宇宙戦艦ヤマト考

2002年12月16日
 夜中に宇宙戦艦ヤマトの劇場版というのをやってたんだが、こりゃどう考えたっておかしいだろ!
 
 冒頭、古代の兄が沖田司令の命令を聞かず玉砕してしまうんだが、そんなことが許されるのかい? 何百億円という税金で作られた宇宙戦艦がパーじゃねーか!

 次、イスカンダルから波動エンジンの設計図を持った宇宙船がやってくるんだが、なんで最初から放射能除去装置なりその設計図を持ってこないんだ? 
 大体、その放射能除去装置「コスモクリーナーD」って、どっかのテレビショッピングで手に入りそうなんだが・・・。

 それに、エネルギー120%充填ってなんだよ! 普通そういう設計はしないだろ。よく壊れないもんだ。

 宇宙キロって単位も聞かんなあ。
 
 
PS
 と憤慨していたら、やっぱり同じことを考える人はいるらしく、http://member.nifty.ne.jp/ten/Yamato2.htm に結構面白い考察がありました。
 さらに、http://member.nifty.ne.jp/ten/Yamato_log.htm には、出発後、なんで火星、木星、土星、冥王星と都合よく寄っていけるのかという疑問が提示されています。その通りだとするとえらく蛇行してことになるらしいです。鋭い着想です。

 傑作だったのは、どっかのBBSにあった、
「ガミラスが撮影した地球防衛軍の古代の写真が連星であるイスカンダルに漏れ、その写真を見て気に入ったスターシャが、彼を呼び寄せるために放射能除去装置を餌にした」というもの。思惑通り古代とスターシャは結ばれたわけですね。

 ところで、原作が豊田有恒だったのは始めて知りました。
 

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