今月の原稿が終わりまして、ウハウハ(死語)の家所です。でも相当疲れております。

 昨日の続きです。
 要するに大学の受験勉強なんて、費やす時間は少なければ少ないほどいいワケです。あんまりくだらないことに頭使ってるとバカになります(by我が中一娘)。
 ぜひ効率的な勉強をしていただいて、その分、不純異性交際に励んでください。
 
 具体的には、中の下といった都立高校レベルから、塾や予備校にまったく行くことなしに、半年間一日2時間の勉強で東京近郊の国公立大学に合格する、というものです。
 本当の勉強は大学以降にあります。私の場合、その2時間の勉強が苦痛で苦痛でしょうがありませんで、「大学に入ったら決して勉強しない」と固く決意してその通りにしてしまいました。これは完全な失敗でして、現在に至るまで大変に苦労しております。ここんとこ、よーくお考えください。
 ところで、これはマジネタでして、進行中の資格・試験本の一部でもあります。ただ、今日は導入部ですので、実はあまり読む必要はありません。

「勝負師に徹せよ! 人と違うことをやれ!」
 どうしてあなたがた、ひとつひとつの学校の試験に一喜一憂するんですか? 関係ないじゃないですか。要は一発勝負でぎりぎり合格すればいいんでしょ? 私なんか、返ってきた自分の答案を全部廊下に張り出してましたよ。これは受け取りを拒否して理不尽な受験制度に対する抵抗の姿勢を示すという意味があったんですけど。(やっぱり問題になってたらしい)

 現在は関係ありません。目的を達するにはどうすればいいか、それだけを考えればいいんです。あなたがたのような出来の悪い高校生は(私もそうでしたが)、人と同じことをやっていてはダメです。自分だけの武器を見つけましょう。

 私の場合は、驚異的な視力を生かしたカンニングでした。全盛期には通路を挟んで2人目までの回答がハッキリ見えたものです。
 これを実際にやるには伏線が必要です。
 授業中、落ち着きのない子っているでしょ。きょろきょろしたり、いたずら書きをしてたり、あらぬ方向を向いてニヤニヤ笑ってたり。私はまさにそういう奴でして、回答用紙が配られる前にそれを試験官にアピールしておきます。そうすれば多少大胆に見回したって咎められません。オドオド見るとかえってヤバイです。

 ところで、娘が親譲りでして、授業をまるっきり聞いてないように見えるんですね。ところが、実際はまわりの子が質問しに来るほどよく理解してます。
 最近、ノートを見せてもらってその秘密がわかりました。スミに書かれたメモや絵からすると、どうも先生の話を聞いて、妄想を膨らませているようなんですね。頭の中でストーリーなんかも自分で組み立ててリアルに想像してるらしいです。
 そう、おわかりですね。「エピソード記憶」になってるから忘れにくいんです。これは記憶術に関してひとつのヒントになるはずです。
 
 さて、話が脱線しましたが、斜め前を合わせて、都合6人がかりで問題を解きますからね、まあ大抵は何とかなります。
 でも、本番での数学は困りました。みんな出来が悪くて正解を出していそうな奴がいないんです。よっぽど、移動した先生を探すふり、または虫を追っ払うふりをして、後ろの机に座っている奴らの回答をごっそり見る、っていう荒技を出そうかと思いましたが、自重しました。
 しょうがないから自分で解きましたよ、ええ。モチロン全問正解でした。それにしてもまったくムダなことをさせるもんです。

 もうおわかりのように、ある程度自分でナントカする力をつけた上で、確認のためにカンニングする、っているのが私のやり方です。試験時間も有効に使えます。
 これは大学に入ると非常に重宝します。私は学科で1、2を争う劣等生でしたが、ペーパーはトップクラスで皆に不思議がられました。
 そりゃそうですよ。まわりの正解らしきものを全部集めて書いてるんですから。
 
 それでは、明日はどうやってある程度の実力をつけるか、です。(ひっぱってごめんなさい)

PS
実際にカンニングを行っていかなることになっても責任は負えませんので、そこんとこヨロシク。
 

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