かける言葉

2002年12月14日
 人が大変な時に、一体どういう言葉をかけたらよいかというのは難しいです。

 私など、何を言っても慰めや励ましにもならない気がして、黙ってしまうことが多いです。
 対面ならそれでもいいときもあるんですが、ネット上のものならアーとかウーとかいってる位しかできなくて、それじゃあ目を通してない、つまり極論すれば存在してないことと同じです。

 やっぱり何か実のあることを書かないといけないのでしょうが、アドバイスといっても全部状況などがわかってるわけじゃないし、自分のことを書いても当人にぴったり来るかどうかはとても疑問です。
 この日記サイトではそれができる方を見受けますけど、とても尊敬いたします。

 さて対面の場合ですが、私も大変であることを話すことがあります。
 それは昨日も書いた夢分析の場でして、たとえば交通事故を起こしてしまったことなどを(見た夢との関係で)話すわけなんですが、さすがに一声かけてくれることもあります(あくまで例です。私はまだ無事故っす)。

 話している方は感情的にも混乱してパニくってますから、基本的に何を言われても違和感はあります。そういうものでしょう?
 でも、あとで会話を思い出したときに、なるほどと思えてすごく落ち着ける、つまり一番言って欲しかった言葉を言ってくれてるんですよこれが。

 間違いなくそれは反射的に出てきている言葉なんですが、一体どういう人なんだろうと思うことしきりであります。
 
 
PS
 創元社「プロカウンセラーの聞く技術」(東山紘久)はかなり売れているそうですが、さすがになるほどと思わせます。
 

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