放送大学試験攻略法

2002年7月28日

　まず、5分ほど遅れて入るのがポイント。できれば前の扉から入って、後ろの空いている席に向うんだが、その際に最初の2問の解答を数人分チェックする。（欲張って3問にすると訳がわからなくなるので注意）
　座る席も、そのたたずまいから出来の良さそうな人がまわりに埋まっている席をチョイス。

　今日は2科目あったんだが、最初の方は5人分くらいの答案が見えますた。
　もうひとつは、右隣のオッサンしか見えず大丈夫かなと思ったが、出来が良くてラッキー。ところが、そいつ全10問あるのに最後のページがあると気づかずに、全6問だと勘違いしてやんの。まさか教えてあげるわけにもいかないしねえ。
　結局、何の疑問ももたずにそそくさと提出して出て行きましたが、何と申し上げたらよいか。

　あと、時間より早めに出て行こうとするときが結構見えるね。今日は1問それで最後に直しますた。

　今日のは持込不可のやつだったけど、1時間かけてテキストを2/3ほど読んでおいたので、まあ7割は実力で出来ているはず。（もともと下地のある分野なので）

　問題は、たとえばあることについてA、B、Cというふうにいくつかの説明がテキストでしてある場合で、これがなぜか「そのあることはBである」というふうな設問になってることが多いわけ。
　これで間違っているか正しいかを判断するんだが、少なくとも間違ってはいないし、だからといってBだけとはいえないので困ってしまう。
　「そのあることはBであるし、またそれだけではない」と書いてあれば無条件に正しいんだが・・・（世の中にそれ「だけ」ってことはほとんどないからね）。

　放送を聴いていれば、A、B、Cのうちどれが最も重要かはわかるんだろうと思うし、あるいはテキストをよく読めばそのニュアンスもわかるのかもしれないが、A、B、Cの順番自体よく覚えていないくらいなので、残念ながら無理ぽ。

　ところでオレが言うのもなんだが（これぞ説教強盗）、こんな試験でその科目をマスターできているかどうか調べるなんて愚の骨頂だわな。これは放送大学に限ったことではないが、やっぱり日本の大学ってちょっとおかしい。仮にも最高学府なのに。

　オレだったら、たとえば各章に参考文献が載っているんだが、その章本文とまた違った見地で書かれている参考文献（の該当章）を読ませ、どのように違うのか、それについてどう考えるかを小論で書かせるね。
　
　でもそんなことになったら、オレの場合、興味ない章は苦痛でしょうがないので、即ギブアップすると思われます。
　
　
>きゃおるさん
　了解っス。ついでに録画したテープ、送りましょうか？
　