900STと7506

2002年5月15日
 娘に奪われてたCDとヘッドフォンが返ってきたので、久しぶりに音楽を聞いております。
 
 大昔、オーディオが少しブームになった時期があって、私もずっとハマってる口なのだが、ちょっと疑問に思ってるのは、最近の若い人は、はたして十分イイ音で聞いているんだろうか、ということである。
 
 まあ、最近の録音はミニコンポを意識した音作りになっていて、スタジオには確認用のラジカセまで置いてあるらしい。
 それはそれで悪いとも思わないが、装置によって、これまで聞こえてこなかった音が聞こえる、っていうのは結構あることで、そうなると、それまで聞いてた音楽を聞き直したくなったりする。

 実際にはそれほど音量を上げられる環境は少ないと思われ、やむをえずヘッドホンで、って人も多いことだろう。私もそうである。
 現実にヘッドホンでミキシングしてる現場はライブを除いて無いし(やっぱりスピーカーで聞いてナンボだから)、本来のステレオ音場にもならないけど、しょうがない。

 ということで、本来、一番好きなヘッドホンはソニー・ミュージック・エンターテイメントのプロ向けMDR-CD 900ST。日本のスタジオ現場ではほとんどコレが使われていて、写真や動画でもよく見かける。

 私の知ってる限りでは、こんなに解像度がよくて使いやすい(あんまり大事に扱わないから)ヘッドホンはない。2chなんかでは、リスニング向きではない、聞いてて疲れるなどと結構叩かれてるけど、個人的にはそうは思わないんだけど・・・。
 そういえば、以前、スポーツ番組の解説をやらされたときに使ったマイク付きのヘッドホン、あれも半端じゃないクリアな音してたな。メーカーとか型番は覚えてないのが残念。(ソニーではなかった。テクニクスかパナソニックだったような気がする)

 しかし、900STは実は娘に取られていて、今使っているのはその外国版のMDR-7506。これは音はずいぶん甘くなっているのだが、久しぶりに聞くとやっぱりなかなかいい。
 まだエージング不足でキンキン気味だが、音の粒立ち、立ち上がりはアイワのHP−A100どころではない。(でも、値段と聞きやすさを考えるとアイワに軍配が上がるかも)

 ということで、娘に貸していた、ジッタリンジン、セメントミキサーズ、フライングキッズ、たまといったイカ天初期にデビューしたバンドのCDを聞いております。
 本当はこれらについてウンチクを述べる予定だったんですが、また後日ということで。
 
 
PS
 新宿ネオン管嬢の難問ですが、普通に考えれば2と5ということになるんでしょうが、正解は「新宿ネオン管は釈由美子似の美人である」ってことでどうすか。いつも素敵な日記を楽しませてていただいてますので、お世辞(になるのか?)込みってことで。
 ところで、釈由美子ってバカどころかすごく鋭いという噂も聞きますな。
 

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