イカ天バンドの紹介

2002年10月2日
 ホイ兄弟にガンを飛ばして襲われた家所です。大丈夫、傷は浅いです。

 鯖さんがイカ天マニアだということがわかって狂喜しております。
 まさかNEW DAYS NEWZの名前をここで見るとは思いませんでした。最初にイカ天の名前でやったライブでの彼らの演奏はなかなか印象的でして、私もちょっとだけCDとか探したです。
 あのときでは、他には寿とかTHE NEWSのパフォーマンスがよかったでしたかね。(両方ともまだやってます)

 さて、今日はイカ天出身の知られざる名バンドのCDを2つ紹介したいと思います。
 
1.セメントミキサーズ「笑う身体」
 セメントミキサーズは出てきたとき、「フライングキッズを大人にしたような」と評した審査員がいましたが、確かにそんな感じかもしれません。
 ギター2人(オジサン)が中心です。
 茂木功氏はその後「渋さ知らズ」でも弾いてましたので、それなりのものを持ってたんでしょう。(ただし、私もそのライブを見たことがあるんですが、全然光っておらず、やっぱりそこまでっていう感じだったかも)。
 もう一人の鈴木常吉氏はその後「つれれこ社中」。これは知りませんが、ある程度は名が出たようです。
 
 で、その演奏ですが、いいです。
 特にベースの増田俊行。当時17歳だったそうですが、スゴイです。
(イカ天に出たとき、萩原健太が「ベース、むちゃくちゃ上手くない?」と発言したその瞬間、吉田健が「最高!」と叫んだのを思い出します)
 ファンク系のベースなんですが、たとえば一曲目の「どのつらさげて」。テナーサックスソロに入って、ベースパターン自体はほとんど変わらないんですが、極めてごく一部の微妙なリズム割のチェンジでいきなり全体が色っぽくなるんですよ。すごい才能を感じさせます。
 曲も不思議な感じでよろしいッス。歌詞も妙に深い、と思ったら大部分を長谷川集平が書いてました。なるほど。
 このアルバム、専門家や業界筋には結構有名です。

2.突撃ダンスホール「メリーゴーランド」
 ずっと探していて、数日前に手に入れたCDです。
 演奏はほぼ素人ですが、楽曲は見るべきものがあります。
 イカ天では「オレンジ色の風」が絶賛されてましたが、私は「メリーゴーランド」の方がずっといいと思います。いやほんと名曲なんですよ(他には妙な曲なんですが「一番星」なんかが好きです)。
 でも、演奏自体はイカ天番組での収録の方がずっとよかったかな。CDではちょっとパワーが感じられないかも。

 この傾向はよく見られまして、たとえばフライングキッズの超名曲「幸せであるように」。
 これは番組の生本番ライブ(ごく初期にはイカ天キングの演奏は生本番ライブだったのです)に止めを刺します。娘も「この曲が世界で一番好きだ」と言っていた時期がありまして、やっぱり同意見でした。
 ボーカルの浜崎貴司本人は「頭真っ白で何も覚えていない」と言ってるようですが。
 
 
PS
 8月の末に、KICK THE CAN CREWのメンバーであるMCUが浜崎貴司をヴォーカルにフィーチャーして「幸せであるように」を発売したらしいです。このカバーはどうなんですかね。
 
 
>牧野 葵さん
 受験も大変かとは思いますが、いい結果が出ることをお祈りしています。
 

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

日記内を検索