皆さん、卒論の提出ということで頑張っておられますな。
 で、自分はどうだったのかと振り返ってみようとしていたんですが、思い出せません。

 そりゃそうだった。そういうものを書いたことがなかったんですよわたしゃ。

 工学部は、「論文」というよりも卒業「研究」でして、それを一人でやるというのはむしろ珍しいです。私の場合は2人でした。

 思い出す限りにおいては、確か年末、私が論文の下書きメモを作ったはずです。(それは間違いなく新聞に挟まっている広告の裏面でした)
 正月明け、相棒に「後はヨロシク」といってその殴り書きメモを渡し、半月の北海道旅行に出かけました。(もちろんカップルで)

 2月の声を聞いて久しぶりに研究室に顔を出したら、さすがに相棒は憮然としてましたね。
 それを無視して発表に望んだんですが、東大から新しくやってきたナカグチ教授が「その研究にはどういう意味があるのかね?」と質問してきやがりました。
 つーか、自分でもよくわかっているので閉口しますた。それを言っちゃあおしめーよ!!

 その日以来、研究室に行ったこともなければ、研究室の仲間&先生方とも顔を合わせたこともありませんでした。

 私には高校大学と一緒だった同級生がいて、そいつと相棒はS洋電機に入社しました。
 卒業して10年近くたった頃、その同級生に「オレの相棒はどうしてる?」と聞いたことがあります。

 いまだに烈火のごとく怒っているとのことでした。
 
 
PS
 昨年20年以上ぶりに研究室を訪れてみたんですが、平均すると週に1度位しか顔を出さなかったにもかかわらず、先生が私のことをよく覚えていたのには驚きました。まあ私は研究室で唯一の卒論を書かずに卒業した稀有な人物ですからね。
 

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