小さな箱の中で(カレイドスコープ)
2003年1月27日コメント (3) 娘にカーステレオのカートリッジを持っていかれているので、やむなく車中用として大昔のカセットを引っ張り出した家所です。
いくつかレア物があるんですが、この週末は「コルゲンバンド」を聴いてました。知ってる人はかなりのマニアです。
日本のフュージョンなんですが、かつてそれがブームになる直前、ジャズ系の人が新しい可能性を求めてエネルギー溢れる演奏をしていたもののひとつです。
キーボードの故鈴木宏昌氏がリーダーで、すぐ後にザ・プレイヤーズと改名し、タモリの「今夜は最高」でも準レギュラーとして演奏していたので、見た人も多いのではないかと思います。(鈴木氏のあだ名がコルゲンでした。海のトリトンなどの音楽も手がけたらしいです)
メンバーは結構流動的で、後年はサックスに中村誠一や、村上秀一と高水健司のリズム隊になったこともあるらしいです。
私が好んで聞いているのは、サックス山口真文、ギター松木恒秀、ベース岡沢 章、ドラム渡嘉敷祐一というもの。これは本当にすごいです。
特に、名曲中の名曲「小さな箱の中で」を演奏したスタジオライブをエアチェックしてあるんですが、改めて信じられないものを聴いた気がしました。
伝説的なフュージョンバンドとして、たとえばKYLYNとかがありますけれども、音楽の原点、つまりエモーションを揺さぶるという点では、荒いかもしれませんが、こちらの方が相当上です。
特にこの「小さな箱の中で」は後に「カレイドスコープ」と改名され、ビッグバンドとかでスタンダード的に演奏されたことがあるとも聞きましたが、最近はどうなのか知りません。しかし、埋もれてしまうにはあまりに惜しい名曲です。
プレイヤーズはライブアルバム(The Players Live)も出してます。www.bb-world.net/cdreview01.html の評によれば、
「なんと言ってもKaleidoScope。スローなベースライン,SAXの甘いメロディで始まる。一度キメを入れてからちょっとアップテンポなSAXユニゾンでの第2テーマ。ベース,ギター,ローズのユニゾンのキメをバックにSAXソロを出だしにして攻撃的なギターソロ。圧巻の盛り上がり。岡沢・渡嘉敷の正確なリズム。プレイヤーズを知らない方はこのアルバムを是非一度。最高の一枚。 」
私のはそれよりかなり前のスタジオライブでして、確かにそんな感じではありますが、「岡沢・渡嘉敷の正確なリズム」っていうのは言葉足らずですね。とにかく気合入りまくりで文字通り「燃えて」ます。(死語
このプレイヤーズのメンツ、今も現役のミュージシャンで、それぞれ腕や経験値も上がってますが、おそらく今聴いても「俺たちあんな若くてこんな演奏してたんだ」と改めて感じ入るたぐいのものだと思います。
いくつかレア物があるんですが、この週末は「コルゲンバンド」を聴いてました。知ってる人はかなりのマニアです。
日本のフュージョンなんですが、かつてそれがブームになる直前、ジャズ系の人が新しい可能性を求めてエネルギー溢れる演奏をしていたもののひとつです。
キーボードの故鈴木宏昌氏がリーダーで、すぐ後にザ・プレイヤーズと改名し、タモリの「今夜は最高」でも準レギュラーとして演奏していたので、見た人も多いのではないかと思います。(鈴木氏のあだ名がコルゲンでした。海のトリトンなどの音楽も手がけたらしいです)
メンバーは結構流動的で、後年はサックスに中村誠一や、村上秀一と高水健司のリズム隊になったこともあるらしいです。
私が好んで聞いているのは、サックス山口真文、ギター松木恒秀、ベース岡沢 章、ドラム渡嘉敷祐一というもの。これは本当にすごいです。
特に、名曲中の名曲「小さな箱の中で」を演奏したスタジオライブをエアチェックしてあるんですが、改めて信じられないものを聴いた気がしました。
伝説的なフュージョンバンドとして、たとえばKYLYNとかがありますけれども、音楽の原点、つまりエモーションを揺さぶるという点では、荒いかもしれませんが、こちらの方が相当上です。
特にこの「小さな箱の中で」は後に「カレイドスコープ」と改名され、ビッグバンドとかでスタンダード的に演奏されたことがあるとも聞きましたが、最近はどうなのか知りません。しかし、埋もれてしまうにはあまりに惜しい名曲です。
プレイヤーズはライブアルバム(The Players Live)も出してます。www.bb-world.net/cdreview01.html の評によれば、
「なんと言ってもKaleidoScope。スローなベースライン,SAXの甘いメロディで始まる。一度キメを入れてからちょっとアップテンポなSAXユニゾンでの第2テーマ。ベース,ギター,ローズのユニゾンのキメをバックにSAXソロを出だしにして攻撃的なギターソロ。圧巻の盛り上がり。岡沢・渡嘉敷の正確なリズム。プレイヤーズを知らない方はこのアルバムを是非一度。最高の一枚。 」
私のはそれよりかなり前のスタジオライブでして、確かにそんな感じではありますが、「岡沢・渡嘉敷の正確なリズム」っていうのは言葉足らずですね。とにかく気合入りまくりで文字通り「燃えて」ます。(死語
このプレイヤーズのメンツ、今も現役のミュージシャンで、それぞれ腕や経験値も上がってますが、おそらく今聴いても「俺たちあんな若くてこんな演奏してたんだ」と改めて感じ入るたぐいのものだと思います。
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