自分を知る、と称してユング派の夢分析を受けております。

外から見れば「カウンセリングに行ってる」つーことになるんでしょうが、自分では立ち直る意志がないので、まあ暇つぶしですな（値段も極安だったし）。
それにしても夢は難しいっス。特に自分の夢は。それでも思い当たることが多々あるのは事実で、要はそれが自分に与える効果がどうかってこと（ユングは「作用」といっておりますな）。残念ながら無意識からの重要な指摘も「ふーん。それで？」ちゅう感じなので、分析の人もそろそろヒーウイルスローヒズスプーン。

実はねえ、ここ夢日記にしようかとも思ったんだけど、まあ他人の夢ほどつまらないものはないからね（漱石さんや色川武大ならともかく）。
でも、ほかならぬスミカさんの夢、ちょっと考えてみたでござる。（以下、人生の大先輩調にて）
1．
繰り返し見る夢は、夢の源泉である「無意識（の要望）」と「意識的な現実」に接点がないことを示すのでござる。つまり、そのギャップが解消されない限り、何回も見ることになるのじゃ。まあ、文字通り「盲点」をついてくるからの、意識化することはなかなか難しいのじゃ。拙者の場合、こういう夢　yasai.2ch.net/test/read.cgi/middle/1009307141　を繰り返し見ては飛び起きておった。
この夢じゃが、女性性を育てる夢じゃな。万物を受け入れ、慈しみ、育てる。そういう部分があるってことじゃ。本来は愛情深いお人なのではないかな？
字面だけ見る限り、ほのぼのとした夢じゃ（本人の印象を聞いてみたいところじゃが）。自分を守り、移動する空間はかわいらしい赤いマーチで十分のようじゃな。買い物に行き、抱っこしながらご飯をどうするか聞いておる。まさに日常生活の幸せってやつかのう。うらやましいのう。
子供は自分の中の未熟な部分で、発展可能性といわれておる。そんなかわいい女の子をたいへん女性（母親）らしく扱い、育てようとしておる。非常に女性的な夢じゃ。
今すぐは手を出せるテーマではないのかも知れんが、赤ん坊ではなくて3歳児ということもポイントじゃ。ある程度育っておるし話もできるでの。いずれそんな日も近いんじゃろう。それまで大切に夢を味わってくれい。

2．
シチュエーションの実家と中年男の連想や印象がないので、よくわからないのう。電話の前ちゅうのも意味深じゃ（おそらく何か伝え、伝えられるということなんじゃろう。それも直接的ではなく。ひょっとするとこういうネット上のコミュニケーションを意味しておるのかも）。
前の夢とつながりがあって、自分の中の未熟なものを育てるには何が大切か、ということがテーマかのう。「空白みたいな一見無駄な時間」はまさに無駄ではないぞ。自分で言わせておるじゃろうが。あせることはありませんぞ。
（スミカさん自身の育ち方を言いたいのかもしれんが、こういう見方もありじゃろう）

3．
続きで見る夢は、一見つながりが無くても同じテーマが流れていることが多いものじゃ。ワシも去年は気づいて驚きの連続じゃった。この夢にもガキが出てくるのう。
夢で出てくる登場人物は全部自分の分身の可能性がある。田代まさしのトークは面白くなくてガキにも受けんようじゃな。オチがついた田代まさしはスミカさんの自分自身のイメージかのう。ステージ、まさに見られる空間でもあるのう。
警備員やスタッフか。ちょっと乖離気味かのう。クールに見ている部分があるようじゃ。悪いことである気はせんが、よくわからん。エネルギーか何かが足りないのか、オレンジジュースでも飲むのはよいアイデアじゃが、結構量が必要なんじゃろう。

ごゆるりと養生なされい。

（ちょっと尻つぼみでスマソ。拙者腹が痛くて今日は一日寝ていたもので・・・。どうも飲みすぎのようでござる。
ご自分のイメージと違っていたら教えていただきたいでござる）