったところ。まあメンバーの演奏力があるのでちゃんと聴かせますけど。
ギターは可もなく不可もなし。なんかおっさんだけど頑張ってましたな。
ベースはイイ! ジミでこれぞベースの鑑! この人は元ジューシーフルーツで近田春夫ともやってたので見たことがあるはずなんだけど、記憶にありません。ずいぶん上手くなってるんでしょう。
でもチョッパー向きのフレーズを指弾きするのはどうでしょうか。(最後にちょっとやってましたがあんまりサマになってませんでした)
森俊之はそうですね、あれだけ弾ける人とは思いませんでした。すごく説得力があります。
でももうちょっといろいろな音色で弾けばバンド全体にもっと色がついた気がします。(娘はアコースティックのピアノで聞いてみたいと言ってました)
沼沢尚は、いろいろ意外でした。
まず手の位置が低く、スネアはちょっとリムが入ってる感じ。そう後ノリでもなかったですね。だから、音は青山純によく似ていたと思います。
それより、ああいう風に気合入りまくりのシンバルをぶっ叩けるドラマーって実は少ないんですよ。そう、一撃するたびに、キター━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━!! って感じなんです。
私の知ってる限りでは吉田和夫の一時期が凄かったですが、一流ドラマーでも本当に充実した旬の時期でないとできません。すぐに瞬発力が落ちて、ちょっとだらっとした叩き方になってしまいます(もちろんそれでもタイミング的には問題ないんですけど)。
もし沼沢氏がこの数年ああいう風に叩けているとしたら凄いことです。やっぱりあれだけいろいろなところで呼ばれているということは、他のドラマーより微妙に充実しているということなんでしょうね。
あと、ときどき首を横に振って叩いてますが、あれはノリのうねりを長くするために昔練習したんでしょう。
どういうことかというと、たとえばよくアマドラマーでピコピコ頭が上下する人がいますが、あれはよくない。ノリの一周期は長ければ長いほどいいのです。
昔、村上秀一が松岡直也と始めて音を合わせたとき(多分高中正義のTAKANAKA)、「君は何小節を一拍と捉えられるかい?」と聞かれたそうです。答えに窮していると、「僕は1コーラスが一拍なんだよ」とのたまわったそうで、実際やってるとその通りで心底驚いたという話があります。
ドラムなら首をゆっくり横に振って「一サイクル」を長くとる(これは真矢もやってました)。ギターやベースなら腰をただ回転させるんじゃなくて倍の8の字に動かす。動かすところがなければ呼吸を工夫する(まさにボーカルはそうやってますね。ポンタも呼吸法から教えるそうです)。
そんな話を娘としてました。
PS
娘の印象も私とほとんど同じでした。
本当は未成年はダメだったようなんですけど、年齢を14→16に詐称して強引に入りますた。
モノは勝田一樹(Sax)バンドで、面子は浅野祥之(G)、森俊之(Kbd)、沖山優司(B)、沼沢尚(Ds)というもの。
椎名林檎のあの森俊之と沼沢尚ですから、それで娘も行く気になったようです。
感想はそうですねえ、勝田一樹に関しては、以前TVのライブ放映で見た印象と変わりません。あの伊東たけしを髣髴とさせる熱いSaxはなかなかいいですが、なんせ顔が長い! 楽曲はいいのもありますが、全体にテンポが同じで深みが今一歩といったところ。まあメンバーの演奏力があるのでちゃんと聴かせますけど。
ギターは可もなく不可もなし。なんかおっさんだけど頑張ってましたな。
ベースはイイ! ジミでこれぞベースの鑑! この人は元ジューシーフルーツで近田春夫ともやってたので見たことがあるはずなんだけど、記憶にありません。ずいぶん上手くなってるんでしょう。
でもチョッパー向きのフレーズを指弾きするのはどうでしょうか。(最後にちょっとやってましたがあんまりサマになってませんでした)
森俊之はそうですね、あれだけ弾ける人とは思いませんでした。すごく説得力があります。
でももうちょっといろいろな音色で弾けばバンド全体にもっと色がついた気がします。(娘はアコースティックのピアノで聞いてみたいと言ってました)
沼沢尚は、いろいろ意外でした。
まず手の位置が低く、スネアはちょっとリムが入ってる感じ。そう後ノリでもなかったですね。だから、音は青山純によく似ていたと思います。
それより、ああいう風に気合入りまくりのシンバルをぶっ叩けるドラマーって実は少ないんですよ。そう、一撃するたびに、キター━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━━!! って感じなんです。
私の知ってる限りでは吉田和夫の一時期が凄かったですが、一流ドラマーでも本当に充実した旬の時期でないとできません。すぐに瞬発力が落ちて、ちょっとだらっとした叩き方になってしまいます(もちろんそれでもタイミング的には問題ないんですけど)。
もし沼沢氏がこの数年ああいう風に叩けているとしたら凄いことです。やっぱりあれだけいろいろなところで呼ばれているということは、他のドラマーより微妙に充実しているということなんでしょうね。
あと、ときどき首を横に振って叩いてますが、あれはノリのうねりを長くするために昔練習したんでしょう。
どういうことかというと、たとえばよくアマドラマーでピコピコ頭が上下する人がいますが、あれはよくない。ノリの一周期は長ければ長いほどいいのです。
昔、村上秀一が松岡直也と始めて音を合わせたとき(多分高中正義のTAKANAKA)、「君は何小節を一拍と捉えられるかい?」と聞かれたそうです。答えに窮していると、「僕は1コーラスが一拍なんだよ」とのたまわったそうで、実際やってるとその通りで心底驚いたという話があります。
ドラムなら首をゆっくり横に振って「一サイクル」を長くとる(これは真矢もやってました)。ギターやベースなら腰をただ回転させるんじゃなくて倍の8の字に動かす。動かすところがなければ呼吸を工夫する(まさにボーカルはそうやってますね。ポンタも呼吸法から教えるそうです)。
そんな話を娘としてました。
PS
娘の印象も私とほとんど同じでした。
本当は未成年はダメだったようなんですけど、年齢を14→16に詐称して強引に入りますた。
コメント