日記の醍醐味

2002年5月6日
 マンボウさんがとても印象的な日記を書いてくれたのを受け、常々考えていたことを書いてみようと思う。

 いつぞやも触れたが、別にプロでもなんでもない方でも、個人的な深い経験を書き綴ってくれると、これは大変な説得力のあるものになる。
 結論だけを述べれば、そこに不特定多数の日記を読む醍醐味があるし、私がダボハゼの如く、無節操にお気に入りを増やしてきた理由でもある。

 そんな日記をいくつか例として紹介しよう。いずれも今年、3月以降のものである。

 まず、これは日記にはもったいないと思ったのが、凛音(リオ)さんの「人生の岐路―親友・S―」。プロらしく簡潔にまとめられているが、1冊の本にもなり得るくらいのものである。
 ロゼカラーさんの「不純な動機」。大変印象的な青春の思い出が綴られている。
 MICHIYOさんの「育児放棄されてるKくん」。とても考えさせられる内容で、痛く胸に迫る。
 政二さんの「ブラザーコンプレックス考」。別に私が彼らの昔の姿を知っているわけではないが、成長が伺えて嬉しい一文である。

 他にもたくさんあるだろうが、いずれも珠玉の名作だと思う。

 そして、これまであえて書かなかったが、ワタクシ実は看護婦マニアである。
 といってもフェチではなく(と思う)、江川晴氏の著作を読んで以来、とても関心を寄せている方々であって、生と死に日常的に触れざるを得ない彼女らの日記の視点は、信じられないほど腰が据わっているし、詳しくは書かないものの、心を動かさざれるを得ない体験を間違いなくしているはずである。

 人のばかり紹介していないで、明日(というか小一時間後に)は極めて珍しく、自分のエピソードを書いてみようと思う。

 
PS
 本文と関係ありませんが、ワタクシ、子供の足の裏を揉んでおります。
 チチローがイチローにしてやっていたという話を聞いて、小三くらいの時から毎日寝る前にしてあげていましたが、お互い、とてもいいもんです。オススメですよ。
 棒ではなく指でやってあげてください。また、熱があったり疲れているときは避けるのは当然です。
 

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