男子ハーフパイプ。
「表彰には目もくれず、各国大多数の選手が次々に会場を去っていった。」なんて読売新聞にまで書かれる始末。
いったん疑いを持つと、清水選手のスタート前の製氷タイムまで怪しく思えてくる。
(2chには、ウォザースプーンの転倒は氷の下に設置された電磁石の効果だ、なんて書きこみがありました)

しかしですね。まあしょうがないんですよ。そういうもんなんです。私も国体なんかでずいぶん経験しました。

要するに、結果(記録)自体は、それくらいの価値しかないんですよ。本来どうでもいいもんなんです。皆、過大評価しすぎです。
選手はお互いによくわかってます。本当に大事なのはプロセスってこと。真の勝者は誰かってこと。
よく言うじゃないですか。スタート前に結果は決まってるって。

もし、主な選手の準備のすべてをあらかじめ知ることができるなら、競技本番自体は見る必要すらありません。でもそれができないから、本番のパフォーマンスから逆に、それまでの努力に思いをはせるんです。

一方、国だとか競技団体は、マスコミも含めて、結果しか頭にありません。お金がからんでいることもあり、難しい問題になっています。

だけど、あえてもう一度言いましょう。スポーツは、結果に価値がないからこそ、その努力は非常に貴重なのであります。それも、かなり(てゆーか完全に)自己満足、競技者同士しかわからない世界なんです。
見るスポーツに興味を抱けるのは、少しでもそういうものに共感できる人だけです。
 
ホームタウン・ディシジョンは厳然としてあります。特に、平均点は高くても特徴のないパフォーマンスはその餌食となりやすい。
里谷選手はその点、持ち前のスピードでタイム点を有無をいわせずもぎ取っていきました。たまたま結果は銅メダルでしたが、それとは関係なく、そのコンセプトは高く評価できますし、走り自体も迫力を感じさせるのです。
 
 
 
清水選手、ちょっと動きが重そう。
でもいろいろあってかえって燃えるかも。

堀井選手はですね・・・。スタート前、硬そうでしたね。緊張しやすいタイプと見ました。こういう選手は、何か心に頼るもの、絶対的に信頼できるものを持たなくてはいけません。(宗教でもトレーニング理論でもなんでもいいんです)
ちょっとメンタル面での考え方に不備があったことも考えられます。(スポーツ心理学者、ついてなかったのかな?)
あくまで憶測です。まだ1000mもありますし。


大会4連覇がかかるリュージュの大選手、どうなったかしらん。
 
 

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