あまりにもヒマなので、またまたテレビネタを。
 
 
 FOXチャンネルの「バフィー」、新シリーズは結構意外な展開を見せいてるが、昨日やっていたやつでは結構重要な人物が死んでしまった。
 当然バフィーは悲しむわけだが、なかなか見かけない演出がされていた。

 こういうあまりの出来事に出くわすと、人間誰しも「これは悪夢だ」と半分本気で思い、望ましい状況をあたかも現実のように一瞬のうちに妄想する。
 もしそういう経験がない方は、実に幸せであることを自覚すべきである。
(別にそういう経験が人間に絶対必要とは思わないし、ないにこしたことはないはず)

 それはともかく、そういう妄想を見事に示していた。そして全篇沈黙が支配し、おそらくこれくらいセリフや音楽が入っていないドラマ(の回)も珍しいだろう。しかも一時間番組が決して長くない。とても日本ではできない演出のような気がした。
 バフィーの製作裏話というのも少し前にやっていたが、プロデューサーをはじめチームの本気度は、なかなかのものである。
 
 
 次いで、ストレンジラックというのが最近始まったのだが、これはある意味掟破りである。
 小説でもなんでもそうだが、話を進めるのには、ある程度「偶然」を取り入れなければとてもやっていけない。
 実際には現実の方がよっぽど「不思議な偶然の一致」があると思うが、フィクションとしてはそのあたりの勘所が難しい。リアリティに欠けるような場合も結構見かける。

 ところが、このストレンジラックでは、その名の通り、「必ず不思議な偶然を巻き起こす」男が主人公なのである。
 これは楽だ。いや楽じゃない。話の筋が見え見えなその上で、もう一ひねり利かさなければならないからね。
 今のところそう破綻してないが、ちょっとギャグというかユーモアに流れすぎるような傾向が気になる。
 字幕であるのもながら族の俺にとっては痛いところ。
 
 
PS
 私の場合は妄想というよりは、夢に繰り返し繰り返し繰り返し出てきます。目が覚めた時の落胆(というか絶望感)といったら・・・。
 

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